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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/08/23 現在/As of 2021/08/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
経済政策a/THEORY OF ECONOMIC POLICY a
開講所属
/Course Offered by
法学部総合政策学科/LAW POLICY STUDIES
ターム・学期
/Term・Semester
2021年度/2021 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
火4/Tue 4
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
童 適平/TONG Shiping

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
童 適平/TONG Shiping 国際環境経済学科/ECONOMICS ON SUSTAINABILITY
授業の目的・内容
/Course Objectives
資本主義市場経済において、経済問題は主として市場メカニズムを通じて解決されることになっている。しかし、市場の失敗のように、市場メカニズムですべての経済問題がうまく解決されるわけではないので、政府は資源配分改善機能、経済安定化機能、富と所得の再分配機能という3つの役割を果たすために、この市場の失敗を補完する経済政策を講じる。
本授業は、クロ経済学とマクロ経済学の知識に基づいて説明することを通じて、受講生の経済学理論への理解を深めるだけでなく、また、経済学部の専門科目として、経済政策の専門知識を習得し、望ましい経済政策を理解する能力と多様な立場・側面から社会経済を認識する能力を身につけることを目的とする。
経済政策論aにおいて、ミクロ経済政策を中心にその理論的背景、経済政策的解決の効果を解説することにする。理論だけでなく現実の経済現象を取上げて説明することによって、受講生に具体性を与え、理解しやすいように心掛ける。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
授業は基本的にPPTを使用して行う。PPTは事前に大学のPorTaⅡに掲載するので、事前にプリントアウトして予習しておくことが重要である;授業時間を利用して数回小テストを行ったり、名指して質問したりすることがある。小テストの解説は翌回の授業内で行う。質問の回答についての意見交換は授業中、もしくはmanabaの掲示板を用いて行う。
これらのことを通じて受講生の理解度を確認しながら、授業を進めるようにする。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
PPT資料を授業の前に予習し、授業の後に復習することは非常に重要である。
事前学習に1時間、授業中の質問を含む事後学習に3時間、期末筆記試験の準備のための4時間、合計60時間の授業外学習を目安とする。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
ゼミナール経済政策入門
著者
/Author name
岩田規久男・飯田泰之著
出版社/URL
/Publisher
日本経済新聞出版社
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
経済政策
著者
/Author name
横山将義
出版社/URL
/Publisher
成文堂
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
期末筆記試験を行う。学期中数回小テストを行う。小テストの解答を考慮して30%、期末試験70%
期末筆記試験小テストは、①授業内容の基本的把握、②専門用語や技術的内容の理解、③論述の明快さを重視して評価する。
関連科目
/Related Subjects
本講義は経済学の知識をベースとするので、学部基礎科目「経済学a,b」をしっかり理解しておくこと、学科基礎科目「ミクロ経済学a,b」を同時履修することが望ましい。
備考
/Notes
授業中に受講者に質問することがあるので、受講する前に必ず講義資料を読解しておくこと。
テキストは特になし。
到達目標
/Learning Goal
経済政策の基本、経済政策の各項目を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス 経済政策論a(ミクロ経済政策)内容の紹介
2 経済余剰と効率的な資源配分 経済余剰を資源配分の基準として効率的な資源配分を分析する
3 規制と課税及び補助金の経済分析 ミクロ経済政策手段としての規制、課税と補助金の経済効率性
4 独占と独占の非効率性 効率的な資源配分から完全競争と独占を分析する
5 自然独占 市場失敗としての自然独占存在原因の分析
6 自然独占への対策とその問題 自然独占を容認しながら、規制する方法とその内容について分析
7 自然独占への規制緩和と民営化の流れ 自然独占に対する規制緩和の背景
8 外部効果 市場失敗としての外部経済と外部不経済の概念
9 外部効果への対策 外部経済と外部不経済へのそれぞれの解決策
10 公共財と公共財の供給 公共財の定義と公共財過少供給の原因及びその解決方法
11 情報の不完全性・非対称性 市場失敗としての情報の不完全性・非対称性の分析
12 情報の不完全性・非対称性への解決策 情報の不完全性・非対称性に対する市場の対応と政策的な対応を解説する
13 金融仲介業における情報非対称性とその解決策 金融仲介業における情報非対称性の特徴についての分析とその解決策
14 国際経済と経済政策 関税政策を中心に国際経済(貿易と投資)政策の応用について

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