シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
英語圏の文学文化入門/INTRODUCTION TO LITERARY STUDIES
開講所属
/Course Offered by
外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH
ターム・学期
/Term・Semester
2022年度/2022 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
火2/Tue 2
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
片山 亜紀

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
片山 亜紀 英語学科/ENGLISH
授業の目的・内容
/Course Objectives
主に近代以降のイギリス・アメリカ文学について、代表的な文学作品にはどんなものがあるかを逐一学び、その背後にある社会や文化のダイナミズムを理解します。高校までに習った世界史や英語などの内容と関連づけながら聴き、あなたなりの文学作品の解釈を打ち出してみましょう。

教員免許状取得の必修科目のため、中学校・高等学校における外国語科の授業に資する考え方も担当教員から提示します。

授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
新型コロナウイルスの感染状況によりますが、この授業は原則として対面で行い、ライブ配信も録画配信も行いません。

毎回の授業は講義形式で進めます。受講者には英文を読んでもらったり、考えを発表してもらうことがあります。毎回の講義終了時にはコメントペーパーに記入してもらいます。皆さんの回答を受け、授業担当者はmanabaか翌週以降の授業にてフィードバックをします。14回の授業終了後には、全体の理解を問う学期末試験をします。


事前・事後学修の内容
/Before After Study
事後にレジュメを見返し、内容をもう一度理解した上で、英文がある場合、声に出して読んでみましょう。目安は30分程度です。

また関心に応じて、紹介された作品及び関連作品全体を原文、翻訳、graded reader などで読んだり、その作品・作家・時代についてさらに調べたりしてみましょう。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
指定教科書はありません。レジュメは紙で配布します。
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
イギリス文学入門
著者
/Author name
石塚久郎ほか
出版社/URL
/Publisher
三修社
ISBN
/ISBN
978-4-384-05749-2
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
アメリカ文学入門
著者
/Author name
諏訪部浩一ほか
出版社/URL
/Publisher
三修社
ISBN
/ISBN
978-4384057485
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
毎回の授業でのコメント(〜42%)、学期末試験(〜58%)

*5回以上欠席した場合は成績評価の対象としません。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
社会・思想・歴史的背景を踏まえ、英語圏の基本的な文学・文化を鑑賞・批評できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 英語の長い旅 今の英語がどうやってできてきたかを歴史的に捉える。 レジュメを見返しておく。
2 地球語としての英語 世界のリンガ・フランカとなった英語について。 同上
3 語り、聞く文学(1):時代・文学・社会 私たちが「文学」と言って思い浮かべるものは何だろうか。小説?詩?演劇?それ以外?  同上
4 語り、聞く文学(2):演劇の黄金期と大西洋世界へのデビュー シェイクスピアは偉大なのか。『ロミオとジュリエット』『マクベス』『テンペスト』など。 同上
5 読む文学へ(1):世界の拡大と小説の誕生 小説はどんな条件下で書かれるようになったのか。『ロビンソン・クルーソー』など。 同上
6 読む文学へ(2):帝国と小説 帝国と小説の関係について。『ガリヴァー旅行記』など。 同上
7 歴史の海へ(1):アメリカ独立とアメリカ文学の誕生 アメリカ創成期と文学について。ホーソーン『緋文字』など。 同上
8 歴史の海へ(2):アメリカ内戦(南北戦争)期の自由・矛盾・文学 黒人奴隷制について。トウェイン『ハックルベリ・フィンの冒険』など。 同上
9 女から眺めてみれば(1):第一波フェミニズムと書く女たち フェミニズム運動と女性作家の表現。シャーロット・ブロンテ『ジェイン・エア』など。 同上
10 女から眺めてみれば(2):参政権運動とモダニズム期の女たち その後のフェミニズム運動と女性作家の表現。ヴァージニア・ウルフ『自分ひとりの部屋』など。 同上
11 女から眺めてみれば(3):第二波フェミニズムと彼女たちの文学 現代のフェミニズム運動と女性作家の表現。アトウッド『侍女の物語』など。 同上
12 「英文学」の誕生 「英文学」が研究対象となってきたプロセスについて。 同上
13 「英米」文学から「英語」文学へ 現代のポストコロニアル文学は何を表現しようとしているのか。 同上
14 英語文学のいま・まとめ 全体のまとめ&現代の英語文学について。 学期末試験の準備をする。

科目一覧へ戻る/Return to the Course List