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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
フランスの舞台芸術Ⅰ/FRENCH PERFORMANCE STUDIES I
開講所属
/Course Offered by
外国語学部フランス語学科/FOREIGN LANGUAGES FRENCH
ターム・学期
/Term・Semester
2022年度/2022 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
火1/Tue 1
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
江花 輝昭

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
江花 輝昭 フランス語学科/FRENCH
授業の目的・内容
/Course Objectives
本授業はフランスの舞台芸術と時代・社会・文化との影響関係などを考察し、フランスの舞台芸術に関する専門知識を習得して鑑賞のうえ批評できるようにすることを目標とします。今年度は「フランス・バレエの歴史」をテーマとして扱います。
春学期は「宮廷バレエ―宮廷舞踏からオペラ・バレエへ」と題し、16世紀から18世紀にかけてのフランスにおける宮廷バレエの成立からその発展的解消までの歴史を講義します。宮廷バレエはフランスの宮廷社会が生み出した独特の芸術様式で、その形式は、絶対王政の進展とともに独自の政治的・社交的・文化的意味を担って発展してきました。それは、ダンス・音楽・舞台装置・衣裳・歌・朗誦などが組み合わされた総合的なスペクタクルであり、19世紀以降の寡黙な近代バレエ、ロマンチック・バレエとはかなり内容、性質、テクニック等が異なります。
受講者の理解を助けるために、映像、音声等も活用します。
ただ教室に座っていれば単位がもらえると思っているような人は受講無用です。評価は厳しいので、単位目当てだけの人は履修を控えたほうが賢明でしょう。積極的な授業参加の意欲の持ち主を歓迎します。授業の質は受講者の質によっても左右されます。
なお、授業計画は一応の目安に過ぎず、必ずしも予定通り進行するものではないことをお断りしておきます。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
講義形式で行いますが問題意識を持って授業にのぞんでください。参考文献のうち少なくとも1冊を読むことを求めます。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
授業当日に扱う作品について事前に下調べをし、登場人物や内容について把握しておくこと(2時間)
授業後はノートを整理し、わからない事項に関しては自分で調べた上でそれでも不明な点については次回に質問すること。また、あらためて作品を見直すこと(2時間)
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキストなし
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
バレエの歴史
著者
/Author name
佐々木涼子
出版社/URL
/Publisher
Gakken
ISBN
/ISBN
978-4-05-403317-7
ISBN-13: 978-4276224605
ISBN-13: 978-4276224605
978-4276224605
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
バレエ:誕生から現代までの歴史
著者
/Author name
薄井憲二
出版社/URL
/Publisher
音楽之友社
ISBN
/ISBN
978-4276250130
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
バレエへの招待
著者
/Author name
鈴木晶
出版社/URL
/Publisher
筑摩書房
ISBN
/ISBN
4-480-04251-2
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
レポート 100%(ただし3分の2以上出席しなかった場合には自動的にFまたはFG評価とする)
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
特になし
到達目標
/Learning Goal
フランス舞台芸術と時代・社会・文化との影響関係など、フランスの舞台芸術に関する専門知識を習得し、鑑賞のうえ批評できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 春学期授業概要の説明 授業の進め方、評価方法等について説明します。
2 宮廷舞踏の誕生(16世紀) 宮廷舞踏の誕生について説明します。
3 宮廷舞踏から宮廷バレエへ 宮廷舞踏から宮廷バレエへの発展におけるイタリアの影響について説明します。
4 『王妃の演劇的バレエ』 最初の宮廷バレエとみなされている『王妃の演劇的バレエ』を扱います。
5 宮廷バレエの身体技法 宮廷バレエの身体技法について分析します。
6 ルイ13世期のバレエ概観 17世紀前半の宮廷バレエを概観します。
7 ルイ14世期のバレエ概観 17世紀後半のバレエを概観します。
8 『夜のバレエ』他 ルイ14世が登場するバレエを扱います。
9 宮廷祝祭とバレエ 宮廷祝祭におけるバレエの位置づけについて分析します。
10 モリエールのコメディ・バレエ 宮廷祝祭に深く関わったモリエールのコメディ・バレエを概観します。
11 『町人貴族』 モリエールのコメディ・バレエの中でも傑作と言える『町人貴族』を扱います。
12 オペラ・バレエの誕生 新ジャンルとも言えるオペラ・バレエについて説明します。
13 18世紀のバレエ概観 18世紀におけるバレエの変質について概観します。
14 ジャン=フィリップ・ラモー、ノヴェール 18世紀のバレエの変化において重要な役割を果たしたラモーとノヴェールについて説明します。

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