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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/09/16 現在/As of 2021/09/16

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
生理学Ⅱ/PHYSIOLOGY II
開講所属
/Course Offered by
国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES
ターム・学期
/Term・Semester
2021年度/2021 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
火3/Tue 3
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
依田 珠江

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
依田 珠江 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的・内容
/Course Objectives
「脳」は身体の機能の司令塔であり、また心の源でもあります。そしてまだまだ未知な領域として多くの研究者がその機能の解明に取り組んでいます。この講義では、ヒトの身体制御機構である脳機能について学習し、様々な生理機能との関連を理解することを目指します。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
私たちの身体の中枢である脳とその機能に焦点をあてて講義します。キーワードについて履修生に割り振り、各自調べて発表する形式、そして学期末に興味を持った「脳機能」に関する情報を履修生同士(新型コロナウイルス感染症への対策を十分にとった上で、グループに分かれて)で発表・討論することで共有する形式も取り入れます。
授業は主に対面で実施します(状況に応じて変更の可能性があります、その際には事前に受講生の皆さんに案内します)。manabaのresponを使用するので準備しておいてください。
マスクを正しく着用し、教室に入る前に石鹸での手洗いとアルコール消毒を必ず実施してください。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
日常生活上の生理機能について意識し、講義によって得た知識と照らし合わせ理解を深めること。割り振られたキーワードについて調べまとめること。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
特になし
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
神経科学テキスト 脳と行動
著者
/Author name
Neil R. Carlson
出版社/URL
/Publisher
丸善出版
ISBN
/ISBN
978-4-621-08670-4
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
神経科学-脳の探求-
著者
/Author name
Mark F. Bear, Barry W. Connors, Michael A. Paradiso
出版社/URL
/Publisher
西村書店
ISBN
/ISBN
978-4-89013-356-7
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
授業への参加態度・貢献度(30%):受講態度、授業で出された課題への取り組み、授業中の発言など積極的な授業参加を評価します。
授業内レポート(20%):授業に関連した内容についてresponを使用して200字~500字あるいはそれに代わる形式(図表など)のレポート(manaba)の提出を求めます。
学期末発表(準備を含む:20%)およびレポート(30%):学期末のグループ発表の準備、発表、討論、その発表に関するレポートにより総合的に判断します。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
必要に応じてプリント等を配布します。
到達目標
/Learning Goal
生命現象や生体機能の仕組、ヒトの身体の機能系統の器官と働きを理解し、各種の生理現象を解説できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス・自己紹介 manabaを使って連絡するので必ず確認するように。授業の内容、進め方を説明する。受講生の興味について自己紹介を兼ねてディスカッションを行う。
2 神経科学の基礎 神経科学の歴史的な歩みにそって明らかになってきた脳、神経機能について理解する。
3 中枢神経系(大脳・小脳・脳幹・脊髄)と末梢神経系 中枢神経系と脳神経、脊髄神経からなる末梢神経系の構造と機能を概説する。
4 脳を構成する細胞の仕組み 脳を構成する細胞であるニューロンとグリア細胞の構造と機能、ニューロンの情報伝達、神経伝達物質の種類と働きについて学ぶ。 割り当てられた神経伝達物質について調べてくる(グループワーク)。
5 神経伝達物質の紹介 第4回で学んだ神経細胞の情報伝達の仕組みを基に、グループで調べた神経伝達物質についてパワーポイントを使用して発表する。
6 視覚・嗅覚・味覚 目、鼻、口でキャッチする感覚、視覚、嗅覚、味覚について感覚情報の伝達の仕組みを学ぶ。
7 聴覚・平衡感覚・体性感覚 聴覚、平衡感覚、体性感覚(触圧覚、温度覚、痛覚、深部感覚)の受容と伝達の仕組みについて学ぶ。
8 脳と睡眠‐なぜ眠る?‐ 睡眠のメカニズムを学び、なぜ眠るのかについて考える。 各自、1週間の睡眠調査を実施し、データを記録すること(記録紙配布予定)。
9 学習と記憶 記憶の仕組み、学習の仕組みを学び、脳の高次機能について理解する。
10 情動‐好き嫌い‐ 情動とそのメカニズムについて理解する。
11 脳・脊髄による運動制御 運動指令が伝わる仕組みと反射について理解する。
12 「脳機能」の情報交換会(グループ発表①②③) グループに分かれ、「脳機能」に関するテーマを決め、調査、測定などを行い、発表する。 グループ発表の準備
13 「脳機能」の情報交換会(グループ発表④⑤⑥) グループに分かれ、「脳機能」に関するテーマを決め、調査、測定などを行い、発表する。 グループ発表の準備
14 「脳機能」の情報交換会(グループ発表⑦⑧⑨) グループに分かれ、「脳機能」に関するテーマを決め、調査、測定などを行い、発表する。 グループ発表の準備

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