基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Course	情報サービス演習（前半）／PRACTICAL SEMINAR OF REFERENCE AND INFORMATION SERVICES
開講所属 ／Course Offered by	大学免許／
ターム・学期 ／Term・Semester	2022年度／2022 Academic Year　　春学期／SPRING SEMESTER
曜限 ／Day, Period	水4／Wed 4
開講区分 ／semester offered	春学期／Spring
単位数 ／Credits	1.0
学年 ／Year	3,4
主担当教員 ／Main Instructor	髙田　淳子

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
髙田　淳子	経営学科／MANAGEMENT

授業の目的・内容 ／Course Objectives	【授業の目的】 利用者の情報要求を把握し、適切な情報提供ができるよう、レファレンスサービス及び発信型情報サービスの実践的能力を身につける。 【授業の内容】 レファレンスサービスの具体的な方法、レファレンスブック（参考図書）・インターネット情報・データベース等の情報源の活用について、事例を参考にしながら解説する。具体的な課題に取り組み、自らの調べものの役に立つ検索方法も把握できるようにすすめる。多様な情報源を複合的に組み合わせて適切な回答を見出し、的確に伝えられるよう演習を行う。 情報サービス演習（前半）では、情報検索とレファレンスサービスの基本を中心に学ぶ。
授業の形式・方法と履修上の注意 ／Teaching method and Attention the course	【授業の形式】 ・パソコン教室での対面授業 ※当授業は対面授業で行う。ライブ配信・録画配信は行わない。 ※授業資料の配布は紙媒体のプリント配布ではなく、manabaを活用して授業資料はPDFで、レポート課題のためのフォームはWord等で配布する。授業資料でリンクを設定している項目は授業資料からWebにアクセスすることができる。 【授業の方法】 ・対面でのグループワークは行わないが、受講生から提出されるレポートを相互に情報共有できるようmanabaを活用したり、適宜編集して授業参考資料としてとりいれる。 ・課題（レポート等）のフィードバックについては、授業時にコメントする。直接コメントできない場合はmanabaを活用する。 ・メールでの質問にはメールで回答する。 【履修上の注意点】 ・授業時に配布する授業資料をUSB等に保存できるよう準備をしてください。 ・教室以外の場所でもmanabaやWebにアクセスできるよう準備をしてください。 ・SSL-VPN接続の準備をしてください。　 　※SSL-VPN接続の利用方法　https://www.dokkyo.ac.jp/research/support_center/support/ssl-vpn.html
事前・事後学修の内容 ／Before After Study	授業前に授業当日の授業内容を確認し、前回授業資料を読み返しておく。（1時間程度） 授業後に授業で紹介するインターネット情報源は実際にアクセスして概要を確認し、紙媒体のレファレンスブックや参考文献は図書館等で直接見て、知識と理解を深めるようにする。（1時間程度） 日々身近な大学図書館や公共図書館を直接利用し、各図書館のホームページのコンテンツをよく見て、各図書館の情報サービスのよい点や課題について考察するようにする。獨協大学図書館で利用できる電子ジャーナル・電子書籍・データベースやコンテンツは来館による直接利用だけではなく、Webを活用して非来館型サービスの利用方法にも習熟するようにする。 ※図書館の直接的な利用については制限される場合もありますが、図書の内容等をOPACや書店のサイト等で確認することができます。Webを活用した情報検索やオンラインデータベースの活用に習熟する機会と捉えてスキルアップしましょう。
テキスト1 ／Textbooks1	書籍名 ／Title 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other テキストは特に指定しない。 ※授業資料は紙媒体の配布ではなく、授業時にmanabaを活用して配布します。
テキスト2 ／Textbooks2	書籍名 ／Title 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
テキスト3 ／Textbooks3	書籍名 ／Title 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
参考文献等1 ／References1	書籍名/ｻｲﾄ名 ／Title 著者 ／Author name 出版社/URL ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other 授業時に適宜紹介する。
参考文献等2 ／References2	書籍名/ｻｲﾄ名 ／Title 著者 ／Author name 出版社/URL ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
参考文献等3 ／References3	書籍名/ｻｲﾄ名 ／Title 著者 ／Author name 出版社/URL ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
評価方法 ／Evaluation	授業への参加度（30％）　演習レポート（30％）　期末レポート（40％） ※評価の前提として、出席は全授業回数の3分の2以上とします。（出席10回以上） ※毎回演習があり各課題（レポート）の提出を必須とします。 ※第1回授業ガイダンスに必ず出席してください。
関連科目 ／Related Subjects
備考 ／Notes
到達目標 ／Learning Goal	レファレンス・ワークの実践を通じて、レファレンス・インタビューにおける利用者との適切なコミュニケーション、利用者の要望把握、利用者の求めに応じた資料や情報の提供、および課題解決のための企画提案等ができるようにする。

回 ／Time	授業計画（主題の設定） ／Class schedule	授業の内容 ／Contents of class	事前・事後学修の内容 ／Before After Study
1	ガイダンス、レファレンスサービスとは	授業の概要ついて把握する。 情報サービス及びレファレンスサービスの定義と内容を理解する。
2	情報サービスの設計と評価	レファレンスサービスを含む情報サービスの種類について把握する。それを踏まえて情報サービスの設計と評価の実際を理解する。
3	レファレンスプロセスとインタビュー	利用者の質問にはじまり図書館員の回答にいたるレファレンスサービスの処理過程を理解する。レファレンスインタビューの実際について、利用者と図書館員の双方の視点から考察する。
4	レファレンス質問・回答・記録	レファレンスカウンターでの利用者との質問と回答を想定しながら、レファレンスサービスの処理過程をレファレンス事例として記録する方法を把握する。
5	レファレンス事例集	レファレンス事例集から参考事例を検索し、多様なレファレンス事例があることを理解する。
6	レファレンスサービスと情報源	レファレンス質問に回答するために必要な情報源の種類とレファレンスコレクションの整備について理解する。
7	インターネット情報検索の基本	レファレンス質問に回答するために必要なインターネット情報検索の基本を、効率的な方法や注意点を中心に把握する。
8	インターネット情報検索の実際	さまざまな図書館OPACには違いがあることを認識し、検索する時の注意点を理解する。 レファレンス質問に回答する時に活用できるWebサイトを把握する。
9	レファレンスブック：百科事典、専門事典	紙媒体のレファレンスブックの種類と活用について理解する。関連するオンラインデータベースの活用について把握する。
10	レファレンスブックの検索	OPACやインターネット情報源を活用して紙媒体のレファレンスブックを検索し、内容を把握する方法について学ぶ。
11	レファレンスブックの活用	レファレンスブックに関する知識を深め多様なレファレンスブックがあることを把握し、活用の方法について学ぶ。
12	レファレンスサービスの案内：企画	これまでの授業で学んだ知識や演習をもとに、公共図書館で利用者に提供する紙媒体のレファレンスサービスの案内を企画する。
13	レファレンスサービスの案内：作成	第12回授業の企画をもとに、紙媒体のレファレンスサービスの案内の配布原稿をWord等で作成する。また、口頭での発表を想定した発表原稿を準備する。
14	レファレンスサービスの案内：発表と評価	受講生たちが作成したレファレンスサービスの案内について情報共有し、利用者及び図書館員の視点から評価を考察する。