シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/09/16 現在/As of 2021/09/16

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
心理学概論Ⅱ(心理検査法と自己理解)/INTRODUCTION TO PSYCHOLOGY Ⅱ
開講所属
/Course Offered by
国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES
ターム・学期
/Term・Semester
2021年度/2021 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
木4/Thu 4
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
田口 雅徳

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
田口 雅徳 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的・内容
/Course Objectives
本講義では、さまざまな心理検査やグループ・ワークなどを実践してもらいながら、科学としての心理学の研究方法やそうした研究により見出された心理学の基本的知見を学習してもらう。また,心理検査やグループワークを実践した後には、分析結果をレポートにまとめてもらう予定である。これらの課題を通して自己理解を深めてもらうことも本講義の目的である。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
授業は講義形式であるが、履修者には演習的課題もおこなってもらう。また、授業で使用する心理検査用紙の実費(2000円)は履修者各自で負担してもらう。履修が決定したら自動発行機で申請書を購入することになる。授業時に申請書と引き換えに検査用紙を配布する。初回の授業にて履修制限や検査用紙代納入方法について説明する。
感染症対策として対面授業と遠隔授業(課題配信型およびオンデマンド型)を併用する可能性がある。授業形態はmanaばなどを通して周知する。また、遠隔授業の場合には、授業資料・レポート課題などをmanabaで配信する。レポート課題に関しては授業内で解説をおこなう。また、各授業でのレポート課題は授業にて返却する。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
各回で扱う心理検査について、その背景理論などを事前に学習する。事後にあっては、心理検査の結果を踏まえて授業で指示した課題をおこないレポートにより提出する。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
テキストは使用しない。ただし、上述の通り心理検査用紙を大学でまとめて購入する
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
適宜紹介する
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
授業にて課さされるレポートの内容(60%)および学期末の総合レポート(40%)で評価する
関連科目
/Related Subjects
心理学概説Ⅰを履修しているほうが望ましい
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
心理学に関する概論的知識のうえに、社会の諸問題や人間の行動を「人の心」という観点から科学的に検証し、あるいはその検証成果を様々な場面において応用できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 心理検査の概観 心理検査の歴史について概説をおこない、今後の授業計画が提示される
2 心理検査の種類と理論 臨床心理学の領域で取り扱われる代表的な心理検査を取り上げその理論的背景を講じる
3 質問紙性格検査:Y-G性格検査を例として 質問紙性格検査について概説し、その代表であるY-G性格検査を取り上て、その理論的背景や成り立ちを解説する
4 Y-G性格検査の分析 実際のY-G性格検査を実施し、分析と解釈をおこなう。これの活動をとして心理検査に対する理解を得てもらう。
5 心理的ストレス・モデルと心理検査 心理的ストレスの発生機序を説明し、それをもとに自身の心理的ストレス対処方略に関して理解を深めてもらう。
6 青年期の職業選択と心理検査 青年期の発達課題としての自我同一性の確立と職業選択との関連を講じる。また、自身の職業興味に対する理解を深めてもらう。
7 知能に関する理論と応用 知能検査の理論的背景と検査の実際について解説する
8 EQ:感情指数 EQの理論的理解を得るとともに、EQに関する心理尺度を実施し、自身のEQに対する理解を深めてもらう。
9 性格5因子 性格5因子説をとりげて解説し、性格特性論に関する理解を深めてもらう。
10 交流分析理論と心理検査 精神分析理論を基にした交流分析について解説する。また、エゴグラムを実施して自己理解を深めてもらう。
11 集団と自己:非言語コミュニケーション グループワークをもとにした非言語コミュニケーションによる自他の相互理解過程に関する知見を深めてもらう。
12 集団と自己:言語コミュニケーション グループワークをもとにした言語コミュニケーションによる自他の相互理解過程に関する知見を深めてもらう
13 集団と自己:他者と自己 他者を介した自己理解とは何かをついて、エンカウンターに関する実践を取り上げて検討する
14 心理検査による個の理解 心理検査による心の理解とその限界に関してまとめる

科目一覧へ戻る/Return to the Course List