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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
専門英語b(環境・資源経済学)/ENGLISH FOR SPECIFIC PURPOSES(B)
開講所属
/Course Offered by
経済学部/ECONOMICS
ターム・学期
/Term・Semester
2022年度/2022 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
火3/Tue 3
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
浜本 光紹

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
浜本 光紹 国際環境経済学科/ECONOMICS ON SUSTAINABILITY
授業の目的・内容
/Course Objectives
 環境・エネルギー問題や環境経済学・資源経済学にかかわる英語文献や英文記事を中心的題材として,現代の資源・環境問題とその対策に関して学習する。これは,経済学部国際環境経済学科CPに掲げる「英語運用能力の養成」とともに「持続可能な社会の実現を目指して,地域社会や国際社会に貢献できる実践的な人材の育成」を目的とするものである。
 この講義では,学生自身による訳出作業と事後の解説を通して内容に関する理解を深めるとともに,適宜,内容説明や要約作成なども行うことにより論理的思考力を養っていく。これは,経済学部国際環境経済学科DPに掲げる学位の裏付けとなる「能力」1および7の養成につながるものである。

授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 本講義は対面で授業を行う。なお,授業形式の都合上,ライブ配信や録画配信は行わない。
 各回の授業で用いる英文を事前にmanabaに掲示するので,受講生は単語・熟語などの下調べや下読みをしておくこと。講義では,提示した英文に関して日本語訳や要約,内容説明といった課題について受講生が解答(配布する用紙に記入)した後,解説が行われる(英和辞典を必ず持参すること)。加えて,講義中の解説を踏まえて英文の日本語訳をワードで作成して後日manabaを通して提出する。
 なお,新型コロナウイルス感染症の状況によっては,リモートで講義を実施することになる場合もある。その際は,manabaを通してその旨,アナウンスする。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
 事前学修として,教材となる英文について単語・熟語などの下調べや下読みをしておくこと(2時間)。事後学修として,講義中の解説を踏まえて英文の日本語訳を改めて作成し,ワード文書で提出すること(2時間)。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキストは使用しない。毎回,英文をmanabaを通して配布する。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
 ①各回の課題への解答を5段階の点数で評価する。課題を通して,英文の内容の理解度を確認する。②各回の講義後に提出する日本語訳について5段階の点数で評価する。これについては,英文の内容の理解度に加え,日本語表現としてのわかりやすさも評価対象となる。①を50%,②を50%という比率で各回の評価を算出したうえで,すべての回の評価の平均値を算出する。その平均値に基づいてAA,A,B,Cの4段階で成績を評価する。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
経済・経営・国際環境経済の各分野で用いられる専門英語を習得し、各分野について英語で理解を深め、専門英語を運用できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス 授業の進め方などについて説明するとともに,サンプルの英文を通してこの授業で求められる読解力について受講生に周知する。
2 英文訳出と解説(1):水資源をめぐる課題 水資源をめぐって起こりうる国際紛争について議論した英文を読み,希少資源としての水が国家間の利害とどう関係してくるのかを考える。
3 英文訳出と解説(2):水の価格付けはなぜ必要か 希少資源である水に対する価格付けが果たす役割に関する英文を読み,水資源問題の経済学的な解決策について理解する。
4 英文訳出と解説(3):オゾン・ホール オゾン・ホールに関する英文を読み,地球環境問題における科学の役割について理解する。
5 英文訳出と解説(4):オゾン層保護の取り組み オゾン層保護をめぐる動向に関する英文を読み,地球環境問題の解決に向けた国際協調のあり方について考える。
6 英文訳出と解説(5):京都議定書を考える 京都議定書の仕組みに関する英文を読み,この議定書に期待されていた地球温暖化対策としての役割について理解する。
7 英文訳出と解説(6):二酸化炭素の削減にはいくら必要か 京都議定書の下での二酸化炭素削減の費用に関する英文を読み,排出量取引の運用のあり方が削減費用にどのように影響するかを考える。
8 英文訳出と解説(7):発展途上国の排出削減をどうするか 京都議定書の下での二酸化炭素削減がもたらす長期的影響に関する英文を読み,発展途上国に対する削減の義務付けの重要性について考える。
9 英文訳出と解説(8):地球温暖化をめぐる国際枠組の行方 京都議定書の仕組みを基本とする国際枠組の問題点を論じた英文を読み,現実の国際枠組のあり方を展望する。
10 日本語要約作成:テーマ「二酸化炭素削減の費用」 これまでに取り上げた京都議定書に関する英文を題材として日本語要約の作成を実践し,まとめ方の要領を習得する。
11 英文訳出と解説(8):農薬をめぐる世論の反応 農薬をめぐる米国の一般大衆や環境保護団体の動向を論じた英文を読み,農薬使用の功罪を社会がどう受け止めてきたかを考える。
12 英文訳出と解説(9):農薬使用のリスクは? 農薬使用のリスクについて論じた英文を読み,農薬が健康にもたらしうる悪影響をどうみるべきかを考える。
13 まとめの問題(1):テーマ「農薬使用削減の費用対効果」 農薬使用削減の費用対効果に関する英文を題材に,日本語訳や要約のスキルの習熟度について,問題演習を通して確認する。
14 まとめの問題(2):テーマ「農薬使用削減の副作用」 農薬使用削減の副作用に関する英文を題材に,日本語訳や要約のスキルの習熟度について,問題演習を通して確認する。

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