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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/09/15 現在/As of 2021/09/15

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
トランスナショナル・メディア論/TRANSNATIONAL MEDIA STUDIES
開講所属
/Course Offered by
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES
ターム・学期
/Term・Semester
2021年度/2021 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
木1/Thu 1
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
山口 誠

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
山口 誠 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES
授業の目的・内容
/Course Objectives
メディアとは、人と人をつなげ、事実やメッセージを伝えるための透明な「パイプ」ではありません。ときに事実と異なる情報を伝え、あるいは「事実」そのものを作り出し、そして人と人を分断することもあります。ならば、いつ、どうして「メディア」は生まれ、どのような仕組みを持ち、いかなる機能を果たすようになったのでしょうか。そしてトランスナショナル・メディアとは、いかなる存在でしょうか。
この講義では、「近代」に限定されない「人間の歴史」におけるトランスナショナル・メディアの事例を歴史的に検討し、その特性を理解することを目的とします。たとえば古代の新約聖書、中世の活版印刷術と宗教戦争、近代の国際プロパガンダと国民国家、現代のインターネット・ジャーナリズムなどを多角的に分析します。
メディア研究の基礎から最新の議論を学ぶことで「メディア」の機能と仕組みを考え、トランスナショナル・メディアを「読み解く」だけでなく「使いこなす」ための批判的思考とリテラシーを習得することを目指します。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
※教員は教室で講義を行ないます。対面授業を基本としつつ、ZOOM同時配信などができれば履修者の出席は対面でもZOOMでも(いずれでも)可とし、学期中を通じて感染症対策の工夫をし続けます。結果として授業の形態が変わるかもしれませんが、履修者の単位取得に不利にならないよう努めるため、ご理解とご協力をお願いします。
※2回のレポートで成績が決まりますが、担当教員はかなり精緻にレポートを採点しているので、しっかり受講していないと良いレポートは書けないと思います。けっして「楽単科目」ではないため、ご注意ください。
※受講生の反応を確認しつつ、事例を変えたり解説を加えたりするため、事前に準備したレジュメは配布せずに、パソコンによる板書をノート・テイキングする形式で授業を進めます。
※授業の具体的な内容と成績評価については、初回の授業で詳しく説明します。そのため、可能な限り初回の授業に参加されることをお願いします。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
授業中に示す事例や重要概念について図書館などで自ら調べ、さらに理解を深めてください。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
学期中に2回の予定でレポート課題を出します(ポルタまたはmanaba経由で提出)。その提出状況と内容評価をもとに、総合的に判断して最終評価を出します。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
テキスト・参考文献:各回講義で適宜提示します。
到達目標
/Learning Goal
トランスナショナル・メディアに関する専門知識を習得し、様々な規模で見た、メディアを通じた文化、歴史、言語、情報・科学技術、環境、政治、経済、社会現象などのインターフェースについて分析を行い、見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス 「トランスナショナル」と「メディア」とは?
2 メディアの源流(15世紀以前) メディアとしての「聖書」と「本」の誕生
3 メディアの源流(16世紀から18世紀) 印刷術とは何だったのか?
4 近代とメディア①(日本のメディア) 日本の「メディア」とは?
5 近代とメディア②(19世紀の国際社会) 「個人」の誕生とわたしたち
6 重要文献読解①(ニュースとは何か) 「新聞」の誕生
7 考察とレポート提出①(ニュース論) 授業時間内レポート
8 講評と探究①(ニュースと社会) 優れたレポート数点の共有と教員からの全体に対するフィードバック
9 ニューヨーク・タイムズの時代 メディアと20世紀の国際社会
10 広告、宣伝、プロパガンダ ポストモダンとは何か?
11 ”Media War”の時代 「近代」とは何だったのか?
12 重要文献読解②(メディアのトランスナショナル化) 「ナショナル」を「トランス」するとは?
13 考察とレポート提出②(トランスナショナル論) 授業時間内レポート
14 講評と探究②(トランスナショナルとわたしたち) 優れたレポート数点の共有と教員からの全体に対するフィードバック

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