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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/03/25 現在/As of 2021/03/25 |
開講科目名 /Course |
芸術論/INTRODUCTION TO THE STUDY OF ARTS |
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開講所属 /Course Offered by |
大学院/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2021年度/2021 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水2/Wed 2 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
山本 淳 |
科目区分 /Course Group |
大学院科目 共通科目 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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山本 淳 | ドイツ語学科/GERMAN |
授業の目的・内容 /Course Objectives |
20世紀芸術の歴史に独特の足跡を残した画家パウル・クレーと、彼に大きな影響を与えたヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの論考を手掛かりに、芸術と自然科学との関係について考える。 *この科目は、外国語学研究科博士前期課程の学位授与方針(DP)ならびに教育課程の構成・実施方針(CP)が示す「実践的な言語運用能力と国際社会の多様性を理解する態度」と「文化分野において、適切な問題設定をおこない、必要な先行研究の成果やデータを収集・分析できる能力」、とりわけ芸術・文化分野におけるこれらの能力を高めることを目的とする。 |
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授業の形式・方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業は基本的に「論考の内容検討+討論」という形で進める。参加者には、事前に取り扱う論考の要点をまとめてきてもらい、それをもとに内容を検討し、さらに討論へと展開する。 授業関連の連絡、および資料ファイルの配布は、manabaを通して行う予定である。 |
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事前・事後学修の内容 /Before After Study |
対象となる論考を事前に読み、その要点をまとめておく。事後は、授業内容を復習し、テーマについて自分なりに考察を深める。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
授業への取り組み(20%)、取り扱う論考の内容理解(50%)、討論の質(30%)等を総合的に評価する。 | ||||||||||
備考 /Notes |
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関連科目 /Related Subjects |
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到達目標 /Learning Goal |
芸術に関する様々な領域の知識を修得できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前・事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンス | 授業の進め方、評価方法などについて説明する。 | |
2 | クレーの論考 1「永遠の博物史-生命力の作用」 | 論考の内容検討と討論 | |
3 | クレーの論考 2「内的なものにもとづいて探求した自然の事物」 | 論考の内容検討と討論 | |
4 | クレーの論考 3「自然研究の方法」 | 論考の内容検討と討論 | |
5 | クレーの論考 4「創造についての信条告白」 | 論考の内容検討と討論 | |
6 | クレーの論考 5「造形手段の領域における展望と位置決定および造形手段の空間的秩序」 | 論考の内容検討と討論 | |
7 | ゲーテの論考 1「自然の調和」「自然の渾沌」 | 論考の内容検討と討論 | |
8 | ゲーテの論考 2「単子とエンテレケイア」「根本現象と生成」 | 論考の内容検討と討論 | |
9 | ゲーテの論考 3「象徴と寓意」「主客の融合」「理念と経験」 | 論考の内容検討と討論 | |
10 | ゲーテの論考 4「認識の枠組み」「認識の手段」「認識の諸段階」 | 論考の内容検討と討論 | |
11 | ゲーテの論考 5「分極性と高昇」「分析と総合」「自然と芸術」 | 論考の内容検討と討論 | |
12 | 芸術と自然科学(総括1:理論的な側面から) | 芸術と自然科学の関係について考える。 | |
13 | 芸術と自然科学(総括2:実作的な側面から) | 芸術と自然科学の関係について考える。 | |
14 | まとめ | 授業を振り返り、質疑応答を通じて、内容の理解を深める。 |