シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/03/25 現在/As of 2021/03/25

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
刑法特殊講義Ⅲ/CRIMINAL LAW III
開講所属
/Course Offered by
大学院/
ターム・学期
/Term・Semester
2021年度/2021 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
金2/Fri 2
開講区分
/semester offered
通年/Yearlong
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
若尾 岳志
科目区分
/Course Group
大学院科目 講義科目

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
若尾 岳志 総合政策学科/POLICY STUDIES
授業の目的・内容
/Course Objectives
主に刑法各論の重要問題と付随的に特別刑法の若干の問題を学習していく。刑法総論については、すでにある程度学んでいることを前提としたい。
刑法各論は、個人的法益に対する罪、社会的法益に対する罪、国家的法益に対する罪などから学んでいくことになる。それぞれの犯罪類型における個別具体的な論点を明らかにする力を身に付けることになる。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
本授業は講義形式となるが、実際の授業では、判例や論文に関して学生が簡易的に報告発表し、それに対するコメントを教員がするという対話形式で実施される。
授業計画に示されているのは、あくまでひとつの目安であり、具体的にどのような判例・論文を取り上げていくかは、学生と相談したい。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
事前に判例・論文を読み込んで、簡易的に報告発表できるようにしてくること。
事後にレポートにまとめてくるよう求めることがある。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキストは、履修者と相談して決定する。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
平常の授業における報告や質疑応答の様子(50%)とレポート(50%)で評価する。
備考
/Notes
テキスト・参考文献:
刑法総論・各論の基本書を用意すること。(結果無価値論者のものを用意すること)
その他の、実際の授業で扱う教材は、そのつど指示する。
関連科目
/Related Subjects
到達目標
/Learning Goal
刑法の分野における特定の課題に関する日本語及び外国語の学術文献又は関連資料等に基づく講義を通じて専門的な学識を獲得し、それを学術的な議論や論文執筆の場で活用できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンスと打合せ 受講生の修論テーマを確認し、取り上げる文献を決める。 事前に、修士論文のテーマをある程度決めておくこと。
2 生命・身体に対する罪1(人の始期) 人の始期に関連する文献を検討する。 事前に文献を読み、レジュメを作成しておくこと。
3 生命・身体に対する罪2(人の終期) 人の終期に関連する文献を検討する。 事前に文献を読み、レジュメを作成しておくこと。
4 生命・身体に対する罪3(202条の処罰根拠) 自殺関与罪に関連する文献を検討する。 事前に文献を読み、レジュメを作成しておくこと。
5 生命・身体に対する罪4(199条と202条) 自殺関与罪に関連する文献を検討する。 事前に文献を読み、レジュメを作成しておくこと。
6 生命・身体に対する罪5(遺棄概念) (保護責任者)遺棄罪に関連する文献を検討する。 事前に文献を読み、レジュメを作成しておくこと。
7 生命・身体に対する罪6(堕胎罪) 堕胎罪に関連する文献を検討する。 事前に文献を読み、レジュメを作成しておくこと。
8 自由に対する罪1(2017年の性刑法改正) 性刑法の改正に関連する文献を検討する。 事前に文献を読み、レジュメを作成しておくこと。
9 自由に対する罪2(性犯罪の諸問題) 性的自由に対する罪に関連する文献を検討する。 事前に文献を読み、レジュメを作成しておくこと。
10 名誉に対する罪1(名誉毀損罪総説) 名誉毀損罪に関連する文献を検討する。 事前に文献を読み、レジュメを作成しておくこと。
11 名誉に対する罪2(真実性の錯誤) 名誉毀損罪(特に真実性の錯誤)に関連する文献を検討する。 事前に文献を読み、レジュメを作成しておくこと。
12 社会的法益に対する罪1(放火罪概論) 放火罪に関連する文献を検討する。 事前に文献を読み、レジュメを作成しておくこと。
13 社会的法益に対する罪2(公共の危険) 放火罪(特に公共の危険)に関連する文献を検討する。 事前に文献を読み、レジュメを作成しておくこと。
14 社会的法益に対する罪3(建物の一体性) 放火罪(特に建物の一体性)に関連する文献を検討する。 事前に文献を読み、レジュメを作成しておくこと。
15 ガイダンスと打合せ 受講生の修論テーマを確認し、取り上げる文献を決める。 事前に、修士論文のテーマをある程度決めておくこと。
16 財産に対する罪(財産罪総説) 財産罪の体系について理解する。 事前に文献を読み、レジュメを作成しておくこと。
17 窃盗罪1(窃盗罪の保護法益) 窃盗罪(特に窃盗罪の保護法益)に関連する文献を検討する。 事前に文献を読み、レジュメを作成しておくこと。
18 窃盗罪2(占有概念) 窃盗罪(特に占有概念)に関連する文献を検討する。 事前に文献を読み、レジュメを作成しておくこと。
19 窃盗罪3(不法領得の意思) 窃盗罪(特に不法領得の意思)に関連する文献を検討する。 事前に文献を読み、レジュメを作成しておくこと。
20 詐欺罪1(詐欺罪総説) 詐欺罪に関連する文献を検討する。 事前に文献を読み、レジュメを作成しておくこと。
21 詐欺罪2(財産上の損害) 詐欺罪(特に財産上の損害)に関連する文献を検討する。 事前に文献を読み、レジュメを作成しておくこと。
22 詐欺罪3(処分行為) 詐欺罪(特に処分行為)に関連する文献を検討する。 事前に文献を読み、レジュメを作成しておくこと。
23 詐欺罪4(三角詐欺) 詐欺罪(特に三角詐欺)に関連する文献を検討する。 事前に文献を読み、レジュメを作成しておくこと。
24 横領罪1(横領罪総説) 横領罪に関連する文献を検討する 事前に文献を読み、レジュメを作成しておくこと。
25 横領罪2(横領罪の諸問題) 横領罪(特に二重売買など)に関連する文献を検討する 事前に文献を読み、レジュメを作成しておくこと。
26 横領罪3(横領と背任) 横領罪と背任罪の区別に関連する文献を検討する 事前に文献を読み、レジュメを作成しておくこと。
27 総復習1(春学期に不十分だったテーマを取り上げる) 総復習をする。 これまでに検討した内容を復習してくること。
28 総復習2(秋学期に不十分だったテーマを取り上げる) 総復習をする。 これまでに検討した内容を復習してくること。

科目一覧へ戻る/Return to the Course List