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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
フランス現代社会各論Ⅱ/STUDIES IN FRENCH CONTEMPORARY SOCIETY II
開講所属
/Course Offered by
外国語学部フランス語学科/FOREIGN LANGUAGES FRENCH
ターム・学期
/Term・Semester
2022年度/2022 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
火3/Tue 3
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
A.コーベル/Amelie CORBEL

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
A.コーベル/Amelie CORBEL フランス語学科/FRENCH
授業の目的・内容
/Course Objectives
【授業目的】ジェンダーの概念を理解した上で、ジェンダーの視点を通じて、フランスの現代社会が抱えている諸問題について考えること。この授業はフランス社会をケーススタディとしつつ、可能な限り国際比較も行う。
達成目標として、①ジェンダーの視点から様々な問題を考えるようになること ②日常生活における「あたりまえ」を問い直す姿勢を身につけること ③フランスの歴史や現代社会に関する知識を得ること。
【授業内容】この授業では、次の五つのテーマを扱う:①性と生殖に関する健康と権利(第2-3回)②ジェンダーに基づく暴力(第5~6回)③ジェンダーと政策(第8-9回)④LGBT運動(第11~12回)
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
➡ ブレンド型授業:オンデマンド配信型、オンライン授業と対面授業の組み合わせ
① 講義:オンデマンド配信型(7回)(1時間程度の動画)
② ディスカッション(4回):Zoomで実施
③ 映画鑑賞(1回のみ):対面授業
④ 最初と最後の授業:Zoomで実施
➡ 一回目の受業はZoomで実施し、授業形式に関する詳しい説明を行うので、必ず出席してください。
● オンデマンド授業であるため、時間管理を各自でしっかりすることが求められる。
● 本授業ではフランス語の能力が求められることはない。
● セクシュアリティや性暴力に関する課題も扱いますので、履修する際にはご了承ください。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
【事後学修】① 講義の論点を整理すること ② 800字~1000字以内のレスポンスペーパーを書くこと ③ 各回に予定されているテーマについて、フランスと母国(日本等)との相違・共通点を探すこと。興味深い発見があれば、それをレスポンスペーパーに書けばよい。
【Q&Aセッションの事前学修】前もって質問を準備し、講師に伝えること。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
【20%】授業参加:ディスカッションへの積極的な参加(事前に質問を準備したことも含む)
【40%】レスポンスペーパーの提出:講義の要点、自分の考え、講義に関する質問等を800字~1000字程度でまとめること。
【40%】期末レポート:授業内容を踏まえた質問に答えること(課題提出後72時間以内に返答すること)
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
フランスあるいはフランス語圏の現代社会を各論し、特定諸問題に関する専門知識を習得し、分析のうえ見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 講義の概要 【Zoomで実施】ジェンダー研究とはどのような学問かを説明した上で、講義の概要と進め方を概説。
2 生殖をめぐる政治 ① 中絶の政治学 性と生殖に関する健康と権利という概念を説明した上で、フランスにおける中絶の捉え方がどのように変遷してきたのかを概説。
3 生殖をめぐる政治 ② 中絶の合法化への道のり 第2波フェミニズム運動を中心に、戦後の中絶をめぐる政治を概説。
4 Q&A + ディスカッション ❶ 【Zoomで実施】前半:学生からの質問への応答。後半:グループディスカッション
5 ジェンダーに基づく暴力 ① 強姦罪の歴史 18世紀から現在に至るまでフランスの刑法司法がどのように強姦罪・強制性交等罪を扱ってきたのかを考察。
6 ジェンダーに基づく暴力 ② #Me Too 運動を中心に 2010年代のフランス社会におけるセクシュアルハラスメントの問題や#MeToo運動を中心に議論。
7 Q&A + びディスカッション ❷ 【Zoomで実施】前半:学生からの質問への応答。後半:グループディスカッション
8 ジェンダーと福祉国家 フランスの事例を中心に、ジェンダーの視点から福祉国家を考察。
9 ジェンダーと公共政策 あらゆる分野における男女平等促進策を考察し、いわゆる「国家フェミニズム」の展開と限界を明らかにする。
10 Q&A + ディスカッション ❸ 【Zoomで実施】前半:学生からの質問への応答。後半:グループディスカッション
11 LGBT運動 ① フランスにおけるLGBT運動の歴史を概説。
12 LGBT運動 ② 【対面授業】2013年の同性婚合法化をめぐる論争を取材したドキュメンタリー映画、「La sociologue et l'ourson」を鑑賞。(英語字幕付き)
13 Q&A + ディスカッション ❹ 【Zoomで実施】前半:学生からの質問への応答。後半:グループディスカッション・期末レポートの説明
14 まとめ 【Zoomで実施】期末レポート返却、学生へのフィードバック、授業内容の総まとめ

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