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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/08/30 現在/As of 2021/08/30

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
英語専門講読 Ⅰ/ADVANCED THEMATIC READING Ⅰ
開講所属
/Course Offered by
外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH
ターム・学期
/Term・Semester
2021年度/2021 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
金3/Fri 3
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
東郷 公徳

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
東郷 公徳 英語学科/ENGLISH
授業の目的・内容
/Course Objectives
この講義では、英国の作家ジョージ・オーエルの小説 Nineteen Eighty-four(1948年作品)を読む。
ここで描かれているのは、ビッグ・ブラザーと呼ばれる独裁者が君臨する極度に非人間的な全体主義的管理社会である。世界は3つの超大国によって分割され、いつ終わるとも知れない戦争が続いている。人々の私生活は細部まで当局に監視され、思想は管理され、愛情を持つことすら禁止されている。歴史は権力者の都合に合わせて常に改ざんされ続ける。当局に背いた者は拷問により洗脳された後に、公衆の面前で自らの罪を告白したうえで処刑される。
人間の肉体的精神的自由を否定し過去も未来も自在にコントロールしようとする権力の出現に対してオーエルが鳴らした警鐘は決して今でも色あせていない。受講生と共に、「人間らしく」あるとはどういうことかを考えたい。受講を希望する学生は初回の授業に必ず出席すること。
最終回に期末試験を行なう。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
1.授業の前にネット上の UMU というシステムに上げられている解説動画や資料を使って受講生が予習をする。
2.授業では受講生が皆予習を済ませていることを前提に、その回の講読範囲について、意見交換をしながら理解を深める。
3.授業終了後に、受講生は必ずUMU にある「質問」に感想や疑問点を毎回書き込む。出来るだけ他の受講生のコメントに「いいね」をしたり、返信を書いたりして、活発な意見交換をするように心がける。
4.初回については作者ジョージ・オーウェルと『1984年』について解説する。予習は不要。
5.履修希望者は必ず初回の講義に出席すること。
6.受講生への連絡は、基本的に manaba を利用するが、同時にクラスLINEも作成して、迅速で簡単なやり取りが出来るようにする。
7.最終回に期末試験を行う。
8.テキストを必ず持参すること。忘れた場合はインターネット上のテキストをプリントアウトして来るなど、対応策を講じた上で出席すること。
★UMU に上げられた動画を観るに当たって、通信状況が不十分な場合は動画が上手く再生出来ないようです。受講前に、必ず、下記のリンクからサンプルコースをご覧頂き、自分のネット環境で快適に UMU が使えるかどうかご確認下さい。ネット環境が充分ではない場合、受講を再考して下さい。
https://m.umu.co/course/?groupId=139938&sKey=f6562086bfa61723d072f0dcdaad1b7a
内容は東郷の自己紹介になっています。お時間があったら是非最後までご覧下さい。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
<授業前>
1.UMU を視聴した上で、その回の講読範囲の本文を読み、疑問点などを明確にしておく。
2.可能な限り、分らないことを自分で調べておく。
<授業後>
1.何度も本文を音読して文章を味わい、同時に単語や表現も覚える。
2.時代背景などについて各自が読書をし、理解を深める。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title

Nineteen Eighty-four
著者
/Author name
George Orwell
出版社
/Publisher
Penguin Books  1989
ISBN
/ISBN
978-0-141-03614-4
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
UMU の完了率 50% 、期末試験 50%

★欠席を5回以上した場合、またはUMU の完了率が60% 以下の場合は、原則として評価の対象としない。
★UMU の完了率を評価の対象とするので、受講生は必ず本名(名簿に記載されている表記)でUMUにアカウント登録したうえで参加すること。 
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
分野の専門性をもった英文マテリアル(資料)を講読、読解できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 イントロダクション 作者ジョージ・オーウェルとその時代背景、そして『1984年』についての解説を行なう。 小説の書き出しのパラグラフから何が読み取れるか、次回までに考えて来る(宿題)
2 講読 と意見交換 p.3 ~ p.8, l.22 事前にUMU にアップされた動画と資料で予習をしておくこと。事後は UMU 上の「質問」に感想や疑問点などを書き込み、出来るだけ他の受講生のコメントにも眼を通して「いいね」をしたり、コメントする。
3 講読 と意見交換 p.8, l.23 ~ p.13, l.20 事前にUMU にアップされた動画と資料で予習をしておくこと。事後は UMU 上の「質問」に感想や疑問点などを書き込み、出来るだけ他の受講生のコメントにも眼を通して「いいね」をしたり、コメントする。
4 講読 と意見交換 p.13, l.21 ~ p.18, l.14 事前にUMU にアップされた動画と資料で予習をしておくこと。事後は UMU 上の「質問」に感想や疑問点などを書き込み、出来るだけ他の受講生のコメントにも眼を通して「いいね」をしたり、コメントする。
5 講読 と意見交換 p.18, l.19 ~ p.23, l.7 事前にUMU にアップされた動画と資料で予習をしておくこと。事後は UMU 上の「質問」に感想や疑問点などを書き込み、出来るだけ他の受講生のコメントにも眼を通して「いいね」をしたり、コメントする。
6 講読 と意見交換 p.23, l.8 ~ p.27, l. 26 事前にUMU にアップされた動画と資料で予習をしておくこと。事後は UMU 上の「質問」に感想や疑問点などを書き込み、出来るだけ他の受講生のコメントにも眼を通して「いいね」をしたり、コメントする。
7 講読 と意見交換 p.27, l.27 ~ p.31, l.9 事前にUMU にアップされた動画と資料で予習をしておくこと。事後は UMU 上の「質問」に感想や疑問点などを書き込み、出来るだけ他の受講生のコメントにも眼を通して「いいね」をしたり、コメントする。
8 講読 と意見交換 p.111 ~ p.115, l.15 事前にUMU にアップされた動画と資料で予習をしておくこと。事後は UMU 上の「質問」に感想や疑問点などを書き込み、出来るだけ他の受講生のコメントにも眼を通して「いいね」をしたり、コメントする。
9 講読 と意見交換 p.115, l.16 ~ p.120, l.22 事前にUMU にアップされた動画と資料で予習をしておくこと。事後は UMU 上の「質問」に感想や疑問点などを書き込み、出来るだけ他の受講生のコメントにも眼を通して「いいね」をしたり、コメントする。
10 講読 と意見交換 p.120, l.23 ~ p.125, l.14 事前にUMU にアップされた動画と資料で予習をしておくこと。事後は UMU 上の「質問」に感想や疑問点などを書き込み、出来るだけ他の受講生のコメントにも眼を通して「いいね」をしたり、コメントする。
11 講読 と意見交換 p.125, l.15 ~ p.131, l.6 事前にUMU にアップされた動画と資料で予習をしておくこと。事後は UMU 上の「質問」に感想や疑問点などを書き込み、出来るだけ他の受講生のコメントにも眼を通して「いいね」をしたり、コメントする。
12 講読 と意見交換 p.131, l.7 ~ p.136, l.30 事前にUMU にアップされた動画と資料で予習をしておくこと。事後は UMU 上の「質問」に感想や疑問点などを書き込み、出来るだけ他の受講生のコメントにも眼を通して「いいね」をしたり、コメントする。
13 講読 と意見交換 p.136, l.31 ~ p.143, l.12 事前にUMU にアップされた動画と資料で予習をしておくこと。事後は UMU 上の「質問」に感想や疑問点などを書き込み、出来るだけ他の受講生のコメントにも眼を通して「いいね」をしたり、コメントする。
14 まとめ/期末試験 春学期に講読した範囲について」のまとめ、および期末試験 事前に春学期の読解範囲全体についてのコメントを考えておく。

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