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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
フランス芸術文化講読Ⅰ/READINGS IN FRENCH ART AND CULTURE I
開講所属
/Course Offered by
外国語学部フランス語学科/FOREIGN LANGUAGES FRENCH
ターム・学期
/Term・Semester
2022年度/2022 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
月4/Mon 4
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
森井 良

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
森井 良 フランス語学科/FRENCH
授業の目的・内容
/Course Objectives
フランスBL文学を原書で読む。
「BL」とは「ボーイズ・ラヴ」の略称ですが、本授業ではフランス文学における「ボーイズ・ラヴ=男の子どうし恋愛」表象を実際のテクストの講読をつうじて追いかけていきます。せっかくなので日本で未紹介・未訳の作家にスポットを当てました。Pierre Herbart(1903―1974)、アンドレ・ジッドの弟子筋にあたり、コクトーやカミュとも交流のあったアウトローの作家です。昨年度は L’Âge d’or (1953年)という彼が青春時代の恋愛やセックスを回想した自伝的小説をテクストとして取り上げましたが、今年度はそのスピンオフといえるような短編、L’Escalierを読んでいきます(1970年発表のHistoires confidentiellesに所収)。ナポリを舞台に、突如海から上がってきた謎の少年との一夜を神秘的に語った佳品です。いずれにしても、一編の小説を細部にこだわってストイックに読んでみましょう。とかく講読は語学の延長になりがちですが、ただ意味をとるというだけでなく、いまテクスト内=物語の現場でどういったことが起こっているのかという点に注目してほしい。そのためにも、「講読」ではなく「翻訳」という視点を持ってください。
*性的な表現が出てくるテクストですので、そういうものに不快を感じる方は受講を控えること。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
授業は対面とオンデマンドを組み合わせて実施する予定ですが、今後の状況によって全面オンデマンドとなる可能性もあります。manaba経由で課題(日本語の訳文+単語の意味調べ)を提出してもらい、それに対するフィードバック(解説、コメントなど)は適宜授業内で行います。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
事前学習は必須です。指定された箇所の単語を調べ、日本語の訳文をつくり、課題として提出すること(2時間程度)。事後学習としては、授業の解説を踏まえて自分の訳文をチェックし、文法事項を再確認しておくこと(1時間程度)。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
プリントを配布します(Histoires confidentielles, Grasset, 2014 を底本として使用)。
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
試験70%、平常点(課題、授業への参加度)30%
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
専門的なフランス語テクストの講読・フランス芸術作品の鑑賞を通じて、フランス芸術文化に関する専門知識を習得し、、テクスト・作品を研究分析のうえ見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 オリエンテーション 授業の進め方についての導入的解説
2 レクチャー 作家・作品についてのレクチャー、文法事項の確認
3 L'Escalier を読む①:p.105 テクストの講読 訳読の提出
4 L'Escalierを読む②:p.106 テクストの講読 訳読の提出
5 L'Escalierを読む③:p.107 テクストの講読 訳読の提出
6 L'Escalierを読む④:p.108 テクストの講読 訳読の提出
7 L'Escalierを読む⑤:p.109 テクストの講読 訳読の提出
8 L'Escalierを読む⑥:p.110 テクストの講読 訳読の提出
9 L'Escalierを読む⑦:p.111 テクストの講読 訳読の提出
10 L'Escalierを読む⑧:p.112 テクストの講読 訳読の提出
11 L'Escalierを読む⑨:p.113 テクストの講読 訳読の提出
12 L'Escalierを読む⑩:p.114 テクストの講読 訳読の提出
13 L'Escalierを読む⑪:p.115 テクストの講読 訳読の提出
14 理解度の確認 講義で学んだ内容についての確認。

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