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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
総合講座(外国語学部共通科目)/JOINT LECTURE SERIES(COMPREHENSIVE COURSE OF LECTURES)
開講所属
/Course Offered by
外国語学部/FOREIGN LANGUAGES
ターム・学期
/Term・Semester
2022年度/2022 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
金2/Fri 2
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
木村 佐千子

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
木村 佐千子 ドイツ語学科/GERMAN
授業の目的・内容
/Course Objectives
鍵盤音楽史
*重複履修可(2019~2021年度とは内容が異なります)

いわゆるクラシック音楽をたくさんの録音資料で聴き、楽しみながら西洋音楽の歴史をたどっていく授業です。そのなかで、各時代の音楽様式や書法上の特徴等についても理解を深めていきます。(音楽理論の予備知識は特になくても大丈夫です。)

2022年度は、鍵盤楽器(オルガン、チェンバロ、ピアノ等)のための音楽に注目します。春学期は、古代から18世紀半ば頃までの音楽を扱います。普段耳にする機会の少ない作品もあるかも知れませんが、関心をもって耳を傾けていただければと思います。映像資料が多くはないため、CD等の録音で鑑賞することもありますが、ご了承ください。

*外国語学部学位授与方針のうち、
「歴史・文化・社会を対象とする多様な専門領域に関する知識を体系的・横断的に修得し、その知識を活用してさまざまな事象を正しく理解し、それについて適切に問題を設定して論理的に論述・議論する能力を身に付けている」に関連する科目です。

*外国語学部教育課程の編成・実施方針の「学科の専門領域を越えた総合的な知識を修得し、国際的・学際的な視野をもって分析し、自らの見解を提示できるようにすることを目標として、外国語学部共通科目を設置する」に関連する科目です。

*外国語学部履修系統図では、1~4年次に履修できる科目です。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
この授業は、講義科目です。
受講要件は特にありません。「外国語学部総合講座」の重複履修も可能です。

ドイツ語圏の鍵盤音楽を扱う回の内容は、ドイツ語学科開設科目「ドイツ語圏の音楽」の授業と重なることもあります。また、西洋音楽史の流れについての説明では、2021年度の西洋音楽史の授業内容とも一部重なるところがあります。ご了承ください。

第1回・第14回は対面授業を行います。対面授業では、音楽鑑賞時に静粛を守ってください。
第2~13回はZoomを用いたライヴ型配信授業を行う予定です。その際は、画面共有で資料や動画を提示しますので、PCを使用し、通信環境のよい場所で受講してください(授業教室利用可)。

講義資料はmanabaで配信します。講義資料を予めダウンロードしてプリントアウトしておいてください。

課題はmanabaで回収します。課題へのフィードバックは、manabaで全員に向けて行います。その際、優秀答案を紹介することがありますので、匿名希望の方は各回の答案にそのように注記してください。
各回の授業後にも質問タイムを設けます。

講義科目ではありますが、なるべくインタラクティヴな授業とするため、意見交換を行う時間を設ける予定です。マイクの使用ができる状態で受講してください。積極的な発言を期待します。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
授業前に、講義資料をmanabaからダウンロードしてプリントアウトし、一読しておいてください。(30分)

毎回の授業後に、manabaで課題を提出してください(授業内にも少し時間を設けます)。また、課題へのフィードバックをmanabaで行いますので、確認してください。(60分)

授業で分からなかった用語等があれば調べるなどし、配布資料はファイリングしておいてください。(30分)

授業で扱う内容に関連する音楽を聴いたり(図書館HPから「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」を利用)、文献を読んだりしてください。(120分)
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
レジュメをmanabaで配布
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
新編 音楽中辞典
著者
/Author name
海老澤敏ほか
出版社/URL
/Publisher
音楽之友社
ISBN
/ISBN
4-276-00017-3
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
ニューグローヴ世界音楽大事典
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
講談社
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
全21巻、別巻2冊
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
その他は授業内で紹介します。
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
平常点(各回授業の課題、積極的な授業参加・発言)50%、授業内試験50%。

授業に関心をもって取り組み、基礎的内容を理解していることを評価します。
各回授業の課題では、講義資料の丸写しは避け、授業で学んだことを自分の言葉で表現するようにしてください。
関連科目
/Related Subjects
全学共通カリキュラム‥「履修系統図」では並行履修可能
「楽典(音楽通論)」
「楽典中級」(「楽典」履修済みの人)
「音楽分析入門」

ドイツ語学科開設科目
「ドイツ語圏の音楽」
備考
/Notes
初回授業の内容から試験範囲に入ります。

授業方法欄にも記しましたが、manabaとZoomを使用します。Zoom授業時はPCの使用を推奨します。講義資料をプリントアウトするためのプリンタが必要です(学内設備もご利用ください)。

分からない用語等があれば、教員に質問するか、必要に応じ『音楽中辞典』、『ニューグローヴ世界音楽大事典』等を参照してください。
到達目標
/Learning Goal
学科の専門領域を越えた総合的な知識を習得し、国際的・学際的視野をもって分析のうえ、見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 導入
鍵盤楽器について(オルガン)
履修についての説明をした後、オルガンという楽器について学び、オルガン音楽を鑑賞します。
*第1回授業の内容から、試験範囲に入ります。
2 鍵盤楽器について(クラヴィコード、チェンバロ)
14~16世紀の鍵盤音楽
クラヴィコード、チェンバロの発音機構などを学び、作品を鑑賞します。
3 16~18世紀のイタリアの鍵盤音楽 フレスコバルディ、スカルラッティらの鍵盤音楽を鑑賞します。
4 16~18世紀のイベリア半島とイギリスの鍵盤音楽 カベソン、ヴァージナル楽派、パーセルらの作品を鑑賞します。
5 17~18世紀フランスの鍵盤音楽 クープラン、ラモーらの音楽を鑑賞します。
6 スウェーリンク
17世紀北ドイツの鍵盤音楽
オランダの作曲家スウェーリンクと、スウェーリンクが影響を与えた北ドイツ・オルガン楽派の音楽を鑑賞します。
7 17世紀南ドイツの鍵盤音楽
18世紀初頭ドイツの鍵盤音楽
フローベルガー、パッヘルベルらの音楽を鑑賞します。
8 J.S. バッハの生涯と鍵盤音楽作品 鍵盤楽器の名手であったバッハの生涯をたどります。
9 J.S. バッハのオルガン音楽 バッハのオルガン作品を鑑賞します。
10 J.S. バッハのクラヴィーア音楽 バッハのクラヴィーア作品(オルガン以外の鍵盤楽器のための作品)を鑑賞します。
11 J.S. バッハの鍵盤楽器を含む室内楽曲等 バッハのチェンバロ協奏曲等を鑑賞します。
12 バッハの息子たちの世代 前古典派の時期の鍵盤音楽を概観します。
13 ハイドン ハイドンの鍵盤音楽作品を鑑賞します。
14 まとめ・授業内試験 今学期の学習内容を振り返る対面試験を行います。

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