シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/09/16 現在/As of 2021/09/16

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
中国史Ⅰ/CHINESE HISTORY 1
開講所属
/Course Offered by
国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES
ターム・学期
/Term・Semester
2021年度/2021 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
木4/Thu 4
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
張 士陽

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
張 士陽 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的・内容
/Course Objectives
現代中国や台湾・シンガポールなどの華語圏の社会をより深く理解するために,その原型が形成された18世紀の中国について学ぶ。
18世紀の中国は清朝の統治下で盛世の時代を迎える。版図は歴代王朝の中で最大となり,経済は発展し,人口も1億人から3億人となる。授業では王朝支配の体制,国際関係,広域経済の形成,多民族統治,法と裁判,警察・徴税から見た地方行政,地方官の役割などについて講義する。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
4月から6月まで授業の形式はオンデマンド配信型の遠隔授業(manabaによる)とする。パワーポイントスライドショー(音声収録)とpdf教材を配布し,視聴後,講義内容渭に関するコメントを提出する。新型コロナウイルス感染状況が抑制され,高齢者に対するワクチン接種が6月中に完了した場合,7月から対面授業(講義形式)に変更する予定である。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
テキストの指定箇所を事前に読むこと。復習として配布したpdf史料を読み返すこと。また授業時に紹介した関連文献を図書館などで探し読むこと。事前学修30分程度,事後学修1時間程度。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
世界の歴史12 明清と李朝の時代(中公文庫S-22-12)
著者
/Author name
岸本美緒・宮嶋博史
出版社
/Publisher
中央公論新社
ISBN
/ISBN
978-4-12-205054-9
その他(任意)
/other
2008年発行
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
期末レポート(80%):期末レポート(4000字)により18世紀の中国社会に関する理解度を評価する。平常点(20%):毎回の講義内容に関するコメントの提出(400字)による。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
参考文献:授業時に指示する。
到達目標
/Learning Goal
中国の歴史を東アジアの国際関係と結びつけながら深く理解し、これに関して分析および見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 講義の概要 講義の概要について説明します。
2 皇帝支配の構造 清朝の皇帝による中央集権的支配の構造について述べる。
3 科挙と地方統治 科挙による高級官僚登用の仕組みと官僚による地方統治のついて述べる。
4 税制改革と財政 18世紀前半の税制改革と清朝の財政構造について述べる。
5 国際関係と冊封朝貢体制 清朝皇帝を世界の中心とみなす国際関係について述べる。
6 銀両・銅銭通貨と広域経済の形成。 清朝経済の基軸通貨たる銀両・銅銭の関係と広域経済圏の形成について述べる。
7 多民族統治の実態 モンゴル族・チベット族・ウイグル族に対する統治政策とその実態について述べる。
8 清代の法と刑事裁判 清朝の基本法典『大清律例』と刑事裁判について述べる。
9 清代の民事裁判の実態 清朝の民事裁判に実態について述べる。
10 犯罪と警察制度の展開 18世紀に急増した犯罪に対して整備された警察制度の展開について述べる。
11 徴税と地方行政 地方行政における徴税の実態について述べる。
12 映像資料の視聴 講義関連の映像資料を視聴する。
13 地方行政と官僚 地方行政における地方官の役割について述べる。
14 まとめ 講義のまとめ

科目一覧へ戻る/Return to the Course List