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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
フランス現代思想Ⅱ/FRENCH CONTEMPORARY THOUGHT II
開講所属
/Course Offered by
外国語学部フランス語学科/FOREIGN LANGUAGES FRENCH
ターム・学期
/Term・Semester
2022年度/2022 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
木4/Thu 4
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
根木 昭英

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
根木 昭英 フランス語学科/FRENCH
授業の目的・内容
/Course Objectives
「フランス思想」というと、われわれの日常からはかけ離れた営みだと感じられるかもしれません。思想に関わるテクストは、たしかに簡単なものではありません。しかし、その言葉を丁寧に読み解いていくならば、自明に見えた日常的価値観を揺さぶる多くの新鮮で切実な問いかけが、そこで発せられていることが分かるでしょう。
 本講では、現代フランスで活動した思想家と、彼らに影響を与えた哲学者たちについて、原典テクスト(日本語訳)を読解しながら考察します。秋学期には、ジェンダーをめぐる思想(ボーヴォワール)と、「時間」「生命」についての哲学(ベルクソン)を中心に学びます(春学期の受講は前提ではありません)。
 学科科目ではもっとも難しい講義のひとつになるはずです。気概のあるみなさんの受講を希望します。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 講義形式を基本としつつ、発言やコメントペーパー提出を通じたみなさんの積極的な参加を求めます。教員からは授業中の解説・コメントという形でフィードバックを行います。
 対面授業(+zoomでの同時配信、録画配信)を想定していますが、状況によってはオンライン授業(zoomでのリアルタイム授業、録画配信)に切り替える可能性もあります。授業連絡や資料配布(対面の方はプリント配布)、課題回収などはmanabaで行います。受講者のみなさんと相談しながら、授業形式や方法を変更することもありえますので注意してください。
 初回の授業は対面授業(+zoomでの同時配信、録画配信)を予定しています。オンライン参加を希望する方は、理由と合わせて事前に連絡してください(Porta IIで教員連絡先を公開しています)。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
事前配布する資料を読んで予習してください。授業後には要点の復習を行い、課題のペーパー作成を行ってください(事前学習2時間、事後学習2時間を目安とする)。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
レジュメを配布します。
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
毎回の講義のなかで紹介していきます。
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
レポート:70%、コメントペーパー、発言などを通じた授業への貢献度:30%
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
フランス現代思想の流れや問題点、高度な語彙を用いた抽象的表現など、フランス現代思想に関する専門知識を習得し、分析のうえ見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 導入 フランスにおける「哲学」の位置づけと、「哲学」という学問の意味について学ぶ
2 デカルトの二元的世界像と心身問題 デカルトの二元的世界像と心身問題について学ぶ
3 「眼差し」― サルトルの他者論 サルトルの他者論について学ぶ
4 ボーヴォワール『第二の性』を読む:「事実と神話」    ボーヴォワール『第二の性』「事実と神話」について学ぶ
5 ボーヴォワール『第二の性』を読む:「体験」 ボーヴォワール『第二の性』「体験」について学ぶ
6 ボーヴォワール:実存と思想    ボーヴォワールにおける実人生と思想との関係について考える
7 ボーヴォワール思想の現代的射程   ボーヴォワールのフェミニズムが現代社会においてもつ意味について考える
8 ディスカッションとまとめ ボーヴォワールの思想を手掛かりとしてディスカッションを行う
9 ベルクソン『意識に直接与えられたものについての詩論』を読む:「持続」について 「純粋持続」をめぐるベルクソンの思想を学ぶ
10 ベルクソン『意識に直接与えられたものについての詩論』を読む:「自由」を考える 意識の自由をめぐるベルクソンの思索を学ぶ
11 ベルクソン『物質と記憶』を読む ベルクソンによる心身問題への応答について学ぶ
12 ベルクソン『創造的進化』を読む:機械論と目的論 ベルクソンによる生命進化の検討について学ぶ
13 ベルクソン『創造的進化』を読む:「エラン・ヴィタール」 「エラン・ヴィタール」をめぐるベルクソンの思想を学ぶ
14 ディスカッションとまとめ ベルクソンの哲学を手掛かりとしてディスカッションを行う

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