基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Course	英語科教科教育法Ⅲ（外国語学部用）／TEACHING METHODS IN ENGLISH LANGUAGE III
開講所属 ／Course Offered by	大学免許／
ターム・学期 ／Term・Semester	2022年度／2022 Academic Year　　秋学期／FALL SEMESTER
曜限 ／Day, Period	木1／Thu 1
開講区分 ／semester offered	秋学期／Fall
単位数 ／Credits	2.0
学年 ／Year	3,4
主担当教員 ／Main Instructor	羽山　恵

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
羽山　恵	英語学科／ENGLISH

授業の目的・内容 ／Course Objectives	学習到達目標に基づいた指導計画・授業の組み方についてさらに理解を深め、領域統合型言語活動・文法指導とその評価についての知識と技能を深めるとともに授業観察、指導案の作成、模擬授業の実践、講評などによって授業実践力の基礎を身につける。
授業の形式・方法と履修上の注意 ／Teaching method and Attention the course	主に高等学校の英語教育について扱う。テキストとして現行の検定教科書（1社分、1年生用）を使用する。教科書を語彙、文法、4技能5領域、コミュニケーション活動、内容等に即して分析し、教科書を用いながら高校生の英語能力向上のために教師がすべきことを学ぶ。 優れた授業実践の見学をし（DVD視聴を含む）、可能な状況であれば教育提携をしている草加市内の学校を訪れ、特別授業を実践させて頂くなどし、授業実践力を磨いていきたい。
事前・事後学修の内容 ／Before After Study	事前学修：学習指導要領、検定教科書の内容を理解する。学習教材の収集や学習指導案作成を行う。教科書として、高等学校の検定教科書を使用する。その教科書を用いながら、予め与えられる課題の準備をすることが事前学修となる。かける時間は2〜3時間程度が望ましい。 事後学修：授業で学習した指導方法や理論を復習する。模擬授業をふり返って自己評価と学習指導案の改善を行う。かける時間は1〜2時間程度が望ましい。
テキスト1 ／Textbooks1	書籍名 ／Title 学習指導要領（小学校・中学校・高等学校）（最新版） 著者 ／Author name 文部科学省 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other （購入は不要）
テキスト2 ／Textbooks2	書籍名 ／Title 小学校学習指導要領解説 外国語活動・外国語編（最新版） 著者 ／Author name 文部科学省 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other （購入は不要）
テキスト3 ／Textbooks3	書籍名 ／Title 学習指導要領解説 外国語編（中学校・高等学校）（最新版） 著者 ／Author name 文部科学省 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other （購入は不要）
参考文献等1 ／References1	書籍名/ｻｲﾄ名 ／Title 英語で教える英語の授業－その進め方・考え方 著者 ／Author name 望月正道他著 出版社/URL ／Publisher 大修館書店 ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
参考文献等2 ／References2	書籍名/ｻｲﾄ名 ／Title 著者 ／Author name 出版社/URL ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
参考文献等3 ／References3	書籍名/ｻｲﾄ名 ／Title 著者 ／Author name 出版社/URL ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
評価方法 ／Evaluation	指導案（２０％）、模擬授業（４０％）、自己評価エッセイ（２０％）、課題レポート（２０％）
関連科目 ／Related Subjects	すでに「英語科教科教育法I」、「英語科教科教育法II」を受講し、引き続き「英語科教科教育法IV」を受講することが望ましい。
備考 ／Notes	テキストとして購入を予定している検定教科書を入手できるようになるのは5月以降となる。初回授業ではまだ必要ではない。授業開始後、購入についての指示をする。
到達目標 ／Learning Goal	Ｉで学習した理論や知識を基に、複数の領域を統合した言語活動の指導、各領域を支える文法の指導及びそれらの評価について基本的な知識と技能を身につけ、実践できる。また教材やICTの活用方法や英語による授業展開について理解する。

回 ／Time	授業計画（主題の設定） ／Class schedule	授業の内容 ／Contents of class	事前・事後学修の内容 ／Before After Study
1	オリエンテーション	講義概要や授業計画について説明する。教科教育の意義について考える。
2	中学校及び高校の授業 　ビデオによる観察と討論	現職教員による中学校及び高校授業を観察し、授業の手順や展開について討論する。
3	領域統合型の言語活動の指導：２技能の統合とインタラクション	複数（２技能）の領域を統合した言語活動の指導について理解し，授業指導に生かす方法を考える。
4	領域統合型の言語活動の指導：３技能以上の統合と協働学習	複数（３技能以上）の領域を統合した言語活動の指導と協働学習について理解し，授業指導に生かす方法を考える。
5	文法に関する指導：PPPによる指導	PPPによる文法指導について理解し，授業指導に生かす方法を考える。
6	文法に関する指導：コミュニケーション・タスクによる指導	コミュニケーション・タスクによる文法指導について理解し、授業指導に生かす方法を考える。
7	教材研究・ICT等の活用と指導	教材及びＩＣＴの活用について理解し，授業指導に生かす方法を考える。
8	英語で行うインタラクションと授業指導での活用	英語でのインタラクションについて理解し，授業指導に生かす方法を考える。
9	高等学校の学習到達目標に基づく授業の組み立てと指導案作成	高校の学習到達目標に基づく各学年・各科目の年間指導計画，単元計画， 各時間の指導計画及び授業の組み立て方について理解し，学習指導案の作成方法を知る。
10	模擬授業と振り返り グループ１（２技能を統合した言語活動）	２技能を統合した言語活動を取り出した模擬授業を実施し、振り返りを行い授業改善の方法を考える。
11	模擬授業と振り返り グループ２（３技能以上を統合した言語活動）	３技能以上を統合した言語活動を取り出した模擬授業を実施し、振り返りを行い授業改善の方法を考える。
12	模擬授業と振り返り グループ３（PPPによる文法指導）	PPPによる文法指導を取り出した模擬授業を実施し、振り返りを行い授業改善の方法を考える。
13	模擬授業と振り返り グループ４（コミュニケーション・タスクによる文法指導）	コミュニケーション・タスクによる文法指導を取り出した模擬授業を実施し、振り返りを行い授業改善の方法を考える。
14	模擬授業と振り返り グループ５（ICTを活用した活動）	ICTを活用した活動を取り出した模擬授業を実施し、振り返りを行い授業改善の方法を考える。