基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Course	会社法Ⅱ／CORPORATE LAW Ⅱ
開講所属 ／Course Offered by	法学部／LAW
ターム・学期 ／Term・Semester	2022年度／2022 Academic Year　　秋学期／FALL SEMESTER
曜限 ／Day, Period	月2／Mon 2
開講区分 ／semester offered	秋学期／Fall
単位数 ／Credits	2.0
学年 ／Year	2,3,4
主担当教員 ／Main Instructor	吉川　信將

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
吉川　信將	法律学科／LAW

授業の目的・内容 ／Course Objectives	この授業は、法学部の学位授与方針（DP）に掲げられた「法学の専門的知識並びに法的なものの考え方（リーガル・マインド）およびグローバルな思考を身に付け」ること、教育課程の編成・実施方針（CP）に掲げられた「判例・学説や諸課題等を正しく理解し、個別の事象について自らの見解を提示できるようにすること」に資するため、現代経済社会において大きな役割を果たしている「会社」の設立・権限分配・運営等を規律する会社法の基礎について学びます。 　本講義では、春学期開講の会社法Ⅰで取り上げていない株式、資金調達、計算及び組織再編の分野を論じます。 　受講生は、本講義により会社法における（主に株式会社に関する）各種の制度趣旨等を理解し、同法が企業社会において果たす役割をイメージできるようになるでしょう。
授業の形式・方法と履修上の注意 ／Teaching method and Attention the course	本講義は教室での対面による講義形式で行う予定です。小テストを行う際にレスポンを利用しますので、使用したことのない学生は事前に利用法を確認しておいてください。 　なお、新型コロナの感染状況や履修者数によってはオンラインによる授業に移行する可能性もありますので、PortⅡやmanaba等による連絡事項に注意してください。
事前・事後学修の内容 ／Before After Study	事前学修として、前回の講義内容を再確認してください（約2時間）。事後学修として、配付資料等を読み返し、知識の定着を図ってください（約2時間）。 　その他、日頃から新聞・雑誌・インターネット上の経済記事等に目を向け、株式会社制度について問題意識を持っておくと会社法の理解が促進されるでしょう。
テキスト1 ／Textbooks1	書籍名 ／Title 会社法　第2版 著者 ／Author name 中東正文=白井正和=北川徹=福島洋尚 出版社 ／Publisher 有斐閣 ISBN ／ISBN 978-4-641-15084-3 その他（任意） ／other
テキスト2 ／Textbooks2	書籍名 ／Title 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
テキスト3 ／Textbooks3	書籍名 ／Title 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
参考文献等1 ／References1	書籍名/ｻｲﾄ名 ／Title 会社法　判例40！ 著者 ／Author name 久保田安彦=船津浩司=松本暢子 出版社/URL ／Publisher 有斐閣 ISBN ／ISBN 978-4-641-13822-3 その他（任意） ／other
参考文献等2 ／References2	書籍名/ｻｲﾄ名 ／Title 著者 ／Author name 出版社/URL ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
参考文献等3 ／References3	書籍名/ｻｲﾄ名 ／Title 著者 ／Author name 出版社/URL ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
評価方法 ／Evaluation	期末試験（100％）で評価する。新型コロナの感染拡大等により、試験実施が難しくなった場合には、授業内小テストと期末レポートの組み合わせ（合計100％）もしくは期末レポート単独（100％）で判断する。
関連科目 ／Related Subjects	会社法の全体像を把握するため、春学期開講の会社法Ⅰ（担当教員は問わない）も履修することが望ましい。
備考 ／Notes	平成元年改正会社法が平成3年から施行されていますので、資料を参照する際や、条文を利用する際には注意してください。
到達目標 ／Learning Goal	会社法の基礎と重要な論点を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。

回 ／Time	授業計画（主題の設定） ／Class schedule	授業の内容 ／Contents of class	事前・事後学修の内容 ／Before After Study
1	ガイダンス、株式会社の基本的特質等	授業の進め方や履修上の注意等を確認する。株式会社の基本的特質等を確認する。
2	株式①（意義等）	株式の意義、株主の権利義務等を理解する。
3	株式②（株主平等の原則等）	株主平等の原則、利益供与の禁止等を理解する。
4	株式③（株式の内容と種類等）	株式の内容と種類等を理解する。
5	株式④（自己株式等）	自己株式、単元株式等を理解する。
6	株式⑤（株券等）	株券、株主名簿等を理解する。
7	資金調達①（意義等）	資金調達の意義と方法等を理解する。
8	資金調達②（募集株式の発行等）	募集株式の発行等の仕組み等を理解する。
9	資金調達③（募集株式の発行等の瑕疵等）	募集株式の発行等の瑕疵等を理解する。
10	資金調達④（新株予約権等）	新株予約権、社債等を理解する。
11	計算①（会計帳簿等）	会計帳簿、計算書類、決算手続等を理解する。
12	計算②（株主への分配等）	剰余金の配当等を理解する。
13	組織再編①（事業譲渡等）	事業譲渡、合併等を理解する。
14	組織再編②（会社分割等）	会社分割、株式交換、株式移転等を理解する。