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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
ドイツ語圏の政治・経済 b/AREA STUDIES IN GERMAN POLITICS AND ECONOMICS b
開講所属
/Course Offered by
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN
ターム・学期
/Term・Semester
2022年度/2022 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
月3/Mon 3
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
大重 光太郎

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
大重 光太郎 ドイツ語学科/GERMAN
授業の目的・内容
/Course Objectives
・本科目では春学期に主に政治領域を扱ったが、秋学期には経済・社会領域に注目して、さまざまな切り口から現代ドイツの問題を考えていく.。
・一般にドイツは高度な福祉国家として知られている。ドイツでは福祉国家を表す場合、Sozialstaat(社会国家)という言葉がよく用いられる。ところがドイツにおいても、グローバル化の進展と国際競争の激化のなか、雇用の不安定、貧困率の増大、社会的格差の拡大が大きな経済的・社会的問題となっており、伝統的な社会国家が揺らいできている。2021年末の新政権の成立後の動きも見据えながら、ドイツとヨーロッパの動きを扱っていく。
・履修者が、ドイツや欧州の政治状況について理解し、国際比較や日本との比較のなかで特徴づけ、歴史と現状、現在の問題点を考えることを目的とする。

*本科目では、外国語学部ドイツ語学科の学位授与方針(DP)ならびに教育課程の編成・実施方針(CP)が示す「政治や経済、EU との関係など、ドイツ語ら圏の社会・歴史の多様な専門領域に関する知識を体系的かつ横断的に修得し、その知識を歴史的かつ現代的事象と結び付けて考察する能力」を身につけることを目ざす。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
・講義形式で行う。
・授業ツールとしてmanabaを併用する(PorTa IIは利用しない)。授業のフィードバックはmanaba、および毎回の授業を通じて行う。
・授業資料は教室では配布しない。manabaに掲示するので各自でプリントアウトするか、タブレット持参で出席してほしい。
・毎回の授業後にmanabaの「レポート」機能を用いてコメントペーパー(5点満点)を提出してもらう。コメントペーパー提出期限は授業週の土曜日(23時55分)とする。
【重要:授業の実施方式】
・新型コロナ感染の収束の見通しが立たないため、今学期は、①教室での対面授業、②Zoomのライブ授業の二つの方式で行う。オンデマンド配信は行わない(個別事情は考慮する)。ZoomへのアクセスURLは、初回の授業までにmanabaに掲示する。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
・参加者には時事問題に関するアンテナを広げておく。授業の冒頭でドイツやヨーロッパの最新ニュースを取り扱うので、参加者も関心を持ったニュースを調べておく。
・毎回、授業後にコメントペーパーを書いてもらう。必要に応じて調べた上で提出する。
・講義の後、配布資料や授業で紹介した文献やサイトなどを参照し、関心を持ったテーマをさらに調べる。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
なし。初回授業で参考文献一覧を配布する。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
現代ドイツ政治 統一後の20年
著者
/Author name
西田慎・近藤正基(編著)
出版社/URL
/Publisher
ミネルヴァ書房
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
2014
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
ドイツ経済 EU経済の基軸
著者
/Author name
藤澤利治・工藤章(編著)
出版社/URL
/Publisher
ミネルヴァ書房
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
2019
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
コメントペーパー(60%):毎回の授業後にmanabaの「レポート」機能から提出(提出期限は授業週の金曜日)。授業時に出欠確認は行わない。コメントペーパーは毎回5点満点で採点する。
期末レポート(40%):学期末にレポート(2000字程度)を課す。課題は授業中に提示する。
関連科目
/Related Subjects
・本科目は「現代社会・歴史」コースの専門科目である。このコースの概論科目である「ドイツ語圏現代社会概論」「ドイツ語圏歴史概論」を履修していることが望ましい。
・全学総合講座「グローバル化と世界の労働」(木3)の履修を勧める。
備考
/Notes
テキスト:特定のテキストは使用しない。テーマごとに適宜指示する。
到達目標
/Learning Goal
ドイツ語圏の政治・経済に関する専門的な知識、分野特有の思考・研究方法を発展的に習得し、分析を行い見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス――講義の概要 授業の問題意識と進め方
2 職業教育:職業資格の意味 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
3 大学教育:勉強と就職の関係は? 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
4 教育と雇用へのつながり:日本との比較 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
5 雇用システム:内部労働市場か、外部労働市場か 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
6 ワーク・ライフ・バランス:働き方の比較 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
7 女性の就労:ドイツの特徴は?何が課題か? 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
8 労働組合:ドイツの特徴は? 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
9 経済民主主義、共同決定、コーポレート・ガバナンス 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
10 グローバリズム:メリットか、デメリットか? 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
11 ネオ・リベラリズム:市場は善か、悪か? 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
12 少子・高齢化:どのように対応すべきか? 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
13 外国人(移民、難民):統合に限界はあるか? 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
14 まとめ まとめ 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修

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