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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/08/23 現在/As of 2021/08/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
法曹特講(刑事法16)/LEGAL PROFESSION, SPECIAL LECTURE
開講所属
/Course Offered by
法学部法律学科/LAW LAW
ターム・学期
/Term・Semester
2021年度/2021 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
水3/Wed 3
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
中空 壽雅

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
中空 壽雅 総合政策学科/POLICY STUDIES
授業の目的・内容
/Course Objectives
法曹特講(刑事法16)では、事例問題を素材にして刑法の重要論点についての知識を整理確認し,深めていくことを目的とします。事例を素材としますので,刑法総論の分野だけでなく刑法各論の分野の知識も併せて整理確認することになります。
学説や判例についての理解は,その内容を知るだけでなく具体的な事例に当てはめられなければ,本当の意味で法的な事柄を理解したとはいえません。この授業では,学説が具体的な事実にどのように適用されるかを確認するとともに,学説や判例がどのように事案処理に機能するのかを確認してもらうことで,学説・判例の深い理解を図ります。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
各回ごとにあらかじめポータルサイトを利用して配布された事例について,各自で考えてきてもらい,授業ではその事例がどんな論点を含んでいるのか,それについての判例・学説はどのようになっているのか,その事例にそれぞれの立場を当てはめるとどのような結論になるのかを確認するという作業を行います。
この授業は,対面授業と遠隔授業形式の併用をした形で行います。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
あらかじめ配布された事例について検討した上で授業に参加すること。また、授業後はその回の事例の論点について刑法総論・刑法各論の教科書の該当箇所を読み問題点を理解を図ること。

テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
※備考欄を参照
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
刑法事例演習教材 第3版
著者
/Author name
井田良その他
出版社/URL
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
刑法判例百選1・2 第8版
著者
/Author name
佐伯仁志編
出版社/URL
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
レポート課題(100パーセント)で評価します。
関連科目
/Related Subjects
刑法総論・刑法各論
備考
/Notes
テキスト:各自が刑法総論・刑法各論で使用した教科書
参考文献:必要に応じて紹介します。
※対面授業と動画配信授業のスケジュールはあらかじめ配布して周知します。
到達目標
/Learning Goal
法曹に求められる基本かつ重要な法律知識のうえに、法曹三者の仕事(とりわけ弁護士の業務)、弁護士の事件処理の方法論を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 被害者の承諾について学ぶ 被害者の承諾の問題を素材に授業の進め方の説明をします。
2 被害者の承諾について学ぶ 被害者の承諾,そして同意殺人の問題も含めて学習します。
3 因果関係について学ぶ 条件関係の有無が問題となる事例,因果関係をめぐる学説について学習します。
4 因果関係について学ぶ 特に行為後の介在事情の事例を中心に学習します。
5 不作為犯について学ぶ 不真正不作為犯の成立要件について学習します。
6 不作為犯について学ぶ 不作為の殺人・遺棄致死罪等について学習します。
7 事実の錯誤について学ぶ 事実の錯誤について学習します。
8 誤想防衛について学ぶ 誤想防衛・誤想過剰防衛について学習します。
9 実行の着手・不能犯について学ぶ 特に離隔犯の実行の着手,不能犯について学習します。
10 早すぎた結果の発生・遅すぎた結果の発生について学ぶ 実行行為の捉え方が問題となる事例群について学習します。
11 緊急避難について学ぶ 緊急避難と正当防衛の区別,緊急避難の限界事例について学習します。
12 正当防衛について学ぶ 正当防衛の成立要件について学習します。
13 正当防衛について学ぶ 正当防衛と共犯の問題を中心に学習します。
14 総合問題 総合問題で知識の成立をします。

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