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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/09/15 現在/As of 2021/09/15

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
ヨーロッパの社会/EUROPEAN SOCIETIES
開講所属
/Course Offered by
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES
ターム・学期
/Term・Semester
2021年度/2021 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
木3/Thu 3
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
根木 昭英

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
根木 昭英 フランス語学科/FRENCH
授業の目的・内容
/Course Objectives
 フランスは、多くのひとびとの抱くイメージに違わぬ華やかな魅力を備えています。しかし同時に、植民地主義的拡張とその行き詰まり、地域統合の実験やグローバル化などを経験しつつ形成されたその社会は、民族・文化・宗教など多くの側面において多様化し、それによって引き起こされる諸困難に直面してもいます。
 本講では以上の認識から出発して、制度・歴史・文化などさまざまな側面から現代フランス社会(および旧植民地を中心とするフランス語圏社会)を考察します。フランス現地のニュースに触れるとともに、その理解に必要となる諸論点(「共和国」の理念、統合やポピュリズム、テロの問題など)について一通りの知識を身に付けることが目的です。
 秋学期には、社会の多様化に伴って共和国が直面している諸問題を中心に考察します(春学期履修は前提ではありません)。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 講義形式を基本としつつ、発言やコメントペーパー提出を通じたみなさんの積極的な参加を求めます。教員からは授業中の解説・コメントという形でフィードバックを行います。
 対面授業(+同時配信、録画配信)を想定していますが、状況によってはオンデマンド授業(zoom録画、youtubeなど)に切り替える可能性もあります。オンデマンドで受講する方に関しては、manabaを用いて授業連絡や資料配布、課題回収などを行います。受講者のみなさんと相談しながら、授業形式や方法を変更することもありえますので注意してください。
 初回は対面で行います(録画も配信予定)。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
毎回の授業で配布する資料を読んで予習してください。授業後には要点の復習を行い、課題のペーパー作成を行ってください(事前学習1時間、事後学習2時間を目安とする)。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
レジュメを配布します。
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
毎回の講義のなかで紹介していきます。
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
中間・期末テスト:70%、コメントペーパー、発言などを通じた授業への貢献度:30%
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
主にドイツ語圏、フランス語圏を中心としたヨーロッパの各種社会に関して専門知識を習得し、多様なヨーロッパの社会を、歴史、政治、経済などの視点から分析のうえ、見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 導入 ―「共和国」の理念 「共和国」の理念について学ぶ
2 植民地化と「文明化」 植民地化の歴史とその背景となった「文明化」イデオロギーについて学ぶ
3 「ポストコロニアリズム」の視点 植民地支配「以後」の諸論点について学ぶ
4 ライシテ:「ライシテ」とは 「ライシテ」の考え方について学ぶ
5 ライシテ:スカーフ(ヴェール)問題を考える スカーフ(ヴェール)問題をめぐる経緯とその論点について学ぶ
6 ライシテ:共和主義のナショナリズム化 スカーフ(ヴェール)問題の社会的背景について学ぶ
7 中間テスト・解説 論述テストと解説を行う
8 移民と統合の問題:「移民」とはだれか 「移民」の定義およびそれに関わる諸論点について学ぶ
9 移民と統合の問題:移民史の観点から フランスにおける移民の歴史について学ぶ
10 「共和制モデル」と「多文化主義、間文化主義」 「共和国」の理念が直面している現在の諸問題について、カナダと比較しつつ考える
11 テロリズムについて 近年のテロ事件の経緯とその背景となる社会状況について学ぶ
12 ヨーロッパ統合と共和国:EUの歴史・理念・制度 EUをめぐる基礎的な知識を学ぶ
13 ヨーロッパ統合と共和国:EU懐疑論の観点から EU懐疑論をめぐる現状と論点について学ぶ
14 期末テスト・解説 論述テストと解説を行う

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