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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/03/25 現在/As of 2021/03/25

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
国際関係論研究/STUDIES IN INTERNATIONAL RELATIONS
開講所属
/Course Offered by
大学院/
ターム・学期
/Term・Semester
2021年度/2021 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
火5/Tue 5
開講区分
/semester offered
通年/Yearlong
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
永野 隆行
科目区分
/Course Group
大学院科目 専攻科目

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
永野 隆行 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES
授業の目的・内容
/Course Objectives
国際関係史に関する修士論文の提出を目指す学生を対象にした研究です。
近年の歴史研究、特に世界史研究において、グローバルヒストリー研究が盛んである。我が国でも、大阪大学の秋田茂教授がその代表的な研究者であり、同教授のもとでさまざまな研究プロジェクトが推進されている。
グローバルヒストリー研究とは、一致した見解はないが、前述の秋田教授によれば、従来のオーソドックスな一国史研究を超えた、「国民国家・国民経済に代わる広域の地域や世界システム・国際秩序などの新たな分析の枠組みを模索すること」である。
そしてこうしたグローバルヒストリー研究を可能にするための具体的な手法が、(国単位であれ、地域単位であれ、イシューごとであれ)個別の歴史研究どうしを「比較」し、さらに同時代の国、地域、大陸、イシュー間の「関係性」を考察することであり、それによって「一体化する世界の中での諸地域の位置と役割を再考」することができる。
本研究では、第二次世界大戦後の国際関係の展開を、こうしたグローバルヒストリー研究の視座から見つめるとどうなるのかを考えたい。
オーソドックスな戦後国際政治史というと、冷戦の一極をなしてきた米国史と何ら違わない面も多々あった。もしくは米ソ二大国の関係史として扱われてきた。第二次世界大戦後の時代において、個々の国家や地域や大陸や諸問題が、どのような関係性をもってつながっていたのかを考えることで、新たな現代史研究の視点が生まれるであろう。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
本授業は履修学生によるプレゼンテーションとその後の質疑応答という形式で進める。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
事前学修:テキスト対象箇所を熟読し、疑問点などをまとめて授業に臨むこと。
事後学修:授業を通じて明らかになった点を整理すること。また授業で紹介された関連文献を読むこと。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
One World Divisible: A Global History Since 1945
著者
/Author name
David Reynolds
出版社
/Publisher
London: W. W. Norton
ISBN
/ISBN
2001
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
2つのレポート(それぞれ50点)によって評価する。1つは中間レポート(A4、5枚程度)、もう一つは学期末レポート(A4、10枚程度)を提出。
備考
/Notes
関連科目
/Related Subjects
到達目標
/Learning Goal
国際関係論に関する文献を読み、高度な議論ができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 イントロダクション 授業のイントロダクションを行います
2 テキスト序章(担当者による発表と討論) 該当箇所に関する発表と質疑応答
3 テキスト第1章(担当者による発表と討論) 該当箇所に関する発表と質疑応答
4 テキスト第2章(担当者による発表と討論) 該当箇所に関する発表と質疑応答
5 テキスト第3章(担当者による発表と討論) 該当箇所に関する発表と質疑応答
6 テキスト第4章(担当者による発表と討論) 該当箇所に関する発表と質疑応答
7 テキスト第5章(担当者による発表と討論) 該当箇所に関する発表と質疑応答
8 テキスト第6章(担当者による発表と討論) 該当箇所に関する発表と質疑応答
9 テキスト第7章(担当者による発表と討論) 該当箇所に関する発表と質疑応答
10 テキスト第8章(担当者による発表と討論) 該当箇所に関する発表と質疑応答
11 テキスト第9章(担当者による発表と討論) 該当箇所に関する発表と質疑応答
12 テキスト第10章(担当者による発表と討論) 該当箇所に関する発表と質疑応答
13 テキスト第11章(担当者による発表と討論) 該当箇所に関する発表と質疑応答
14 テキスト第12章(担当者による発表と討論) 該当箇所に関する発表と質疑応答
15 テキスト第13章(担当者による発表と討論) 該当箇所に関する発表と質疑応答
16 テキスト第14章(担当者による発表と討論) 該当箇所に関する発表と質疑応答
17 テキスト第15章(担当者による発表と討論) 該当箇所に関する発表と質疑応答
18 テキスト第16章(担当者による発表と討論) 該当箇所に関する発表と質疑応答
19 テキスト第17章(担当者による発表と討論) 該当箇所に関する発表と質疑応答
20 テキスト終章(担当者による発表と討論) 該当箇所に関する発表と質疑応答
21 個別研究①(担当者による発表と討論) 講読文献を受けて各自が設定したテーマについて発表を行います
22 個別研究②(担当者による発表と討論) 講読文献を受けて各自が設定したテーマについて発表を行います
23 個別研究③(担当者による発表と討論) 講読文献を受けて各自が設定したテーマについて発表を行います
24 個別研究④(担当者による発表と討論) 講読文献を受けて各自が設定したテーマについて発表を行います
25 個別研究⑤(担当者による発表と討論) 講読文献を受けて各自が設定したテーマについて発表を行います
26 個別研究⑥(担当者による発表と討論) 講読文献を受けて各自が設定したテーマについて発表を行います
27 個別研究⑦(担当者による発表と討論) 講読文献を受けて各自が設定したテーマについて発表を行います
28 総括 授業の総括を行います

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