シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
法律学特講(企業法)/LEGAL SCIENCE,SPECIAL LECTURE
開講所属
/Course Offered by
法学部法律学科/LAW LAW
ターム・学期
/Term・Semester
2022年度/2022 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
金5/Fri 5
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
松谷 秀祐

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
松谷 秀祐 法律学科/LAW
授業の目的・内容
/Course Objectives
本科目は、有価証券の代表例である手形・小切手に関するルール・制度を主たる講義対象とします。
具体的には、手形法・小切手法における諸規定、および関連する重要判例、さらには表には必ずしも表れませんが、それらの根底に存する有価証券法上、私法上の基礎理論について説明を行い、手形・小切手に関する制度の法的特色、基本的なルール・基本原理について修得することを目的とします。
なお、本科目では、手形・小切手の権利行使に関するルール・諸問題について扱うこととし、その前段階となる手形・小切手の作成・交付に関するルール・諸問題および作成・交付後の権利移転に関するルール・諸問題については、春学期開講の「手形・小切手法」の講義にて取り扱うこととします。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
授業の形式・方法としては、レジュメ中の事例問題を解いていくことで(同時に)当該テーマに関する条文・判例・学説(理論)・実務に関する解説を加えていきます。
履修上の注意としては、講義は我々教員の話すことをただ聞き流していればすぐに専門知識として身につくわけではありません。受講する諸君の側にも人の話を聴こうとする態度・努力が必要です。たまに講義に出てきてそれで全体がわかるようにはなりません。
「二兎を追う者は一兎も得ず。」という言葉もあります。まずは講義に集中するよう心がけてください。
また、講義中に座っている位置と単位の修得率とは一定の関係性がみられます。
講義はできるだけ前の方で(真ん中の通路よりも前で)受講するよう心がけてみてください。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
事前学修:教科書を読む、レジュメの事例問題を解いてくる。
事後学修:教科書を読む、レジュメの事例問題を解きなおす、講義ノートをまとめる。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
商事法講義3 支払決済法
著者
/Author name
松嶋隆弘、大久保拓也
出版社
/Publisher
中央経済社
ISBN
/ISBN
978-4502360312
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
手形小切手判例百選〔第7版〕
著者
/Author name
神田秀樹、神作裕之編
出版社/URL
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
978-4641115224
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
授業時間外の課題(単元ごとのWEBテストを予定)50%、最終試験または最終レポート50%(ただし、各要素につきそれぞれ6割以上の得点であることも単位修得のための要件とする。)
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
・授業期間中の課題の結果については、講義中またはmanaba上にて適宜フィードバックする予定でいます。
・学習時間の目安は、各回につき予習1時間、復習3時間程度です。
・試験、レポート、小テストでは、「授業内容を理解しているか」、「論点を的確に理解しているか」、「概念の定義・説明ができるか」、「学説・判例を説明できるか」、「論理的に記述できているか」等が評価項目となります。
到達目標
/Learning Goal
従来の開設科目では触れてこなかった法律分野について、基本かつ重要な項目を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 シラバスに基づく授業計画等の説明 シラバスに基づき授業計画等を説明します。 事前学習:教科書の該当箇所を読んでくる。
事後学習:教科書の該当箇所を読み直す、レジュメの事例問題を解きなおす、講義ノートをまとめる。
2 春学期の復習:手形上の権利の請求とその効果 手形上の権利の請求とその効果について学習(復習)します。 事前学習:教科書の該当箇所を読んでくる、レジュメの事例問題を解いてくる。
事後学習:教科書の該当箇所を読み直す、レジュメの事例問題を解きなおす、講義ノートをまとめる。
3 抗弁による対抗1:抗弁の意義 抗弁の種類と分類方法について学習します。 事前学習:教科書の該当箇所を読んでくる、レジュメの事例問題を解いてくる。
事後学習:教科書の該当箇所を読み直す、レジュメの事例問題を解きなおす、講義ノートをまとめる。
4 抗弁による対抗2:人的抗弁の切断 人的抗弁の切断(制限)について学習します。 事前学習:教科書の該当箇所を読んでくる、レジュメの事例問題を解いてくる。
事後学習:教科書の該当箇所を読み直す、レジュメの事例問題を解きなおす、講義ノートをまとめる。
5 抗弁による対抗3:後者の抗弁、二重無権の抗弁 後者の抗弁、二重無権の抗弁について学習します。 事前学習:教科書の該当箇所を読んでくる、レジュメの事例問題を解いてくる。
事後学習:教科書の該当箇所を読み直す、レジュメの事例問題を解きなおす、講義ノートをまとめる。
6 手形上の支払確保の制度1:手形不渡制度、手形の担保的効力と遡求制度 手形不渡制度、手形の担保的効力と遡求制度について学習します。 事前学習:教科書の該当箇所を読んでくる、レジュメの事例問題を解いてくる。
事後学習:教科書の該当箇所を読み直す、レジュメの事例問題を解きなおす、講義ノートをまとめる。
7 手形上の支払確保の制度2:手形行為独立の原則と裏書への適用、手形保証 手形行為独立の原則と裏書への適用、手形保証について学習します。 事前学習:教科書の該当箇所を読んでくる、レジュメの事例問題を解いてくる。
事後学習:教科書の該当箇所を読み直す、レジュメの事例問題を解きなおす、講義ノートをまとめる。
8 さまざまな手形の利用 手形割引、手形貸付け、白地手形、見せ手形、手形書替について学習します。 事前学習:教科書の該当箇所を読んでくる、レジュメの事例問題を解いてくる。
事後学習:教科書の該当箇所を読み直す、レジュメの事例問題を解きなおす、講義ノートをまとめる。
9 手形の喪失 公示催告と除権決定について学習します。 事前学習:教科書の該当箇所を読んでくる、レジュメの事例問題を解いてくる。
事後学習:教科書の該当箇所を読み直す、レジュメの事例問題を解きなおす、講義ノートをまとめる。
10 手形の時効 手形の時効、特に利得償還請求権について学習します。 事前学習:教科書の該当箇所を読んでくる、レジュメの事例問題を解いてくる。
事後学習:教科書の該当箇所を読み直す、レジュメの事例問題を解きなおす、講義ノートをまとめる。
11 為替手形・小切手 為替手形・小切手について学習します。 事前学習:教科書の該当箇所を読んでくる、レジュメの事例問題を解いてくる。
事後学習:教科書の該当箇所を読み直す、レジュメの事例問題を解きなおす、講義ノートをまとめる。
12 手形・小切手の電子化と新たな決済制度 電子記録債権、ファクタリング、ネッティングについて学習します。 事前学習:教科書の該当箇所を読んでくる、レジュメの事例問題を解いてくる。
事後学習:教科書の該当箇所を読み直す、レジュメの事例問題を解きなおす、講義ノートをまとめる。
13 銀行取引 銀行取引の仕組み、特に振込みの仕組みと誤振込みの問題について学習します。 事前学習:教科書の該当箇所を読んでくる、レジュメの事例問題を解いてくる。
事後学習:教科書の該当箇所を読み直す、レジュメの事例問題を解きなおす、講義ノートをまとめる。
14 新たな資金決済制度、まとめ 資金決済法における前払式支払い手段、暗号資産(仮想通貨)について学習します。「法律学特講(企業法)」のまとめとふりかえりを行います。 事前学習:教科書の該当箇所を読んでくる、レジュメの事例問題を解いてくる。
事後学習:教科書の該当箇所を読み直す、レジュメの事例問題を解きなおす、講義ノートをまとめる。

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