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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
韓国特殊研究(日韓比較地域史論)/SPECIAL TOPICS ON KOREA: COMPARATIVE REGIONAL HISTORY OF JAPAN AND KOREA
開講所属
/Course Offered by
国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES
ターム・学期
/Term・Semester
2022年度/2022 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
火4/Tue 4
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
小宮 秀陵

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
小宮 秀陵 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的・内容
/Course Objectives
本講義では、日韓の地域史を比較することで、韓国の歴史・文化を理解することを目的とする。
今回は日韓の世界史・東洋史・国史の抱える問題点を克服する手法としての東アジア史・海域史・グローバルヒストリーを扱う。
前半の8回は地域史を比較分析する前提として必要な内容を整理し、あわせて、近年東アジア、海域、グローバルなどといった用語が重要視されている背景について歴史学の立場から経緯を概観する。後半は東アジア、海域、グローバルをテーマに日韓両地域を比較することでどのような側面で歴史の理解が変わるのかを実際に見ていく。以上の学際的な学修をもとに韓国語圏の地域理解を深化させる機会としたい。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
授業は基本的に対面形式で行う。
授業の方法:講義・グループでの討論・論点の整理で進行する。具体的には事前課題をもとに重要な論点についてグループで議論し、コメントペーパーを作成する。また授業の中で内容理解の定着を図るため、随時プリントを配布する。
※講義のなかで韓国語の資料を随時配布するので、韓国語の読解能力を要求する。
※講義に関する情報は基本的にmanabaを通じて連絡するので、1回目の講義までに各自manabaを確認しておくこと。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
事前学修
テーマに関する、配布資料の熟読、わからない用語を調べてくる。(2時間)
事後学修
教員の解説の確認・再整理。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
岩波講座 世界歴史 第1巻 世界史とは何か
著者
/Author name
荒川正晴 編集委員ほか
出版社/URL
/Publisher
岩波書店
ISBN
/ISBN
9784000114110
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
なぜ歴史を学ぶのか
著者
/Author name
リン ハント(著), 長谷川 貴彦 (翻訳)
出版社/URL
/Publisher
岩波書店
ISBN
/ISBN
9784000241793
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
評価方法・項目:授業に対する積極的参加度(30%),小レポート(20%),期末レポート(50%)
・授業に対する積極的参加度は講義時間の討論などの取り組み。
・小レポートは講義後に出される課題。
・評価項目に対しては、内容の適切な把握と論点の導出を求める。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
テキスト:授業で配布するレジュメ。
到達目標
/Learning Goal
「韓国研究科目群」の他科目では触れることが難しい分野や領域にわたって韓国を研究分析し、見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 地域学と歴史学のつながり 地域学と歴史学研究のつながりについて 事後学習:講義およびプリント内容の整理
2 地域史とは何か 地域史研究の意義について 事前・事後学習:講義およびプリント内容の整理
3 比較史とは何か 比較史研究の意義について 事前・事後学習:講義およびプリント内容の整理
4 日韓の歴史学と課題―世界史・東洋史・国史の問題 現代歴史学の課題について 事前・事後学習:講義およびプリント内容の整理
5 日本の東洋史と東アジア史 東洋史と東アジア史の違いについて 事前・事後学習:講義およびプリント内容の整理
6 冷戦と東アジア史の誕生 日韓両国における東アジア史成立の国際的背景について 事前・事後学習:講義およびプリント内容の整理
7 中韓の歴史認識論争と東アジア史 冷戦崩壊後に起きた中韓の歴史認識問題解決策について 事前・事後学習:講義およびプリント内容の整理
8 日韓両国の広域史の試み 2000年以降日本と韓国で行われるようになった広域史の試みについて 事前・事後学習:講義およびプリント内容の整理
9 ユーラシア史の中の日本と韓国 日本の東部ユーラシア世界論について 事前・事後学習:講義およびプリント内容の整理
10 海域アジア世界の中の日本と韓国 日韓の海域アジア世界論について 事前・事後学習:講義およびプリント内容の整理
11 日韓両国のグローバルヒストリー グローバルヒストリーについて 事前・事後学習:講義およびプリント内容の整理
12 地球市民のための歴史とアジア グローバルヒストリーの議論形成の背景とアジア空間について 事前・事後学習:講義およびプリント内容の整理
13 地域史と比較史を考える視座 地域史と比較史を再考する 事前・事後学習:講義およびプリント内容の整理
14 まとめ―日韓の歴史学の現在と未来 これまでの講義の総整理を行い歴史学の方向性を議論する。 事前・事後学習:講義およびプリント内容の整理

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