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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/09/15 現在/As of 2021/09/15

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
英語専門講読Ⅱ/ADVANCED THEMATIC READING II
開講所属
/Course Offered by
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES
ターム・学期
/Term・Semester
2021年度/2021 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
木3/Thu 3
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
須永 和博

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
須永 和博 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES
授業の目的・内容
/Course Objectives
 長期間のフィールドワークにもとづいて書かれた民族誌(エスノグラフィ)の読解・議論を通じて、現代日本における多文化共生の可能性や課題について考えます。

 在日コリアンやムスリム、日系ブラジル人、フィリピン人女性、先住民族アイヌなどについて書かれたテキストを読み進めていきます。その上で、首都圏近郊のエスニック・タウンにて、プチ・フィールドワークを行ない、その成果を学期末に報告をしてもらいます。

 英語文献を教材として扱いますが、英文読解力の向上にとどまらず、グローバル化が加速化している今日的状況を「文化」という視点から考えるための文化人類学的・社会学的思考を養うことを目的とします。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 授業の進め方は、受講生数によって適宜調整しますが、基本的にはグループ作業を基本とした演習形式で行ないます。そのため、ディスカッション等に積極的に参加することが履修・単位取得の条件となります。また、1本の論文を読み終えるごとに、感想・コメントなどをを記した小レポートを提出してもらいます。

 授業は原則として対面で実施します。録画配信等はしません。

 資料の共有や授業関係の連絡は、manabaおよびdropboxを通じて行います。受講に際しては、dropboxのアカウントをあらかじめ作成しておいてください。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
 日本の移民や難民を取り巻く状況について、新聞記事等で情報収集をしておこくこと。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
Multiculturalism in the New Japan: Crossing the Boundaries Within
著者
/Author name
Nelson H. Graburnほか(編)
出版社
/Publisher
Berghahn Books
ISBN
/ISBN
9781845457815
その他(任意)
/other
特定の章のみ取り扱いますので、該当部分を図書館等でコピーしてください。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
Transcultural Japan: At the Borderlands of Race, Gender and Identity
著者
/Author name
David Blake Willisほか(編)
出版社
/Publisher
Routledge
ISBN
/ISBN
9780415368902
その他(任意)
/other
特定の章のみ取り扱いますので、該当部分を図書館等でコピーしてください。
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
授業における発表・議論(50%)、期末レポート(50%)。
ただし、4回以上の欠席(遅刻は2回で欠席1回に換算)で単位認定の資格を失う。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
分野の専門性をもった英文マテリアル(資料)を講読、読解できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 趣旨説明・グループ分け テキストの概説、グループ分け等を行う。
2 講義:多文化共生とは何か 多文化主義・多文化共生をめぐる最近の研究動向を紹介する。
3 映像資料『いちょう団地に生きる子どもたち』 映像資料をもとに、現代日本の多文化共生の現状や課題について議論する。
4 発表・議論(在日コリアンに関する文献・前半) グループごとにテキストの内容紹介を行う。
5 発表・議論(在日コリアンに関する文献・後半) グループごとにテキストの内容紹介を行う。
6 発表・議論(在日ムスリムに関する文献・前半) グループごとにテキストの内容紹介を行う。
7 発表・議論(在日ムスリムに関する文献・後半) グループごとにテキストの内容紹介を行う。
8 発表・議論(日系ブラジル人に関する文献・前半) グループごとにテキストの内容紹介を行う。
9 発表・議論(日系ブラジル人に関する文献・後半) グループごとにテキストの内容紹介を行う。
10 発表・議論(在日フィリピン人に関する文献・前半) グループごとにテキストの内容紹介を行う。
11 発表・議論(在日フィリピン人に関する文献・後半) グループごとにテキストの内容紹介を行う。
12 発表・議論(先住民族アイヌに関する文献・前半) グループごとにテキストの内容紹介を行う。
13 発表・議論(先住民族アイヌに関する文献・後半) グループごとにテキストの内容紹介を行う。
14 まとめ 1学期を振り返り、主要な論点を改めて確認する。

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