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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/09/15 現在/As of 2021/09/15

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
ヨーロッパの社会/EUROPEAN SOCIETIES
開講所属
/Course Offered by
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES
ターム・学期
/Term・Semester
2021年度/2021 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
月3/Mon 3
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
大重 光太郎

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
大重 光太郎 ドイツ語学科/GERMAN
授業の目的・内容
/Course Objectives
本科目では、外国語学部ドイツ語学科の学位授与方針(DP)ならびに教育課程の編成・実施方針(CP)が示す「政治や経済、EU との関係など、ドイツ語ら圏の社会・歴史の多様な専門領域に関する知識を体系的かつ横断的に修得し、その知識を歴史的かつ現代的事象と結び付けて考察する能力」を身につけることを目ざす。
秋学期には経済・社会領域に注目して、さまざまな切り口から現代ドイツの問題を考えていく.。
一般にドイツは高度な福祉国家として知られている。ドイツでは福祉国家を表す場合、Sozialstaat(社会国家)という言葉がよく用いられる。ところがドイツにおいても、グローバル化の進展と国際競争の激化のなか、雇用の不安定、貧困率の増大、社会的格差の拡大が大きな経済的・社会的問題となっており、伝統的な社会国家が揺らいできている。こうしたテーマを毎回、国際比較や日本との比較のなかで特徴づけ、歴史と現状、現在の問題点を考える。参加者には時事問題に関するアンテナを広げておくことを期待する。

*本科目では、外国語学部ドイツ語学科の学位授与方針(DP)ならびに教育課程の編成・実施方針(CP)が示す「政治や経済、EU との関係など、ドイツ語ら圏の社会・歴史の多様な専門領域に関する知識を体系的かつ横断的に修得し、その知識を歴史的かつ現代的事象と結び付けて考察する能力」を身につけることを目ざす。
本科目では春学期に主に政治領域に注目し、秋学期には経済・社会領域に注目して、さまざまな切り口から現代ドイツの問題を考えていく。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
・授業方式として、対面方式 とZoom方式( ライブ配信 + オンデマンド配信)を併用する。ZoomのアクセスURLは、manabaに掲示する。 
・授業ツールとしては、manabaを利用する。(PorTa IIは利用しない)
・授業資料は教室での配布は行わず、manabaに掲示する。各自でプリントアウトするか、タブレット持参で出席してほしい。
・毎回の授業後にmanabaの「レポート」機能を用いてコメントペーパーを提出してもらう。コメントペーパー提出期限は授業週の金曜日とする。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
参加者には時事問題に関するアンテナを広げておくことを期待したい。
講義の後、配布資料や授業で紹介した文献やサイトなどを参照し、関心を持ったテーマをさらに調べてほしい。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
なし。初回授業で参考文献一覧を配布する。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
現代ドイツ政治 統一後の20年
著者
/Author name
西田慎・近藤正基(編著)
出版社/URL
/Publisher
ミネルヴァ書房
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
2014
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
ドイツ経済 EU経済の基軸
著者
/Author name
藤澤利治・工藤章(編著)
出版社/URL
/Publisher
ミネルヴァ書房
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
2019
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
コメントペーパー(60%):毎回の授業後にmanabaの「レポート」機能から提出(提出期限は授業週の金曜日)。授業時に出欠確認は行わない。コメントペーパーは毎回5点満点で採点する。
期末レポート(40%):学期末にレポート(2000字程度)を課す。課題は授業中に提示する。
関連科目
/Related Subjects
本科目は「現代社会・歴史」コースの専門科目である。このコースの概論科目である「ドイツ語圏現代社会概論」「ドイツ語圏歴史概論」を履修していることが望ましい。
私の専門演習のテーマと重なるので、専門演習希望者には履修を勧める。
備考
/Notes
テキスト:特定のテキストは使用しない。テーマごとに適宜指示する。
到達目標
/Learning Goal
主にドイツ語圏、フランス語圏を中心としたヨーロッパの各種社会に関して専門知識を習得し、多様なヨーロッパの社会を、歴史、政治、経済などの視点から分析のうえ、見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス――講義の概要 授業の問題意識と進め方
2 職業教育:職業資格の意味 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
3 大学教育:勉強と就職の関係は? 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
4 教育と雇用へのつながり:日本との比較 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
5 雇用システム:内部労働市場か、外部労働市場か 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
6 ワーク・ライフ・バランス:働き方の比較 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
7 女性の就労:ドイツの特徴は?何が課題か? 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
8 労働組合:ドイツの特徴は? 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
9 経済民主主義、共同決定、コーポレート・ガバナンス 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
10 グローバリズム:メリットか、デメリットか? 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
11 ネオ・リベラリズム:市場は善か、悪か? 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
12 少子・高齢化:どのように対応すべきか? 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
13 外国人(移民、難民):統合に限界はあるか? 講義と質疑 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修
14 まとめ まとめ 授業中に紹介した参考文献・資料によるさらなる学修

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