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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/09/15 現在/As of 2021/09/15

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
ことばと思想2(日本語音声表現のトレーニング表現篇)/LANGUAGE AND THOUGHT2(TRAINING IN JAPANESE PHONETIC EXPRESSION: EXPRESSION)
開講所属
/Course Offered by
大学全カリ総合科目/
ターム・学期
/Term・Semester
2021年度/2021 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
木2/Thu 2
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
梅津 正樹

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
梅津 正樹 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的・内容
/Course Objectives
日本語と日本語音声表現の特質を知り、そこからコミュニケーション能力を高めるための基礎と応用を学ぶ。本講義では各人の個性に合ったコミュニケーション力が身につくよう、実践を重視した講義を行う。話し手・聴き手それぞれに個性があり、価値観が異なる。「言葉」に対する解釈や認識も異なる。正しいと言われる言葉を駆使し、整然と話しても、正しく伝わるとは限らないし、相手の心に響くとは限らない。聴き手の判断力・察する力も重要であり、話し手は、それらを考慮する必要もある。この講義では「言葉の力」と「言葉の空しさ」を体験しながら、理論ではなく実践によってコミュニケーションの方法論を自ら考える。春学期に履修した者は、更に実践を積む場となり、秋学期から履修する者も、基本から始めるので問題ない。基本的な言葉遣い・敬語・話し方について具体的に実例を挙げて説明するので、実社会ですぐに役立つ。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
この授業は実践が主体です。実践を繰り返すことで、言葉とは何か、その役割も非力さも実感します。その上で、言葉を使ったコミュニケーションのあり方を研究します。ワンパタンのノウハウなどありません。一人一人が自分に合った方法論を見つけます。そのためには他人との違いを認識しなければなりません。
感覚・感性を養うためには授業に出席すること必須です。授業では次回の実践のためのヒントを提供しアドバイスをします。実践ではそのヒント・アドバイスをどれだけ意識して準備したかが問われます。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
毎回の音声練習を次回に点検するので復習が必要。実践スピーチでは指導に沿った事前準備を求める。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
国語に関する世論調査
著者
/Author name
文化庁
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
言葉に関する問答集
著者
/Author name
国立国語研究所
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
月報
著者
/Author name
NHK放送文化研究所
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
授業参加度: 毎回 個別に行うの発声・発音の復習実践 45% 実践スピーチ35% ミニテスト20%
       実践スピーチ(学んだことを生かした事前の準備) 35%
       ミニテスト(敬語のペーパーテスト 及び 口頭での回答) 20%
       その他 授業中の積極的な意見・質問に対して 加点
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
テキスト:文化庁・国立国語研究所・NHK等が発表した資料  及び 拙著(敬語等)の抜粋をプリント配付
到達目標
/Learning Goal
ことばと思想に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民としてふさわしい実践的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 オリエンテーション「ことばと人間」 ことばとは何か。その役割。日本語の特徴。
コミュニケーションとは。
事後 ことばについて 考えたこと感じたことを まとめる
2 自然な発声・発音「発声・発音トレーニング」 聴き手に伝わるための日本語の基本的な発声・発音の説明と実践練習。 事後 常に 発声・発音練習はしておくこと
毎授業の冒頭で 個別に復習度を確認する
3 実践スピーチ「人前で話す基礎」 テーマに沿って人前で話をする練習。伝わる声が出ているか。発音・発声練習。 事前 スピーチ内容をまとめておく
4 実践スピーチ「自己PRをする」 初対面の人に自分を印象付けるスピーチの実践。発音・発声練習。 事前 自己PRのコメントを準備すること
5 読んで伝える「話し口調と読み口調」 イントネーションの基本を学ぶ。意味通りのイントネーションで表現する練習。 事後 読むと話すの イントネーションの違いを完全に理解し実践できるようにする
6 実践スピーチ「自分の経験談を分かりやすく話す」 三分以内で、自分自身について語る。聴き手を意識したスピーチ。 発音・発声練習。 事前 スピーチの内容を準備する
話し口調を意識した練習をしておくこと
7 実践スピーチ「自分の趣味の世界に聴き手を誘う」 聴き手には理解できない自分の感情をどう説明するか。どう理解してもらうか。 事前 スピーチの内容を準備する
8 簡潔に伝えるためのスピーチ文章の作り方 分かり易いスピーチ文とは。短いセンテンスにするための工夫。書き言葉でなく話し言葉で。 事後 これま発表したスピーチ原稿を 点検修正する
9 ことばゲーム「他人の感性を察する」 言葉あてゲームをしながら、同じ言葉でもそれぞれの理解・感性が異なることを実感する。 事後 この授業で感じたことをまとめてみる 周囲の人と同じゲームをしてみる
10 実践スピーチ「コミュニケーション論を語る」 これまでの経験・この授業の中で考えたことなどを三分以内で述べる。 事前 コミュニケーションとは何かを考え 整然とした文章にまとめる
11 対話練習「会話を発展させる」 二人一組になって、一つのテーマで言葉のキャッチボールをする。 事後 この授業で感じた 自分の話し方などの特徴を確認する
12 敬語の基本「尊敬語・謙譲語Ⅰ・謙譲語Ⅱ」 敬語の五分類を学ぶ。特に尊敬語と謙譲語の使い分けを理解し練習する。 事後 敬語の基本を徹底して復習する
13 敬語の応用・ミニテスト(敬語の基本) 例文を瞬時に正しい敬語表現に直す練習。
敬語のミニテスト実施。」
事前 個別に口頭による敬語に関する設問を出すのでので即答できるように準備をする
14 社会人としての言葉遣い・ミニテスト(総合) 謝りやすい言葉遣い・若者言葉などを点検する。敬語を中心としたミニテスト実施。 事後 敬語を中心に学んだことを 再確認にする 特に敬語は何度も復習すること

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