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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/03/25 現在/As of 2021/03/25

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
民法特殊講義Ⅳ/CIVIL LAW IV
開講所属
/Course Offered by
大学院/
ターム・学期
/Term・Semester
2021年度/2021 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
水1/Wed 1
開講区分
/semester offered
通年/Yearlong
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
小野 秀誠
科目区分
/Course Group
大学院科目 講義科目

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
小野 秀誠 法律学科/LAW
授業の目的・内容
/Course Objectives
ドイツ民法第1草案の講読を通じて、民法の比較法的知識の習得します。ドイツ民法典は、わが民法の制定の際のモデルの1つであり、草案やその理由書には、ドイツ民法典制定後の種々の問題がすでに提起され、わが民法の解釈にも有用な素材となっています。草案と理由書の講読によって、解釈論の基礎的な問題を理解します。さらには、第2草案や1990年代の債務法現代化法と比較することによって、解釈論の展開を把握します。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
本授業は、原則として講義形式としますが、履修者が少ない場合にはゼミナール形式とし、受講者は、毎回、報告と発言が必要です。また、受講生の予習してきたことに基づき、相互に議論し、問題点と解決を探ります。受講生は、日本法との異同にも注意した検討も必要です。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
毎回、教材を予習、翻訳し、メモを作成したうえで授業で報告します(外国語文献の翻訳、関連文献の調査、外国語の場合には翻訳が必要です)。事後に、応答を踏まえたレポートを作成し、提出します。予習に3時間、復習3時間を目安とします。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
Entwurf eines bürgerlichen Gesetzbuches für das Deutsche Reich, Erste Lesung
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
1888
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
法学上の発見と民法
著者
/Author name
小野秀誠
出版社
/Publisher
信山社
ISBN
/ISBN
9784797227611
その他(任意)
/other
2016年
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
毎回の報告および授業の際の応答による。5割ずつを目安とします。
備考
/Notes
関連科目
/Related Subjects
到達目標
/Learning Goal
民法の分野における特定の課題に関する日本語及び外国語の学術文献又は関連資料等に基づく講義を通じて専門的な学識を獲得し、それを学術的な議論や論文執筆の場で活用できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 テキストの翻訳と検討
Vorwort1
ドイツ民法の概観 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
2 Vorwort2 前史 制定前史 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
3 Vorwort3 法律家 法律家 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
4 Vorwort4 制定過程 制定過程 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
5 Vorwort5 影響 制定の影響 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
6 Allgemeiner Teilの条文1 人 権利の主体 自然人 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
7 Allgemeiner Teilの条文2 法人 法人 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
8 Allgemeiner Teilの条文3 法律行為 法律行為 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
9 Allgemeiner Teilの条文4 錯誤 錯誤 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
10 Allgemeiner Teilの条文5 詐欺 詐欺 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
11 Allgemeiner Teilの条文6 強迫 強迫 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
12 Allgemeiner Teilの条文7 契約 事実的契約関係 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
13 Allgemeiner Teilの条文8 付款 条件、期限 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
14 Allgemeiner Teilの条文9 無効 無効、取消 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
15 Allgemeiner Teilの条文10 時効 時効 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
16 Schuldrechtの条文1 信義則 信義則 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
17 Schuldrechtの条文2 行為基礎 事情変更の原則 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
18 Schuldrechtの条文3 種類債権 種類債権 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
19 Schuldrechtの条文4 金銭債権 金銭債権 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
20 Schuldrechtの条文5 過失 履行補助者 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
21 Schuldrechtの条文6 損害賠償 損害賠償 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
22 Schuldrechtの条文7 不能 履行不能 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
23 Schuldrechtの条文8 遅滞 不能と遅滞 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
24 Schuldrechtの条文9 当事者 多数当事者 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
25 Schuldrechtの条文10 債務 連帯債務 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
26 Schuldrechtの条文11 債権譲渡 債権譲渡 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
27 Schuldrechtの条文12 不当利得 不当利得の類型論 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
28 Schuldrechtの条文13 不法行為 不法行為の特質 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。

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