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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
法律学特講(法と生命倫理)/LEGAL SCIENCE, SPECIAL LECTURE
開講所属
/Course Offered by
法学部法律学科/LAW LAW
ターム・学期
/Term・Semester
2022年度/2022 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
水3/Wed 3
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
神馬 幸一

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
神馬 幸一 法律学科/LAW
授業の目的・内容
/Course Objectives
 「法と生命倫理(Law and Bioethics)」とは,先端的な臨床医療・医学研究に関連する様々な生命倫理的問題に対して法的な枠組みを付与することで,そのような医療・医学の現場における具体的な諸問題への理論的な解決を示唆する比較的新しい試み(起源は,1960年代のアメリカ法学)である。それは,従来型の法的問題解決に対して再検討を迫るものである。すなわち,新しい法の在り方を模索する挑戦的な領域である。
 本講義の目的は,そのような「法と生命倫理」における基本的視座の修得である。ただし,「法と生命倫理」は,学際的な領域であることから,本講義の受講に当たっては,憲法・行政法・民事法・刑事法領域において配当されている基本科目が履修済みであることが望ましい。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 原則として,教室での対面授業による講義形式を基本とする。授業期間内で実施されるレポート課題に関しては,授業内でフォードバックする。
 ただし,新型コロナウイルス感染拡大対策の関係上,学期途中で,オンデマンド方式による配信授業へ変更することもありうるので注意すること。詳細は,授業中又はmanabaを用いて連絡する。
 履修者には,各人でネット通信環境の拡充を御願いしたい。「ネット通信環境が整わなかったので,課題がこなせなかった」という類の事後的な相談は,いわゆる「成績ないし単位認定」に関する交渉として受け付けない。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
 講義では,適宜,新しい事件・判例に関しても解説するので,その概略のみの把握で満足することなく,なぜ,そのような経緯・結論に至ったのかを自分なりに調査して考えてみる習慣を身に着けること(2時間)。
 授業データを受信後は,自身で作成したメモ・ノートを参照しながら,配信されたレジュメ等の内容を補充するように努めること(2時間)。
 場合によっては,Zoomでの動画配信による対応も可能(要相談)。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
教科書を指定する場合,授業中に追って指示するので,授業中のアナウンスに注意すること。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考書を指定する場合,授業中に追って指示するので,授業中のアナウンスに注意すること。
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
レポート課題提出(100%):manabaで実施する。「授業内容を理解しているか」,「論点を的確に理解しているか」,「概念の定義・説明ができるか」,「学説・判例を説明できるか」,「論理的に記述できているか」等を評価項目とする。
回答はウェブ上で行うため,ネット通信環境が必要となる。いわゆるスマートフォンでの回答も可能であるけれども,利便性から,PC・タブレットの使用が望ましい。
関連科目
/Related Subjects
憲法,民法,刑法,行政法領域の基本科目
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
従来の開設科目では触れてこなかった法律分野について、基本かつ重要な項目を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 「法と生命倫理」とは何か? 「法と生命倫理」という分野の発展経緯を概説し,その意義を確認する。 事前予習は,特に求めない。授業後は,自身で作成したメモ・ノートを参照しながら,配布されたレジュメの内容を補充するように努めること。
2 人工妊娠中絶(1):従前の議論展開 人工妊娠中絶を巡る問題の歴史的展開を確認する。 上欄と同じ。
3 人工妊娠中絶(2):近時の議論状況 主として,フェミニズム法学の観点から,人工妊娠中絶問題を検討する。 上欄と同じ。
4 生殖補助技術(1):従前の議論展開 生殖補助技術を巡る問題の歴史的展開を確認する。 上欄と同じ。
5 生殖補助技術(2):近時の議論状況 生殖補助技術を巡る事件・判例を概説する。 上欄と同じ。
6 臓器移植医療(1):脳死 脳死に関する法的問題を概説する。 上欄と同じ。
7 臓器移植医療(2):死体移植 現行規制下の死体移植に関する法的問題を検討する。 上欄と同じ。
8 臓器移植医療(3):生体移植 現行規制下の生体移植に関する法的問題を検討する。 上欄と同じ。
9 臓器移植医療(4):臓器売買 現行規制下の臓器売買に関する法的問題を検討する。 上欄と同じ。
10 終末期医療(1):基本概念の確認 終末期医療を巡る基本概念を概説する。 上欄と同じ。
11 終末期医療(2):法的論点 終末期医療を巡る法的問題状況を概説する。 上欄と同じ。
12 終末期医療(3):海外の立法動向 終末期医療を巡る海外の立法動向を概説する。 上欄と同じ。
13 終末期医療(4):日本の判例状況 終末期医療を巡る日本での事件・判例を概説する。 上欄と同じ。
14 終末期医療(5):近時の議論状況 今後の終末期医療を巡る規制の在り方を検討する。 上欄と同じ。

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