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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
日本特殊研究(日本史研究a)/SPECIAL TOPICS ON JAPAN: HISTORY (a)
開講所属
/Course Offered by
国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES
ターム・学期
/Term・Semester
2022年度/2022 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
金2/Fri 2
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
高田 雅士

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
高田 雅士 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的・内容
/Course Objectives
テーマ:「戦争の時代」と民衆経験
アジア・太平洋戦争での日本の敗戦から70年以上が経過し、実際に戦争を体験した世代も少なくなりました。そうしたなかで、戦争に対するリアリティが社会のなかで急速に失われつつあるといわれています。この授業では、当時を生きた民衆、とりわけ女性の経験に注目することで、人びとの視点から「戦争の時代」の実像について学んでいきます。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
授業はPowerPointで作成したスライドにもとづいておこないます。
スライドは授業日の前日までにmanabaに掲載するようにします。
また、授業の冒頭では、前の授業で提出してもらったリアクション・ペーパーへのリプライをおこないます。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
期末レポートの課題を授業の半ばで示しますので、準備を進めておいてください(2時間)。また、講義のなかで、関連する文献を提示しますので、受講生は各自の関心にあわせて文献を探して読んでください(2時間)。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
特に指定しない。
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
授業内で適宜紹介します。
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
授業参加・貢献度、リアクション・ペーパーなどの平常点(30%)、期末レポート(70%)で総合的に判断します。リアクション・ペーパーは授業内容を正確に理解しているか、授業内容をふまえて自分の意見をきちんと述べているかという点を評価します。レポートは、文献の内容を正確にふまえているか、そのうえで、自分の意見を批判的にかつ論理的に叙述できているかどうかという点を評価します。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
基本的には対面での授業となりますが、同時にリアルタイムでのオンライン配信もおこないます。
到達目標
/Learning Goal
「日本研究科目群」の他科目では触れることが難しい分野や領域にわたって日本を研究分析し、見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 「戦争の時代」をみる視点 まず、授業の進め方や視点について確認し、その後、「戦争の時代」をめぐる近年の研究動向について紹介します。
2 兵士になる 男性がどのように「兵士」に仕立てられ、戦場へと送り込まれていったのかについて学びます。
3 軍隊と公娼制度 軍隊と密接に関係する公娼制度の概要と女性たちの経験について学びます。
4 満洲事変から日中戦争へ 1931年9月18日に起きた満洲事変から1937年にはじまる日中戦争までの概要について学びます。
5 戦時下の文化運動 戦時下でさまざまに展開された文化運動の展開について学びます。
6 草の根のファシズム 政府や軍部のみならず、民衆がどのように戦争を支えていたのか、その論理について学びます。
7 銃後の民衆経験 映画『この世界の片隅に』を視聴することで、銃後の民衆経験について学びます。
8 兵士を送り出した女性たち 国防婦人会の活動に焦点を当てることで、女性による戦争協力の側面について学びます。
9 アジア・太平洋戦争の開戦 1941年12月に開戦したアジア・太平洋戦争の概要について学びます。
10 戦場の女性 戦場で日本軍の被害にあったアジアの女性たちの具体像について学びます。
11 沖縄戦の実相 1945年3月からはじまった沖縄戦の実相と、戦後におけるそのとらえ返しについて学びます。
12 空襲による被害 1944年以降本格化することになった、日本本土への空襲被害について学びます。
13 敗戦と戦後処理の展開 1945年8月の日本の敗戦にいたるまでの経緯と戦後処理の展開について学びます。
14 戦後補償問題 戦後補償問題と歴史修正主義の動向について学びます。

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