シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
文化コミュニケーション入門/INTRODUCTION TO CULTURE AND COMMUNICATION
開講所属
/Course Offered by
外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH
ターム・学期
/Term・Semester
2022年度/2022 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
水2/Wed 2
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
板場 良久

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
板場 良久 英語学科/ENGLISH
授業の目的・内容
/Course Objectives
コミュニケーションは、様々なメディアを通じて行われますので、メディアの理解を抜きにして語ることはできません。コミュニケーションをする人間一人ひとりも、特定の考え方や価値観などを媒介している点で、メディアの一種と言えるでしょう。この授業では、私たちが意識的に行っていると思うコミュニケーションが実は様々な要因によって条件づけられていることを知ることで、より柔軟で多様性に開かれたコミュニケーションの実践につなげていきます。こうした学習は英語圏で盛んに取り組まれていますので、英語を学ぶ私たちも積極的に取り組む必要があります。
教員免許状取得のための必修科目のため、中学校・高等学校における外国語科の授業に資する考え方も身に付けさせることも含まれた講義科目です。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
教室での対面参加=◎
Zoomライブ参加=○
オンデマンド参加=×

講義自体は主に平易な英語で行います。
その要約を日本語で行うこともあります。
教室にて講義を行う予定ですが、Zoomでもライブ配信する見込みです。
ライブ参加用URLを含む毎回の授業情報は、その前日までにmanaba「コースニュース」にて伝達します。
画質・音質の良さやWiFiの安定性等は保障されませんので、気になる方は教室で参加してください。
インタラクションの機会も皆無ではないため、オンデマンド用の録画講義のみを事後視聴するという参加形態はありません。なお、講義の録画はする可能性もありますが、あくまで自己省察用の記録であり、各回の欠席者へのサービス提供を目的とするものではありません。ただし、学期終盤に復習用として授業で使用したスライドのPDFを配布する可能性はあります。

授業中に受講者名簿から受講者を個別に指名して(簡単な英語で)質問をすることがあります。口頭(音声)で回答してください。無回答の場合は不参加とみなし、参加ポイントを減じていきます。

毎回、講義終了後にmanabaにて、講義内容と関連のあるミニ課題が出ます。通信状態のチェックを兼ねた初回のミニ課題のみメール等での遅延提出を認めます。その後のミニ課題の遅延提出は認めませんので、ご注意ください。ただし、ミニ課題の配点は 2~4点と低くなっていますので、一度 未提出でもその後の努力で十分に挽回できるようになっています。(学期終盤に実施される Qualifying Quiz というミニ課題のみ10点満点となります。)

毎回の授業形態とアクセス情報を事前にmanaba「コースニュース」にてお知らせしますので、受講者の責任において、情報の確認をしてください。(manabaの「コースニュース」からWebメールにリマインダのメールが届きます。)
事前・事後学修の内容
/Before After Study
専門用語や概念をいくつか紹介しますので、それらを使ってレポートが書けるよう事前事後の準備をしっかり行いましょう。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
よくわかるコミュニケーション学
著者
/Author name
板場良久・池田理知子 共編著
出版社/URL
/Publisher
ミネルヴァ書房
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
一部コピーをPDFで配布予定ですが、本格的に学びたい人は入手してください。なお、大学書店は在庫薄ですので、アマゾンやメルカリで入手してください。
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
1)講義参加とミニ課題*: 50%(Qualifying Quizを含む** )
* 毎回の講義の直後にミニ課題が出ますので、都度示される期限内に提出してください。通信環境不良による遅延提出は、締め切り後24時間以内であれば、初回のミニ課題のみ対応します。第2回目以降は対応できませんので、早目に通信環境を整えておいてください。
**【重要】学期終盤に資格試験(Qualifying Quiz)という非常に簡単な小テストをmanabaにて行い、最低限の授業参加・内容理解があったことを確認します。これに合格した受講生は学期末レポートを作成・提出する資格が得られますので、必ず受験してください。資格試験は、施設に入るための「検温」のように簡単ですが、スルーできないテストです。これまでの合格率は98%です(合格者/受験者)。資格試験はmanabaでの受験時間限定のオンライン受験にする予定です。なお、本人に帰責されない理由があり資格試験を欠席する学生は、事前または直後に自ら「追試」を申請し、欠席の証明書(発行日と本人確認等ができるもの)も用意してください。それ以外の自己都合により受験しなかった者は、「追試」の対象外となります。対象者がいる場合は、「試験期間」の同一曜日時限に(別途指定された)教室にて追試を行います。ただし、「追試」も欠席した場合の対応(「追試の追試」)はありませんので、ご注意ください。無論、「追試」の難易度は相当上がります。(ここでいう「追試」とは正規の定期試験に対する追試ではなく、あくまで個別対応=教務課管轄外のものとなります。)

2) 学期末レポート: 50%(課題は学期末に近づく段階で発表します。資格試験Qualifying Quizの不合格者と未受験者は学期末レポートの作成・提出資格がありませんので、注意してください。)なお、学期末レポート課題の遅延提出は1日遅れるごとに5点減じられますので、ご注意ください。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
現在の状況にかかわらず、自分自身のPC・タブレット端末を使いこなして日々の学修に取り組むことは大学生の世界標準です(例えば米国の大学生の約9割以上が自分のPC・タブレット端末を保有)。この機に学修ツールとしてのPC・タブレット端末を保有することを強く推奨します。(言うまでもなく、就職活動や就職後もパソコンを使いこなせると、あらゆる点で有利です。)
到達目標
/Learning Goal
基礎的なコミュニケーション論、および、文化とコミュニケーションの関係性を理解し、分析できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 授業概要 授業の内容、授業の進め方、諸注意、講師紹介など。 manaba での配信文書を読み、シラバスにも目を通しておいてください。(予習復習:30分)
2 コミュニケーション能力について コミュニケーション能力なるものが求められるようになった背景とその誤解などについて学びます。 コミュニケーション能力に関する指定資料が示された場合はそれを読んでから、臨みましょう。(予習復習:4時間)
3 コミュニケーションという力 コミュニケーターとしての私たちを知らぬ間に条件づける要素などについて学びます。 コミュニケーションに関する指定資料が示された場合はそれを読んでから、臨みましょう。(予習復習:4時間)
4 メディア 無色透明ではないフィルターとしてメディアを理解するための解説をします。 メディアに関する指定資料が示された場合はそれを読んでから、臨みましょう。(予習復習:4時間)
5 個人・家族 個人とアイデンティティーとの間における矛盾や緊張関係などについて理解を深めます。 個人・家族に関する指定資料が示された場合はそれを読んでから、臨みましょう。(予習復習:4時間)
6 ジェンダー・セクシュアリティ 国境を越えてコミュニケートする英語の使い手として重要なジェンダーやセクシュアリティに関する常識について解説します。 ジェンダー・セクシュアリティに関する指定資料が示された場合はそれを読んでから、臨みましょう。(予習復習:4時間)
7 文化 「これは文化なんだから」と言って思考停止を求める風潮に対し、文化の政治性や排他性を知る意義を論じます。時間があれば、文化相対主義の意義と問題も解説します。 文化に関する指定資料が示された場合はそれを読んでから、臨みましょう。(予習復習:4時間)
8 記号の力 メディア・コミュニケーションにおける様々な記号の意味と役割について理解を深めます。 記号の力に関する指定資料が示された場合はそれを読んでから、臨みましょう。(予習復習:4時間)
9 教育 広い意味での「教育」について学び、私たちの言語行為や身体動作がいかに条件づけられているかを学びます。 教育に関する指定資料が示された場合はそれを読んでから、臨みましょう。(予習復習:4時間)
10 精神 無意識という次元を想定することで、私たちの意識を相対化し、コミュニケーションのあり方も問い直していきます。 精神に関する指定資料が示された場合はそれを読んでから、臨みましょう。(予習復習:4時間)
11 社会思想としてのコミュニケーション 社会とコミュニケーションの関係を説明するための用語を学び、使いこなせるようにします。 社会思想としてのコミュニケーションに関する指定資料が示された場合はそれを読んでから、臨みましょう。(予習復習:4時間)
12 総括1:ここまでの講義の総括、資格試験(Qualifying Quiz)の実施 一連の授業内容を総括します。また、授業時間内の一定の時間帯にQualifying Quizを実施します。これを受験しないと学期末レポートの提出資格を失います。 これまでの授業内容と配布資料に再度目を通し復習し、この日に行われるQualifying Quizに備えてください。(予習復習:4時間)
13 総括2:ここまでのミニ課題へのフィードバックなど これまでのミニ課題についてフィードバックを行うことで講義内容の再想起を促します。 これまで提出した全てのミニ課題を再想起しておいてください。(予習復習:4時間)
14 総括3:応用分析(テーマ未定)を通じた講義内容の確認
最終回は、その時々に考えている問題について、本講義の切り口で論じる回となります。また、学期末レポート作成にも役立ちそうなミニ講義も計画中です。 授業の総合的理解を補填していただきます。分析対象を良く理解することに努めてください。(予習復習:4時間)

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