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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/08/30 現在/As of 2021/08/30

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
異文化間コミュニケーション論b/INTERCULTURAL COMMUNICATION(B)
開講所属
/Course Offered by
外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH
ターム・学期
/Term・Semester
2021年度/2021 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
月5/Mon 5
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
板場 良久

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
板場 良久 英語学科/ENGLISH
授業の目的・内容
/Course Objectives
指定された資料(主に英文)の学習を前提に、英語圏(主に米国)の様々なメディア事象を文化の問題として分析し、日本のメディア文化状況に関連する提言を含んだ講義を行う。
教員免許状取得の選択科目のため、中学校・高等学校における外国語科の授業に資する考え方も身に付けさせる。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
【重要】月曜5限の当講義の受講生の中には帰宅ラッシュに重なり不安だという方が少なくない、というシミュレーションやご意見を学生からいただきました。これを重視し、オンラインを併用して講義を行ってまいりたいと思います。よって、各回の講義を録画したものをオンデマンド配信する形式が中心となることが見込まれます。また、講義の収録は主に研究室で行いますが、教室で収録を行う場合は、希望者が対面でリアルタイム受講もできるよう、事前に案内をいたします。いずれにせよ、毎回の授業形態とアクセス情報を事前にmanabaとWebメールにてお知らせしますので、情報の確認をお願いします。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
各回の講義に関する資料を事前及び事後に目を通すことが求められます。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
なし(適宜プリントを配布する予定)
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
メディア文化論 ― 想像力の現在 第2版
著者
/Author name
遠藤 英樹 他編
出版社/URL
/Publisher
ナカニシヤ出版
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
1)参加と課題提出: 50%(Qualifying Quizを含む* )
*【重要】学期終盤にQualifying Quizという非常に簡単な小テストを行い、最低限の授業参加があったことを確認します。これに合格した受講生は学期末レポートを作成・提出する資格が得られますので、必ず受験してください。Qualifying Quizは、施設に入るための「検温」のように簡単ですが、スルーできないテストです。昨年度までの合格率は99%以上です。Qualifying Quizは教室受験と遠隔ライブ受験を選択できるようにする予定です。なお、本人に帰責されない理由がありQualifying Quizを欠席する学生は、事前または直後に自ら追試を申請してください。対象者がいる場合は、「補講・試験期間」の同一曜日時限・同一教室にて追試を行います。ただし、追試も欠席した場合の対応(追試の追試)はありませんので、ご注意ください。

2) 学期末レポート: 50%(課題は学期末が近づいた段階で発表します。)
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
異文化コミュニケーション研究に関して総論的な専門知識を習得し、様々な視点から文化とコミュニケーションの関係について分析を行い、見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス 講義概要と基本概念の解説 シラバス情報を良く確認してください。
2 メディア・リテラシー教育 英語圏の取り組み このテーマに関心があり将来自分の専門領域としたい受講生は、参考文献以外にも、事前・事後にかかわらず、菅谷明子『メディア・リテラシー ― 世界の現場から』(岩波新書)に目を通すことを推奨します。
3 メディアと現実① 声の文化と文字の文化 このテーマに関心があり将来自分の専門領域としたい受講生は、参考文献以外にも、事前・事後にかかわらず、ウォルター・J.オング『声の文化と文字の文化』(藤原書店)に目を通すことを推奨します。
4 メディアと現実② マスメディアの日米関係史 このテーマに関心があり将来自分の専門領域としたい受講生は、参考文献以外にも、事前・事後にかかわらず、有馬哲夫『日本テレビとCIA 発掘された「正力ファイル」 (宝島) に目を通すことを推奨します。
5 メディアと現実③ パソコン・スマフォ文化の形成と意味 事前に、自分自身のスマフォ使用行動について観察しておいてください。授業のアクティヴ・ラーニングで自己省察をする予定です。
6 メディアと管理社会① “You are what you ___” 事前に、自分自身の消費行動について観察しておいてください。何が欲しい/欲しくないと感じている/感じたかなど。
7 メディアと管理社会② “Post-consumerism”を中心に 事前でも事後でも、辻井喬×上野千鶴子『ポスト消費社会のゆくえ』 (文春新書) を読むことを推奨します。
8 音楽とメディア 蓄音機発明前の「歌うアメリカ人」 映画『Jazz Singer』(1927年版またはリメイク版)を事前に視聴しておくことを推奨しますが、事後でも良いと思います。
9 ポピュラー映画と現実認識 ディズニー映画などを例に 事後でも良いので、若桑みどり『お姫様とジェンダー ― アニメで学ぶ男と女のジェンダー学入門』(ちくま新書)を読むとテーマに関する視野が広がるかもしれません。
10 ノスタルジア映画と歴史認識 “Back to the future”再訪 映画『Always 三丁目の夕日』および『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲』を事前に視聴しておくことを推奨しますが、事後でも良いと思います。
11 アートとメディア Mary Miss などを例に 彫刻家Mary Missのウェブページ(http://marymiss.com/)を予め覗いておいてください。
12 ミュージアムとメディア スミソニアン博物館などを例に National Museum of African American History and Cultureのサイト(https://nmaahc.si.edu/)を事前に参照しておいてください。
13 事例分析、小テスト これまでの総括として事例分析を行います。また、小テストも実施しますので必ず受験してください。 ここまでの講義内容を再想起しておくことが求められます。
14 まとめとフィードバック これまでの学修を総合的に考察し講評をします。 これまでの省察と今後の学修にお役立てください。

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