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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
政治学入門(17以降)/INTRODUCTION TO POLITICAL SCIENCES
開講所属
/Course Offered by
法学部総合政策学科/LAW POLICY STUDIES
ターム・学期
/Term・Semester
2022年度/2022 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
金2/Fri 2
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
網谷 壮介

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
網谷 壮介 法律学科/LAW
授業の目的・内容
/Course Objectives
政治について友人や親と普段話すことはほとんどないし、ワイドショーで取り上げられる政治はスキャンダルばかりでうんざりする。政治はどこか縁遠く退屈だ・・・。皆さんがそう思っていたとしても当然だろう。実際、政治を「楽しむ」には、ある程度の素養が必要になる。この講義では、政治を学問として学ぶことで、テレビや新聞、ネットで取り上げられる政治の話題を「楽しむ」ための下地をつくりたい。政治に学術的にアプローチすることができれば、巷の政治談義の真価を見極められるし、なにより「私にも一言言わせてよ」という気分になるはずで、それが「楽しむ」ことにつながる。授業では、政治学の基本的な考え方を学ぶとともに、適宜関連する時事問題(ニュース)を取り上げて解説する。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
対面授業を行うとともに、それをZoomで同時配信する。授業は録画し、共有する。初回授業も同様。

テキストの購入を強く推奨する。授業のスライドは前日までにmanabaにアップロードしておくので、各自印刷して受講すること(初回授業も同様)。

かなり真剣に試験勉強をすることが求められる。毎年かなり多くの学生が受講するが、相当数の学生が不合格になっている(前年度は約25%)。ただし、試験が特段難しいというわけではない(AAは約23%、Aは約22%)。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
授業前にテキストの該当箇所に目を通しておくこと(1時間)。また授業後、テキストの該当箇所を読み、理解を深めるとともに、重要な概念や理論をノートにまとめておくこと(3時間)。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
政治学の第一歩【新版】
著者
/Author name
砂原庸介・稗田健志・多湖淳
出版社
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
2020
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
対面で期末試験を行う(100%)。

ただし、期末試験を受験するためには、11月中旬にmanaba上で行う確認テストを受験し、合格する必要がある。中間試験を受験しなかった者、中間試験で合格しなかった者は期末試験の受験資格を得ることができない。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
政治学の基礎的知識を習得し、これらについての基礎解釈ができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス 政治学とは何を学ぶ学問かを理解する。
2 政治体制 ダールのポリアーキーの議論を中心に、自由民主主義体制とは何かを自分の言葉で説明できるようにする。
3 選挙(1)制度の意味と機能 選挙制度に関して民意表出と民意集約のトレードオフの関係が存在することを理解する。
4 選挙(2)日本の選挙制度 選挙制度を比例性の観点から比較し、現在の日本の選挙制度の長短を理解する。
5 政党とイデオロギー 政党システム論、政党組織論を学び、政党が民主主義において果たす役割を理解する。
6 執政制度 議院内閣制と大統領制を中心に、執政制度の概要と制度ごとの理念について、自分の言葉で説明できるようにする。
7 中間総括 中間試験の解説を行い、選挙制度・執政制度の基本的な理解を確認する。
8 日本政治(1)55年体制 55年体制の自民党一党優位政党制と利益誘導政治を中心に、戦後の日本政治を理解する。
9 日本政治(2)平成デモクラシー 55年体制崩壊後の「平成デモクラシー」の基盤を形成した、選挙制度改革と執政制度改革について理解する。
10 ジェンダー(1)ジェンダーと政治 現在の日本に存在するジェンダー格差の状況を理解する。
11 ジェンダー(2)ジェンダー政策 経済のクォータ制や育休制度など、ジェンダー政策について自分の言葉で説明できるようにする。
12 地方自治 地方分権改革後の中央と地方の政治の状況について、コロナ禍で顕在化した問題を含めて理解する。
13 安全保障と平和 戦争と平和に関するミクロな見方として、交渉理論を理解する。
14 国際政治経済 戦争と平和に関するマクロな見方として、覇権安定論・商業的平和論・国際機関論を学ぶととともに、グローバリゼーションの政治的意味を理解する。

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