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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/09/16 現在/As of 2021/09/16

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
ラテンアメリカの政治と社会/LATIN AMERICAN POLITICS AND SOCIETY
開講所属
/Course Offered by
国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES
ターム・学期
/Term・Semester
2021年度/2021 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
木2/Thu 2
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
浦部 浩之

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
浦部 浩之 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的・内容
/Course Objectives
 本講義ではラテンアメリカという地域の多様性を知り、またこの地域の政治と社会の基本構図を理解することを目標とする。
 ラテンアメリカは世界でも稀な、大陸的規模で同質的な文化をもつ地域である。しかし詳しく見ていくと、その同質性を基底としつつも多様性に富んだ地域であることが分かる。また規模は小さいが、カリブ地域にはまったく異質な言語や文化をもつ小国家群も存在する。
 本講義では、まずラテンアメリカの政治と社会の基本的な歩みを知り、そのうえでいくつかの代表的な国を具体的に取り上げて地域の多様性について理解を深めていく。そしてこれらを基礎に、現代のラテンアメリカがいかなる政治的・社会的課題を抱えているか、またそれにどう取り組んでいるか(取り組むべきか)を考えていく。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
【重要な注意事項】 ※2021年度のこの授業の形式と履修制限について
[1] 授業形式
 この授業は大学(学部)全体の方針に従い、初回の授業はオンライン(オンデマンド)形式で、2回目以降は教室での対面形式で実施する。
[2] 履修制限
 対面授業の環境を確保するため、2021年度に限っては、この授業の履修者は原則として①3年生以上であり、かつ②スペイン語選択の者に限定したい。なお、スペイン語選択の2年生は全クラス、同じ時間帯に必修のスペイン語の授業があるので、この授業の履修者は必然的に3年生以上になるはずである。
 上のとおりの制限は設けるが、中国語と韓国語の選択者であっても、この授業の内容が本人の研究と関連が深い場合(たとえば、途上国の政治・経済や教育・文化、アジア太平洋地域の国際関係や文化交流といったようなテーマで卒論を書くことを考えているような場合)は、この授業を履修してよい。ただし、履修は3年生以上に限る。
[3] その他
 春学期の月4に「地域研究論」を開設している。そちらの授業では、ラテンアメリカに関するより基本的な事柄を幅広く取り上げている。2年生以上のすべての言語の選択者の履修を歓迎する。

【第1回授業の配信】
 上述のとおり、第1回の授業はオンライン形式で行う。授業を選択するか否かの判断材料となるよう、第1回授業(内容は授業ガイダンスが中心)を履修登録期間前および同期間中に、授業担当者の下記のホームページでも案内する。必要であれば参照してほしい。
 https://www2.dokkyo.ac.jp/rese0008/
 
                         〔2021年3月15日最終更新〕
事前・事後学修の内容
/Before After Study
 授業効果を高めるための課題(基本事項の事前確認や事後の文献講読)について毎回指示する。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
なし
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
参考文献は授業で随時紹介する。
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
期末試験100%(ただし公正な評価のためにその他の事項を加味する場合がある)。

なお、学期途中で授業形式に関する大学のルールが変更になり、期末試験の実施が不可となった場合は、その他の措置をとる〔2021年3月15日最終更新〕。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
ラテンアメリカの政治と社会に関する基本的事項を総合的かつ体系的に理解し、諸問題について分析のうえ、見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 政治史(1):
ラテンアメリカ諸国の独立(19世紀)
ラテンアメリカの政治と社会の歩みを概観する。時代は左記のとおり。 「詳細情報」欄に記載のとおり(以下同じ)
2 政治史(2):
近代化とポピュリズム(20世紀前半)
ラテンアメリカの政治と社会の歩みを概観する。時代は左記のとおり。
3 政治史(3):
開発と軍事政権(1960年代~)
ラテンアメリカの政治と社会の歩みを概観する。時代は左記のとおり。
4 政治史(4):
経済危機と民主化(1980年代~)
ラテンアメリカの政治と社会の歩みを概観する。時代は左記のとおり。
5 政治史(5):
ネオリベラリズムと現代社会
ラテンアメリカの政治と社会の歩みを概観する。時代は左記のとおり。
6 地域的多様性(1):
ラプラタ諸国(アルゼンチンなど)
ラテンアメリカ地域における政治と社会、言語と文化の共通性と多様性を知る。地域は左記のとおり。
7 地域的多様性(2):
ブラジル
ラテンアメリカ地域における政治と社会、言語と文化の共通性と多様性を知る。地域は左記のとおり。
8 地域的多様性(3):
アンデス諸国(ペルーなど)
ラテンアメリカ地域における政治と社会、言語と文化の共通性と多様性を知る。地域は左記のとおり。
9 地域的多様性(4):
メキシコ・中米諸国
ラテンアメリカ地域における政治と社会、言語と文化の共通性と多様性を知る。地域は左記のとおり。
10 地域的多様性(5):
カリブ諸国
ラテンアメリカ地域における政治と社会、言語と文化の共通性と多様性を知る。地域は左記のとおり。
11 現代の課題(1):
ネオリベラリズムと貧困・格差
ラテンアメリカ地域が抱える政治と社会の現代的課題を知る。具体的課題は左記のとおり。
12 現代の課題(2):
先住民運動と多文化主義
ラテンアメリカ地域が抱える政治と社会の現代的課題を知る。具体的課題は左記のとおり。
13 現代の課題(3):
麻薬と組織犯罪・暴力
ラテンアメリカ地域が抱える政治と社会の現代的課題を知る。具体的課題は左記のとおり。
14 現代の課題(4):
政治の左傾化と社会運動
ラテンアメリカ地域が抱える政治と社会の現代的課題を知る。具体的課題は左記のとおり。

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