シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/03/25 現在/As of 2021/03/25

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
マルチメディア広告/MULTIMEDIA ADVERTISING
開講所属
/Course Offered by
大学院/
ターム・学期
/Term・Semester
2021年度/2021 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
木1/Thu 1
開講区分
/semester offered
通年/Yearlong
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
平井 岳哉
科目区分
/Course Group
大学院科目 講義科目

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
平井 岳哉 経営学科/MANAGEMENT
授業の目的・内容
/Course Objectives
通信・情報技術の発達は、企業の広告・マーケティングに多大な影響を与えている。例えば、インターネットは、顧客と企業間の関係をオープンシステムに転換し、B2C、B2B市場における各種電子取引成長の原動力となった。さらにインターネット上のプラットフォーマーとなっているマーケットプレイスの開設を通じて、わが国の伝統的な商取引習慣が根本的に変革しつつある。
これによって、従来の「大量生産―大量販売」の図式、すなわち見込み需要に基づいて原材料・部品を購入して製品を生産し、プロモーションを用いて製品を流通段階に押し込み、マスメディア広告を用いて販売活動を行うというビジネスモデルが崩れてきている。顧客の注文に応じて部品を市場から調達して生産を行い、中間段階を排除して顧客に直接製品を届け、その後も長期的に顧客とリレーションシップを持続する新しいモデルが注目を集めている。本科目では、次世代におけるモノと情報の新しい流れを俯瞰し、その中での広告の役割と機能を最新事例と文献により分析する。
大学院経済学研究科の前期課程における経済・経営情報専攻(情報専修コース)の講義科目として、専門的知識の習得を目的とする。修士論文作成をサポートしていきたい。本科目の履修を通じて、経済学研究科博士前期課程の学位授与方針にあるように、企業・ビジネスに関連する実務的な諸課題に対して、思考力を駆使して自ら調査して理解する能力、ならびに現実的な解決策を見い出すとともに研究成果等をわかりやくす発表・説明できる能力の涵養を目指す。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
各回、テーマに関して概要と理論的背景を実際の企業事例をあげながら詳細に説明し、履修者の理解を深める。新聞・経済雑誌における企業事例の解説を行っていきたい。
話し合いの時間を随時設けるつもりなので、履修者自身から発見・考察する積極的な授業参画意識を履修者にはもってほしい。
授業で課題の設定を行った場合には、次回の授業においてその内容をフィードバックする形で概要の解説を行うつもりである。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
履修者には、次回授業の項目に関連するテキストなどの文献を事前に読んでほしい。2時間程度の時間はかかるものと推測している。
上記以外に、事前・事後の両面において、経済雑誌、新聞等における企業の最新情報を日常的に入手しておくことが求められる。各回の授業内容に関連すると思われる経済雑誌、新聞等の該当箇所を毎週最低2時間程度をかけて読んでおいてほしい。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
広告入門
著者
/Author name
梶山皓
出版社
/Publisher
日本経済新聞出版社
ISBN
/ISBN
978-4-532-11158-8
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
現代広告論
著者
/Author name
岸志津江・田中洋・嶋村和恵
出版社
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
978-4-641--22079-9
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
わかりやすい広告論
著者
/Author name
石崎徹編著
出版社
/Publisher
八千代出版
ISBN
/ISBN
978-4-842-91564-7
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
履修者の希望等を踏まえて適時提示する。
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
評価は、毎週の講義での質疑応答や報告など授業参画の度合いを100%とします。事前・事後の学習ノートがあれば、それを提示して下さい。成績評価にあたって80%のウェイトを置きたいと思います。
履修者が、関心項目について専門的知識と応用力を備えたかどうかを評価する。具体的な評価のポイントは、①毎週の授業での報告と質疑応答において、内容を的確につかんでいること、②各制度などの全体的な概要把握として、定義、理論的背景、長所・短所、近年の動向などを一連の流れの中で理解していること、③説明における論理性があることなどである。
備考
/Notes
資料の事前配布を行う場合は、ポルタ2かmanabaのどちらかを予定している。
授業方式は、対面を予定しているが、オンライン方式の授業の時は、zoomで行う。
いずれも初回時に判断する。
関連科目
/Related Subjects
マーケティングサイエンス、情報メディアと社会など。
到達目標
/Learning Goal
マルチメディアおよび広告についての修士レベルの知識を修得し,マルチメディアおよび広告に関連する諸問題を分析できるようにする.

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 広告の目的と意義 広告の目的と意義について理解できるようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
2 現代のマーケティング 現代のマーケティング理論について理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
3 消費者とマーケティング 消費者と企業の関係性について理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
4 広告計画の実務 企業における広告展開に至るまでの作成計画を理解できるようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
5 広告調査 広告の調査における概要を理解できるようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
6 コミュニケーション組織 広告における媒体としてのコミュニケーション組織を理解できるようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
7 広告予算 広告実施における予算算定について理解できるようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
8 メディア・プランニング 広告実施における媒体プランを理解できるようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
9 広告の発想 広告における発想やコンセプトの重要性を理解できるようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
10 クリエイティブの実際 広告制作サイドの概要を理解できるようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
11 ターゲティング 広告における訴求対象者の重要性について理解できるようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
12 効果測定 広告の効果とその効果測定方法などを理解できるようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
13 新聞と広告 メディアとして新聞を取り上げ、新聞広告の実情を理解できるようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
14 マスメディアとCM テレビなどのマスメディアを取り上げ、広告の実情を理解できるようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
15 インターネット広告 インターネット広告の状況と今後の動向を理解できるようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
16 セールス・プロモーション 広告普及のためのセールスプロモーションについて理解できるようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
17 イベント 広告普及のためのイベントについて理解できるようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
18 消費者の購買意思決定 消費者の購買意思決定のメカニズムを理解できるようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
19 ブランド 商品認知と高付加価値を形成するブランドについて理解できるようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
20 ビジネス広告 企業の広告について概要と動向を理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
21 企業イメージ 近年重要性が増している企業イメージについて理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
22 広告表現 広告表現の概要と今後の動向について理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
23 広告倫理 広告倫理の概要と今後の動向を理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
24 広告関連の法規と規制 広告に対する法規と規制についてその概要と今後の動向を理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
25 電子取引 電子取引における広告の概要と今後の動向を理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
26 電子決済 電子決済の概要と今後の動向を理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
27 グローバル対応 広告におけるグローバル対応について概観と今後の動向を理解できるようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
28 新時代の広告 新時代の広告についてその方向性を理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。

科目一覧へ戻る/Return to the Course List