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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/09/16 現在/As of 2021/09/16

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
翻訳特殊演習/STUDIES IN TRANSLATION
開講所属
/Course Offered by
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN
ターム・学期
/Term・Semester
2021年度/2021 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
火3/Tue 3
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
金井 満

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
金井 満 ドイツ語学科/GERMAN
授業の目的・内容
/Course Objectives
中学・高校で(あるいは大学でも)「訳す」というと、授業で当てられてから口頭でなんとか日本語らしきものにすることと思うだろうが、それは「訳読」という昔からの方法であって、①単語を調べてきたか、②文章の構造を理解したかのチェックが目的であり、「翻訳」とはことなる。翻訳は、この①と②を前提にして、日本語として完成された文章に転換することであって、原文の単語や構造をそのまま日本語に置き換えることではない。そのためには、「どのような情報を伝えようとしているのか」、「なにを言いたいのか」をしっかり理解して、読むひとが誤解の余地なく分かる日本語にすることだ。もちろん専門用語や時事用語は、きちんと調べて訳さなければならない。
この授業では、まずは翻訳とは何かを参考文献の講読により理解し、実際に翻訳をすることで、翻訳理論の理解を深める。またAI翻訳の普及が進んでいる現在、機械翻訳がどのような役をしてくるのか、どのような利点があり、どのような問題点があるのかも考えてみたい。
カリキュラムポリシーにある、言語を用いる地域の歴史・文化・社会を理解するための専門知識を習得した、国際的視野に立つ教養人を育成するためのカリキュラムを編成する。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
前半は参考文献の講読、後半は異なる分野のドイツ語テキストを翻訳し、訳を検討する。その際に場合によっては機械翻訳にかけたものと比較を行い、訳の検討を行いたい。
①感染防止策を取って対面授業を行いながら、②Zoomによりリアルタイムで配信し、③授業録画をオンデマンドでも配信します。三つのうちどの授業形式で受講するかは受講生が自由に選択できます。授業録画は対面やリアルタイムでの参加者も復習に活用することができます。ただし新型コロナウィルス感染状況などにより、対面授業を中止する可能性があります。
教室の収容人数により、受講者制限をかける場合がある。
授業は、予め分担された範囲を担当者がプレゼンテーションし、その内容に関して参加者でディスカッションをすることで進めていく。担当箇所に関するフィードバックは、授業内で行う。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
テキストの内容把握と授業中に行われた議論をまとめる。事前学習は、前回の授業でどのようなことが扱われたかの復習、および次の授業の範囲を把握し、専門用語などを調べておく(一日1時間)。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
Übersetzungstheorien
著者
/Author name
zusammengefasst von Radegundis Stolze
出版社
/Publisher
narr STARTER
ISBN
/ISBN
9783823380290
その他(任意)
/other
Übersetzungsthorienの要約版
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
授業中の分担(50%)と実習の提出状況(50%)。
内容把握の正確さだけではなく、自分の出来る範囲でどの程度真摯に取り組んだかという点を重視して評価する。
関連科目
/Related Subjects
翻訳は、言語に関する知識のみならず、様々な知識を必要とする。そのために学科の概論や各論、全カリの広い範囲の授業を関連する。
備考
/Notes
実習用のテキストは適宜配布する
到達目標
/Learning Goal
ドイツ語翻訳の理論と実践を理解するとともにドイツ語応用力を高め、ドイツ語翻訳ができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 授業の進め方 本学期の授業の進め方についてのガイダンス
2 テキスト講読と内容の把握 第1章の読解と内容理解
3 テキスト講読と内容の把握 第2章の読解と内容理解
4 テキスト講読と内容の把握 第3章の読解と内容理解
5 テキスト講読と内容の把握 第4章の読解と内容理解
6 テキスト講読と内容の把握 第5章の読解と内容理解
7 テキスト講読と内容の把握 第6・7章の読解と内容理解
8 中間まとめ 参考文献の内容についてのまとめ
9 翻訳実習(新聞・雑誌記事) (新聞・雑誌記事)課題の翻訳と訳の検討
10 翻訳実習(政治問題) (政治問題)課題の翻訳と訳の検討
11 翻訳実習(論文) (論文)課題の翻訳と訳の検討
12 翻訳実習(文学) (文学)課題の翻訳と訳の検討
13 翻訳実習(小説) (小説)課題の翻訳と訳の検討
14 まとめ 全体のまとめ

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