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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
交流文化の世界/THE WORLD OF TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES
開講所属
/Course Offered by
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES
ターム・学期
/Term・Semester
2022年度/2022 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
水3/Wed 3
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
高橋 雄一郎

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
高橋 雄一郎 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES
授業の目的・内容
/Course Objectives
 国境を越えた人やモノの移動が活発になるなかで、従来、国や民族に固有のものと思われがちだった文化も様々に変化し、新たに創造されたりしています。これがまさに「交流文化」であり、交流文化学科の基本的な考えです。

 この授業では、そのような「交流文化」の動態について、(1) 言語(英語、プラスワン言語)、(2) ツーリズム、(3) トランスナショナル文化、(4) グローバル社会、などの視点から多角的に学ぶことを通じて、交流文化学科で学ぶ4つの専門分野に関する基本的な知識を習得することを目指します。

 また、交流文化学科の学びにおいて、語学や上記のそれぞれの専門分野は単独の領域として存在するのではなく、相互に重なり合っています。このことを意識しつつ、本授業は各教員によるオムニバス形式で行います。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
授業で紹介した文献資料や映像資料を各自参照するなど、発展的な学習が求められます。

 講義形式の授業となりますが、毎回小レポートや小テストを提出してもらうことで、できる限りインタラクティブな授業にしていきます。

 授業は、原則として「対面」にて実施します。ただし、体調不良等で来校できない受講生に考慮するために、講義の録画配信等も併用する予定です。実際の講義形式については、4月にmanabaでお伝えします。

 資料の共有や授業関係の連絡は、原則としてmanabaを通じて行います。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
 各回の授業内容を自分なりに消化し、交流文化学科での学びについての自分なりのイメージをもつこと。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
『観光のレッスン─ツーリズム・リテラシー入門』
著者
/Author name
山口誠・鈴木涼太郎・須永和博
出版社
/Publisher
新曜社
ISBN
/ISBN
9784788517066
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
『シビック・アグリカルチャー 食と農を地域にとりもどす』
著者
/Author name
トーマス・ライソン/北野収 訳
出版社/URL
/Publisher
農林統計出版、2013年
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
北野先生の授業回での参考文献です
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
『ハーバード流交渉術』
著者
/Author name
フィッシャー&ユーリー/金子宣夫・浅井和子訳
出版社/URL
/Publisher
三笠書房、1990年
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
花本先生の授業回での参考文献です
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
小レポート・テスト:100%

原則として、全ての授業回で小レポートもしくは小テストを行い、その得点率で成績評価を行う。ただし、小レポート・テストの未提出が4回以上の場合は、採点の対象外とする。
関連科目
/Related Subjects
英語の世界
交流文化概論ⅰ
交流文化概論ⅱ
交流文化概論ⅲ
備考
/Notes
参考文献:適宜、授業内に各教員から提示。
到達目標
/Learning Goal
交流文化学科における学びの入門編として、国家や民族、宗教や言語の壁を超えて交流する文化と社会を理解するために必要な知識や視点を身につけ多角的に思考できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス:交流文化の学びへようこそ 高橋:学科の学びのコンセプトや本授業の趣旨について説明をします。
2 人とことば 大澤:交流する文化と社会を構成する人間に欠かせない言語活動。 言語から人や社会に関する様々なことを考えるとはどういうことな のかということを考えます。 事前事後学習については授業内で指示をする
3 ツーリズム・リテラシー入門 山口:指定テキスト『観光のレッスン』の第1章を中心に、ツーリ ズムを大学で学び問う価値について考えます。 『観光のレッスン』を読解し、ツーリズム・リ テラシーの考え方を理解してください。
4 ツーリズム研究とキャリアの関係 鈴木:ツーリズム研究の概要を説明しながら、研究対象としての ツーリズムとキャリアとしてのツーリズムの関係について考えます。 事前事後学習については授業内で指示をする
5 国際移動とジェンダー入門 大野:ジェンダーの視点から、現代の国境を越えた人の移動について考えます。特に東・東南アジアにおける移動に着目します。 事前事後学習については授業内で指示をする
6 フードデモクラシーとグローカリゼーション 北野:都市化・システム世界化された暮らしの中で、農業や農村地域が有する非経済的な役割を考え、全世界で始まりつつあるグローバル化への対案としての食と農のローカリゼー ションの意義について考えます。 事前事後学習については授業内で指示をする
7 A Photo Journey through Europe: Culture & Tourism Jost:A View of Tourism and Culture in Europe Today An overview is presented, and questions for further consideration are offfered
8 「わたしたちはここにいる」日本で 暮らす外国人 高橋:日本で暮らす外国人の地位や権利について考えます。特に「非正規滞在者」といわれる、在留資格のない人たちに焦点を当てます。 事前に配布する資料を読み、提示された問題について考えてください。授業後は授業内容を補完する簡単なリサーチをお願いします。
9 ドキュメンタリー映画 『東京クルド』上映 高橋:第8回の授業で得られた問題意識をもとにドキュメンタリー映画を視聴し、日本で暮らす外国人の地位や権利について考えます。 映画上映後、課題を提示します。
10 異文化コミュニケーション 長崎:交流文化社会における異文化コミュニケーションやコミュニ ケーション・スタイル、言語・非言語コミュニケーションについて考えます。 事前事後学習については授業内で指示をする
11 グローバル理解教育と参加体験型学習の実践 玉井:グローバル理解教育の目的と参加体験型学習実践例1「フォトランゲージを通して考えるステレオタイプ、偏見と差別のメカニ ズム」 事前に「フォトランゲージ」とは何か調べてお いて下さい(20分)。事後は授業中に作成した ワークシートを元に振返りを行いラーニングアウトカムを提出してもらいます(30分)。詳細は授業内で指示します
12 交渉学とシティズンシップ 花本:交渉学とは何か? 交渉を学ぶ意義(シティズンシップ教育としての交渉教育)について考えます。 事前学習:オンデマンド講義(20∼30分程度)を視聴して予習メモを作成する。 事後学習:記述式小テストに解答する。解答が難しいときは、オンデマンド教材を再度視聴して理解を確認する。
13 Japanese concepts of religion as seen through mang Bond:Present-day concepts of religion found in Japanese pop-culture will be examined Refection questions will be given to students to review the content of the class
14 オーストラリアと難民戦 永野:難民受け入れ先進国と言われるオーストラリアがなぜ「ボー トピープル」には厳しい措置を講じるのかを考えます。 事前に次の用語について調べておきましょう。「難民」、「難民申請」、「難民条約」、「ボートピープル」

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