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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/09/15 現在/As of 2021/09/15

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
ヨーロッパの文化/EUROPEAN CULTURES
開講所属
/Course Offered by
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES
ターム・学期
/Term・Semester
2021年度/2021 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
月3/Mon 3
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
阿部 明日香

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
阿部 明日香 フランス語学科/FRENCH
授業の目的・内容
/Course Objectives
17世紀から19世紀までのフランス美術を概観します。
西洋絵画において主要な位置を占めてきた「ギリシア神話」や「聖書」を主題とした絵画の「読み方」を学ぶことでフランス美術に親しむとともに、時代背景や当時の美術制度について知識を深め、歴史的コンテクストのなかで、それぞれの画家と作品について理解・分析できるようにすることを目的とします。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
この講義は「録画された動画のオンデマンド配信(Youtube使用)」によって行います。
動画のスライドをPDF化したものを資料として別途配布します。

各自動画を視聴したのちに、授業の要約または設問回答などの課題、および質問やコメントなどを書いて提出します。
質問やコメントは次の動画で取り上げ、さらに解説を加えていくことで講義の双方向性を確保します。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
授業で指示された参考文献を読む。美術館、画集、インターネットなどで作品に親しむ。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
テキスト:プリントを配布します。参考文献は授業中に適宜紹介します。
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
課題:100%
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
主にドイツ語圏、フランス語圏を中心としたヨーロッパの各種文化に関して専門知識を習得し、多様なヨーロッパ文化を、言語、芸術、宗教、哲学、思想などの視点から分析のうえ、見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 イントロダクション 授業で扱うテーマについて概説し、この授業の目的について確認する。また授業の進め方、課題、評価方法について説明する。
2 プッサン《詩人の霊感》 ギリシア・ローマ神話の神アポロンが登場する作品を取り上げ、アポロンを描いた他の作品も参照しつつ作品の意味を読み解く。
3 ヴーエ《賢明の寓意》 「寓意画」の読み方について学ぶ。
4 ジョルジュ・ド・ラ・トゥール《大工の聖ヨセフ》 聖書に主題を取った作品を取り上げる。またフランスにおけるカラヴァッジョの影響についても学ぶ。
5 ブーシェ《水浴のディアナ》 ギリシア・ローマ神話の女神ディアーナが登場する作品を取り上げる。またロココ絵画の特徴についても学ぶ。
6 シャルダン《食前の祈り》 「風俗画」を取り上げ、その成り立ちについて解説する。また美術アカデミーの制度や絵画のジャンルによるヒエラルキーについても学ぶ。
7 ダヴィッド《ホラティウス兄弟の誓い》 古代ローマ史に主題を取った作品を取り上げる。また新古典主義の成り立ちについても学ぶ。
8 アングル《アガメムノンの使者を迎えるアキレウス》 アングルがローマ賞コンクールで大賞を取った作品を取り上げ、美術アカデミーが規定した理想的な絵画のあり方や、美術制度について学ぶ。
9 ドラクロワ《民衆を率いる自由》 七月革命という同時代の事件を主題にした作品を取り上げ、同作品の特徴について解説する。またロマン主義について学ぶ。
10 クールベ 《オルナンの埋葬》 1850年のサロンで論争を呼んだ作品を取り上げ、当時の美術制度、絵画の規範、同作品の意義について学ぶ。
11 ミレー《落ち穂拾い》 同作品の主題や構図などについて多角的に分析すると同時に、農村を描いた作品が当時どのような意味を持っていたか学ぶ。
12 マネ《草上の昼食》 1863年の落選者展でスキャンダルを巻き起こした作品を取り上げ、当時の美術制度、絵画の規範、同作品の意義について学ぶ。
13 ルノワール《船遊びの昼食》 パリ郊外での人々の余暇の場面を描いた作品を取り上げ、近代都市パリの成立と印象派の誕生について学ぶ。
14 まとめ 授業で扱ったテーマを振り返り、まとめとする。

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