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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/09/15 現在/As of 2021/09/15

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
ことばと思想2(音楽を言葉で語る―音楽分析入門)/LANGUAGE AND THOUGHT2(DISCUSSING MUSIC WITH WORDS:INTRODUCTION TO MUSIC ANALYSIS)
開講所属
/Course Offered by
大学全カリ総合科目/
ターム・学期
/Term・Semester
2021年度/2021 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
火3/Tue 3
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
木村 佐千子

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
木村 佐千子 ドイツ語学科/GERMAN
授業の目的・内容
/Course Objectives
音楽は聴いて楽しむもの、言葉で描写したり分析したりするものではないと思っている方がいるかも知れません。音楽を分析・研究するには、まず音楽を言葉であらわさなくてはなりません。音楽を言葉で語るには、どのようにすればよいでしょうか? この授業では、クラシック音楽や歌を例に、音楽を分析するにあたって注目すべきポイントについて説明していき、みなさん自身が自分なりに音楽について語れるようになることを目指します。

*学位授与方針のうち、
「国際的視野に立つ教養人としての素養を身に付けている」
に関連する科目です。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
ディスカッションやグループワークをとり入れた、アクティヴラーニング型の授業です。
対面授業を予定しています。大学の基本方針が変更された場合には、それに従いますが、授業内容を大幅に変更せざるを得ないかも知れません。

教員の説明の後、毎回の授業内で、ある程度の分量の文章を書いていただきます。書く時間は、授業内に設けます。自分の言葉で音楽について記してみましょう。
次の回の授業で、優秀答案を紹介し、全体に向けたフィードバックを行う予定です(匿名希望の方は、そのように記してください)。

音楽の演奏経験等は問いませんが、楽譜を用いて授業しますので、ある程度楽譜が読める(読むのが嫌いではない)方のほうが理解しやすいと考えます。また、ディスカッションやグループワークを行うこと、音楽学者等が書いた文章を読む機会が多いこと(音読してもらうこともあります)も了解しておいてください。みなさんが反応してくれないと成立しない授業ですので、積極的に参加できる方の受講を期待いたします。また、毎回、音楽を鑑賞しますので、対面授業での鑑賞中は静粛を守ってください。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
授業前に、配布資料をmanabaからダウンロードして印刷しておいてください。

授業後に、授業内の課題をmanabaにアップロードしてください。

授業の復習をしてください。授業で扱った作品について、必要に応じて調べてください。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
レジュメをmanabaで配布
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
平常点(毎回の課題、授業内の発言等)60%、試験(第14回の授業)40%。

積極的な発言・参加を高く評価します。
関連科目
/Related Subjects
履修前に「楽典(音楽通論)」の授業を履修しているか、ある程度の楽典の知識があることが望ましい。

関連科目
「楽典中級」
「外国語学部総合講座 西洋音楽史」
「ドイツ語圏の音楽」
備考
/Notes
音楽鑑賞中は静粛を守ってください。
到達目標
/Learning Goal
ことばと思想に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民としてふさわしい実践的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス
長調と短調(1)
音楽分析について 対面授業です。
授業開始前に、manabaから配布資料をプリントアウトしておいてください。初回の授業内容から、試験範囲に入ります。授業後に課題をmanabaに提出してください。
2 長調と短調(2) モーツァルト《弦楽五重奏曲 ト長調》 各回の授業で取り扱う作品は、変更する場合もあります。
3 拍子 シューマン《トロイメライ》
ベートーヴェン《月光ソナタ》第2楽章
4 テンポ ショパン《別れの曲》《幻想即興曲》
5 音の三要素、音楽の三要素、リート形式 さまざまな歌やシューマン《tトロイメライ》
6 歌曲 シューベルト《野ばら》、《魔王》など
7 インヴェンションとフーガ バッハ《インヴェンション第1番 ハ長調》、《フーガ ヘ長調》BWV 856/2、《小フーガ ト短調》
8 ロンド形式 チャイコフスキー《くるみ割り人形》より行進曲、ダカン《かっこう》、ベートーヴェン《エリーゼのために》
9 管弦楽法 ラヴェル《ボレロ》
ムソルグスキー《展覧会の絵》
10 旋律(1) ショパン《ノクターン 変ホ長調》(作品9-2)、バッハ《G線上のアリア》、バッハ《主よ、人の望みの喜びよ》
11 旋律(2) ホルスト《木星》
リスト《ため息》
12 ショパン ショパン《スケルツォ第2番》
ショパン《小犬のワルツ》
13 音楽分析のまとめ、楽曲解説を書くには ショパン《小犬のワルツ》
14 まとめと授業内試験 対面試験の予定

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