シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/08/23 現在/As of 2021/08/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
専門英語a(Game theory and firm strategy)/ENGLISH FOR SPECIFIC PURPOSES(A)
開講所属
/Course Offered by
経済学部/ECONOMICS
ターム・学期
/Term・Semester
2021年度/2021 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
火2/Tue 2
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
吉田 翔平

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
吉田 翔平 経済学科/ECONOMICS
授業の目的・内容
/Course Objectives
本講義では企業の戦略を分析するためにゲーム理論とその応用として経営の経済学を学習する。論理的思考を鍛えるためにゲーム理論を用いて、様々な状況における戦略的思考法を身に着けることを目標とする。講義資料は英語なので当然それらを読みこなす専門的な分野での英語能力を養うことも目標である。また専門英語aでは主に戦略的状況下での個人の意思決定とその結果について理論的に学習し、さらにその結果が現実の人間で再現するのかについて実験する。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
本講義の受講者は少人数であることが予想されるので対面形式で行う予定である。

学生によるプレゼンテーションを中心に講義を行う予定である。
プレゼンテーションを聴く学生にも積極的に発言を促す。
ただし、受講者数などの状況によって変更することもあり得る。
教室実験を予定しているので、学生の積極的参加は不可避であり、ただ聞いているだけという態度は歓迎されない。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
経済経営数学入門、経済学(ミクロ)、ミクロ経済学a,bの内容を習得していることが望ましい。分析方法としてある程度数学的モデルの使用は避けられないので、事前、事後に学習することが要求される。

テキストの該当部分を復習し、報告準備や質問事項を準備しておく。
事後に講義内容のまとめと質問などを400字程度のレポートとして提出する。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
THE ECONOMY
著者
/Author name
THE CORE TEAM
出版社
/Publisher
Online material (free)
ISBN
/ISBN
https://www.core-econ.org/the-economy/index.html
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
Strategy: An Introduction to Game Theory
著者
/Author name
Joel Watson
出版社
/Publisher
Norton
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
対面での試験が可能な状況:平常点(受講態度、プレゼンテーション、宿題など): 40% レポートと試験: 60%
対面での試験が不可能な状況:平常点(受講態度、プレゼンテーション、宿題など): 60% レポートと持ち帰り試験: 40%

小テスト、レポート、試験については全て「講義中に解説した経済現象についてのモデルの理解、計算、直観的解釈を英語もしくは日本語で自分で再現できる」ことを目的とする。
関連科目
/Related Subjects
上級ミクロ経済学a,b、ゲーム理論a,b、産業組織論a,b
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
経済・経営・国際環境経済の各分野で用いられる専門英語を習得し、各分野について英語で理解を深め、専門英語を運用できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス、講義の概要 講義全体についての説明と「ゲーム理論」や「経営の経済学」とはどのような分野かについて説明する。 事前にシラバスをよく読み、講義内容や目的を理解しておく。
2 4.1 Social interactions: Game theory 社会的な相互依存関係の中で、ゲーム理論がどのような意味で有用なのかを概観する。 テキストの該当部分を復習し、報告準備や質問事項を準備しておく。事後に講義内容のまとめと質問などを400字程度のレポートとして提出する。
3 4.2 Equilibrium in the invisible hand game 同時手番ゲームを学習し、その均衡としてのナッシュ均衡について分析する。 テキストの該当部分を復習し、報告準備や質問事項を準備しておく。事後に講義内容のまとめと質問などを400字程度のレポートとして提出する。
4 4.3 The prisoners’ dilemma 囚人のジレンマゲームで何が起こるのか、何が問題なのかを学習する。 テキストの該当部分を復習し、報告準備や質問事項を準備しておく。事後に講義内容のまとめと質問などを400字程度のレポートとして提出する。
5 4.6 Public goods, free riding 公共財の私的供給のゲームで何が起こるのか、何が問題なのかを学習する。 テキストの該当部分を復習し、報告準備や質問事項を準備しておく。事後に講義内容のまとめと質問などを400字程度のレポートとして提出する。
6 4.7 Public good contributions and peer punishment 公共財ゲームで起きる問題をどのように解決できるのかについて学習する。 テキストの該当部分を復習し、報告準備や質問事項を準備しておく。事後に講義内容のまとめと質問などを400字程度のレポートとして提出する。
7 復習、問題演習、解説 第6回以前の内容を復習し、関連する内容の問題演習を行う。 講義内容について復習し、その内容に関する問題を解く。(1時間程度)
8 4.9 Cooperation, negotiation, conflicts 社会での協力、交渉、対立をゲーム理論でどのように分析するかを学習する。 テキストの該当部分を復習し、報告準備や質問事項を準備しておく。事後に講義内容のまとめと質問などを400字程度のレポートとして提出する。
9 4.10 Dividing a pie (or leaving it on the table) 利害が対立する状況下でどのように交渉するべきかを学習する。 テキストの該当部分を復習し、報告準備や質問事項を準備しておく。事後に講義内容のまとめと質問などを400字程度のレポートとして提出する。
10 4.11 Fair farmers, self-interested students? 現実では理論が示唆するような結果が再現するのか、教室実験を交えて学習する。 テキストの該当部分を復習し、報告準備や質問事項を準備しておく。事後に講義内容のまとめと質問などを400字程度のレポートとして提出する。
11 4.12 Competition in the ultimatum game これまでの交渉ゲームに変更を加えて、状況の変化がどのように均衡での戦略と配分に影響するかを学習する。 テキストの該当部分を復習し、報告準備や質問事項を準備しておく。事後に講義内容のまとめと質問などを400字程度のレポートとして提出する。
12 4.13 Conflicts in the choice among Nash equilibria ゲームに複数均衡がある場合において、プレイヤーはどのように行動するべきか、自身に都合の良い状況を作るにはどのようにするべきかを学習する。 テキストの該当部分を復習し、報告準備や質問事項を準備しておく。事後に講義内容のまとめと質問などを400字程度のレポートとして提出する。
13 A game of chicken 複数均衡のゲームにおいて起きることや状況を変化される手段について教室実験を用いて学習する。 テキストの該当部分を復習し、報告準備や質問事項を準備しておく。事後に講義内容のまとめと質問などを400字程度のレポートとして提出する。
14 復習、問題演習、解説 第13回以前の内容を復習し、関連する内容の問題演習を行う。 講義内容について復習し、その内容に関する問題を解く。(1時間程度)

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