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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
英語専門講読 Ⅱ/ADVANCED THEMATIC READING Ⅱ
開講所属
/Course Offered by
外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH
ターム・学期
/Term・Semester
2022年度/2022 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
金2/Fri 2
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
片山 亜紀

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
片山 亜紀 英語学科/ENGLISH
授業の目的・内容
/Course Objectives
文学批評書から、文学作品の批評(解釈)の4つのやり方を学び、その知識を英語圏で書かれた4編の短編小説に応用して文学批評をします。担当を決めて2千字程度の批評を書いてもらい、その内容を手分けして検討しあい、より読者に伝わりやすい批評を書く練習をします。短編小説は日本語の翻訳および英語の原文で読み、批評する際に原文に目配りするやり方も身につけましょう。

この授業は「講読」の授業ですが、読むとともに書くことも重視します。春学期の反省を生かし、まずは日本語で翻訳を読んだあと、英語でも読みます。日本語で作品論を書くこと、書かれたものをみんなで批評し合うこと、批評を踏まえた最終稿を仕上げることは、春学期と同じです。

この授業を受けてできるようになってほしいことは以下の通りです。
(1) 「季節」「雨」「政治」「伝染病」などを切り口に、文学作品の批評ができるようになる。
(2)  日本語の翻訳で文章を読みつつ英語の原文も読み込んで、原文に根ざした批評ができるようになる。
(3)  他の人が書いた批評に、建設的なコメントができるようになる。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
原則として対面で行います。

授業の詳しい進め方は「授業計画詳細情報」を見てください。一回目の授業では、片山から授業のやり方を説明する他、どの作品の批評に回ってもらうかを決めます。一人一回、いずれかの作品を担当してもらいます。同じくらいの人数の担当者がいることが望ましいので、調整させてもらうかもしれません。また、一回目に欠席した人はこちらで振り分けます。

14回の授業の終了時に、最終レポートとして、授業期間内に選んだのと異なる切り口で、別の作品の批評を書いてもらいます。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
「授業計画詳細情報」を見てください。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
How to Read Literature Like a Professor
著者
/Author name
Thomas C. Foster
出版社/URL
/Publisher
HarperCollins
ISBN
/ISBN
978-0-06-230167-3
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
批評の教室:チョウのように読み、ハチのように書く
著者
/Author name
北村紗衣
出版社/URL
/Publisher
ちくま新書
ISBN
/ISBN
978-4-480-07425-6
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
作品論(5割程度)、授業内外の課題(5割程度)

*ただし欠席が5回以上の場合、評価対象としません。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
分野の専門性をもった英文マテリアル(資料)を講読、読解できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 オリエンテーション 秋学期の授業内容の説明 事後:「夏の読書」をそれぞれの角度から読んでくる
2 グループ・リーディング(1):季節に注目してバーナード・マラマッド「夏の読書」を読む グループで担当を決めて、「夏の読書」を翻訳で読んでくる 事後:「夏の読書」を英文で読んでくる
3 英文精読(1):「夏の読書」を英語で読む 「夏の読書」を英文で読む 事後:担当者は「夏の読書」論を書いて授業の2日前まで(翌水曜23:55まで)に提出
4 批評(1):「夏の読書」論にコメントする 提出された「夏の読書」論を読み、それぞれコメントをつける 事後:担当者はコメントをもとに完成稿をに提出、全員が「白いアンブレラ」を読む
5 グループ・リーディング(2):雨に注目してギッシュ・ジェン「白いアンブレラ」を読む グループで担当を決めて、「白いアンブレラ」を翻訳で読んでくる 事後:「白いアンブレラ」を英文で読んでくる
6 英文精読(2):「白いアンブレラ」を英語で読む 「白いアンブレラ」を英文で読む 事後:担当者は「白いアンブレラ」論を書いて授業の2日前まで(翌水曜23:55まで)に提出
7 批評(2):「白いアンブレラ」論にコメントする 提出された「白いアンブレラ」論を読み、それぞれコメントをつける 事後:担当者はコメントをもとに完成稿を提出、全員が「立場を守る」を読む
8 グループ・リーディング(3):政治に注目してアーシュラ・K・ル=グィン「立場を守る」を読む グループで担当を決めて「立場を守る」を翻訳で読んでくる 事後:「立場を守る」を英文で読んでくる
9 英文精読(3):アーシュラ・K・ル=グィン「立場を守る」を英語で読む 「立場を守る」を英文で読む 事後:担当者は「立場を守る」論を書いて授業の2日前まで(翌水曜23:55まで)に提出
10 批評(3):「立場を守る」論にコメントする 提出された「立場を守る」論を読み、それぞれコメントをつける 事後:担当者はコメントをもとに完成稿を提出、全員が「集中ケアユニット」を読む
11 グループ・リーディング(4):伝染病に注目してJ・G・バラード「集中ケアユニット」を読む グループで担当を決めて「集中ケアユニット」を翻訳で読んでくる 事後:「集中ケアユニット」を英文で読んでくる
12 英文精読(4):「集中ケアユニット」を英語で読む 「集中ケアユニット」を英文で読む 事後:担当者は「集中ケアユニット」論を書いて授業の2日前まで(翌水曜23:55まで)に提出
13 批評(4):「集中ケアユニット」論にコメントする 提出された「集中ケアユニット」論を読み、それぞれコメントをつける 事後:担当者はコメントをもとに完成稿を提出
14 まとめ 秋学期の内容まとめ

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