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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
フランス地域論Ⅰ/FRENCH REGIONAL STUDIES I
開講所属
/Course Offered by
外国語学部フランス語学科/FOREIGN LANGUAGES FRENCH
ターム・学期
/Term・Semester
2022年度/2022 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
火3/Tue 3
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
尾玉 剛士

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
尾玉 剛士 フランス語学科/FRENCH
授業の目的・内容
/Course Objectives
【授業内容】
 フランスの諸地域の歴史・言語・文化、そしていくつかの都市による「まちづくり」の取り組みについて学ぶ。そうすることで「主にフランス語圏を対象とする概括的な国際教養を持って、国際的な市民としての社会的責任を果たす能力」(フランス語学科学位授与方針)を身に付ける。
 日本では、人口減少が進むなかで地域経済の維持・活性化が課題となっているが、フランスの場合、国内の各地域が独自の言語や文化、特産品をアピールしながら魅力を競い合っている。授業ではフランスの諸地域・諸都市の取り組みから学べることを探っていくことで、地域社会の活性化に関する国際的教養を身に付ける。

【授業目的】
①フランスの地方制度の概要を理解する。
②フランス国内の各地域に目を向けることで、歴史・言語・文化の豊かさと多様性に感動する。
③パリ、ストラスブール、アンジェなどの都市における「暮らしやすいまちづくり」のための取り組みについて学ぶ。
 以上を通じて「フランス語圏の社会に関する専門知識を修得し、社会の諸問題を分析して自らの見解を提示できる能力」(フランス語学科教育課程の編成・実施方針)の獲得を目指す。「暮らしやすい地域」「魅力的な地域」について考えるきっかけになれば幸いである。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
【授業形式】
 対面授業。授業連絡、資料と課題の掲示はmanabaで行う。
 配布資料・映像資料に沿った講義を行うが、一方通行の授業にならないよう毎回小テストに取り組んでもらい、ユニークな解答や質問などを紹介しながら授業を進めていく。

【フィードバック方法】
 毎回の提出課題(小テスト)に感想・質問を記入する欄を設け、翌週の授業の最初にリプライを行う。もちろん授業中・授業後に直接質問していただいても構わない。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
 授業内容をよく復習し課題を作成すること。また、毎回配布資料のなかでキーポイントを整理するので、何が本質的な論点なのかよく復習して次回に備えること(以上、合計4時間程度)。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
指定しない。毎回参考文献を紹介する。
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
『フランスの地方都市にはなぜシャッター通りがないのか』(2016年)
著者
/Author name
ヴァンソン藤井由実、宇都宮浄人
出版社/URL
/Publisher
学芸出版社
ISBN
/ISBN
978-4761526368
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
平常点(授業姿勢と毎回の提出課題で評価)50%、期末レポート50%。無断欠席は0点扱い。やむを得ない事情により欠席する場合、必ず事前に事情を説明して了解を得ること。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
フランス各地域における制度、現象、問題、社会・文化の特性など、フランス地域に関する専門知識を習得し、分析のうえ見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス 地域に着目する理由 授業目的・進め方・評価方法などの説明&「地域に着目する理由」について学ぶ&課題提出の練習。
2 フランスの地方制度 フランスにはいくつ市町村があるのか、地方自治の仕組みにはどういった特徴があるのかといった基本事項について学ぶ。
3 フランスの地方分権化 そもそもなぜ地方分権化が重要だとされるのかについて考えながら、フランスの地方分権化の動向について学ぶ。
4 地域の諸相① パリとその周辺 パリと周辺地域の歴史、現在のパリの政治・行政の仕組みについて学ぶ。
5 地域の諸相② アルザス、ロレーヌ アルザス、ロレーヌ地方の歴史・文化・言語について学ぶ。
6 地域の諸相③ ノルマンディー、ブルターニュ ノルマンディー、ブルターニュ地方の歴史・文化・言語について学ぶ。
7 地域の諸相④ 言語の多様性 フランスの地域言語について学ぶ。
8 地域の諸相⑤ アキテーヌ、ミディ=ピレネー、ラングドック アキテーヌ、ミディ=ピレネー、ラングドック地方の歴史・文化・言語について学ぶ。
9 地域の諸相⑥ プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地方の歴史・文化・言語について学ぶ。
10 まちづくり① 地域活性化 フランスの中規模地方都市における地域活性化の取り組みについて学ぶ。
11 まちづくり② 都市交通政策 フランスの中規模地方都市における交通政策について学ぶ。
12 まちづくり③ 商店街 フランスにおける魅力的な中心市街地づくりについて学ぶ。
13 まちづくり④ 都市開発 フランスにおける都市開発の仕組みと事例について学ぶ。
14 まとめ 春学期のまとめ

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