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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
テクスト研究(現代社会・歴史) a/TEXT STUDIES (GERMAN MODERN SOCIETY AND HISTORY) a
開講所属
/Course Offered by
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN
ターム・学期
/Term・Semester
2022年度/2022 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
月5/Mon 5
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
井上 周平

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
井上 周平 ドイツ語学科/GERMAN
授業の目的・内容
/Course Objectives
 ドイツ語圏に関する専門的な知見を獲得し、またそのための技能を育むためには、「ドイツ語を学ぶ」だけでなく、「ドイツ語で学ぶ」ことが必要となってきます。ドイツ語学科CPの「専門教育」として位置づけられるこの授業では、歴史に関するテクストの講読を通じて、まとまった分量のドイツ語の内容を正確に理解し、議論の展開を把握する力を養うだけでなく、記述の背景や関連事項、専門用語を調べて、読解を深めていくことも訓練します(学科DPの6に関連)。
 今年度は、中世ヨーロッパの災害についてのテクストを講読します。春学期は、14世紀の黒死病とその後のペスト流行についての章を取り上げます。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
・授業では、分担を決めてテクストを輪読します。分担担当者は、担当部分の和訳と解説をレジュメとして事前に提出し、授業内で文法と内容について発表・解説をします。他の受講者はそれに対してコメントや質問などを行い、全体でディスカッションを行います。
・授業は対面で行う予定ですが、感染症拡大防止のために、Zoomのライブ配信(ハイフレックス型)を併用する場合があります。
・授業連絡は基本的にmanabaを使用します。
・授業計画は、進行に応じて変更されることがあります。

・辞書を必ず所持し、授業に持参してください。正規の出版社が出しているものであれば、媒体は紙、電子辞書、スマートフォンアプリ等の別を問いません。ただし、インターネット上の無料辞書のみで済ませることは認められません。また予習の段階では、『独和大辞典』にアクセスできる環境(自宅、図書館、電子辞書等)を保持して下さい。

・初回で講読の分担や成績評価についての説明を行いますので、欠席の場合は必ず事前に sinoue@dokkyo.ac.jp まで連絡して下さい。

※未修クラスで「総合ドイツ語Ⅳ」または「応用ドイツ語Ⅱ」の成績が「B」以下の学生を主な対象とします。
(但し、未修クラスの学生で成績が「A」以上でも履修可)
事前・事後学修の内容
/Before After Study
事前:分担を決めるので、担当者は担当分の訳文を事前に提出し、文法と内容について解説できるよう準備します。担当者以外も全員が予定分のテクストを読み、担当者の解説に基づいて討論できるようにします(2時間)。
事後:授業で扱った部分のテクストを振り返り、内容、構文、重要語句・表現などを確認しておきます(2時間)。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
※コピーを配布します
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
Brände, Stürme, Hungernöte: Katastrophen in der mittelalterlichen Lebenswelt
著者
/Author name
Kay Peter Jankrift
出版社/URL
/Publisher
Jan Thorbecke
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
2003
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
災害と復興の中世史:ヨーロッパの人びとは惨禍をいかに生き延びたか
著者
/Author name
G・フーケー/G・ツァイリンガー(小沼明生訳)
出版社/URL
/Publisher
八坂書房
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
2015
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
講読への参加(担当部分の解説・発表)50%、討論への参加50%
関連科目
/Related Subjects
テクスト研究(現代社会・歴史) b(秋学期開講)もあわせて受講することが望ましいです。
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
専門的なドイツ語テクストを講読し、現代社会・歴史に関する分野について背景知識を含めて総合的に研究し、分析を行い見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 導入 授業の進め方とテクストの概要の説明
2 講読の基礎の確認 (S. 7f.) テクストの導入部分を読み、ドイツ語の基礎を確認する
3 黒死病:前半 (S. 181f.) テクストの講読とディスカッション
4 黒死病:後半 (S. 182f.) テクストの講読とディスカッション
5 ゾーストの事例:前半 (S. 184f.) テクストの講読とディスカッション
6 ゾーストの事例:後半 (S. 185f.) テクストの講読とディスカッション
7 パーダーボルンの事例:前半 (S. 186f.) テクストの講読とディスカッション
8 パーダーボルンの事例:後半 (S. 187f.) テクストの講読とディスカッション
9 ミュンスターの事例:前半 (S. 188f.) テクストの講読とディスカッション
10 ミュンスターの事例:後半 (S. 190f.) テクストの講読とディスカッション
11 ミンデンの事例:前半 (S. 191f.) テクストの講読とディスカッション
12 ミンデンの事例:後半 (S. 193f.) テクストの講読とディスカッション
13 中世後期のペスト (S. 196f.) テクストの講読とディスカッション
14 全体のまとめ 授業を振り返り、総合的な意見交換を行う

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