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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/09/16 現在/As of 2021/09/16

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
ドイツ語圏の美術 b/AREA STUDIES IN GERMAN FINE ARTS b
開講所属
/Course Offered by
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN
ターム・学期
/Term・Semester
2021年度/2021 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
月3/Mon 3
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
青山 愛香

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
青山 愛香 ドイツ語学科/GERMAN
授業の目的・内容
/Course Objectives
この科目は、獨協大学の3つのポリシーのうち学位授与方針(DP)が示す「能力」、すなわち「人文科学、社会科学、自然科学などの各分野に関する深い教養」、「今後の複雑な国内および国際情勢に対処できる実践的な独立の人格」、「国際的視野に立つ教養人としての素養」を高めるために、教育課程の編成・実施方針(CP)が示す「歴史・文化・社会に関する深い教養に基礎付けられた専門知識を習得した、国際的視野に立つ教養人を育成する」ことを目的に行われるものである。
この講義の目的は、広くヨーロッパ美術の歴史を概観しながら、ドイツ語圏の美術の特質を浮き彫りにすることである。秋学期はウィーン美術史美術館所蔵、ハプスブルク家の皇帝絵画コレクションについて概観する。
ハプスブルク歴代皇帝のコレクションが集められたウィーン美術史美術館は総点数7000点以上に及ぶ絵画を蔵している。またハプスブルク家の栄耀を長く伝える「画廊」や、皇帝ルドルフ二世(1552-1612)のプラハ居城の宝庫を飾っていた美術品を母体とする「彫刻・工芸収集」の他に、美術史美術館中最も古い収集の歴史を持つ「貨幣・メダル収集室」(皇帝マクシミリアン一世[1459-1519]の収集をおさめる)、皇帝フランツ二世(1768-1835)の時代に盛んな収集活動が展開された「古代美術収集」および「エジプト美術収集」があり、これにさらにホーフブルクの中にある「楽器収集」、その他が加わる。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
授業はオンデマンド配信の講義形式である。受講者は講師の話を理解し、ノートにまとめることが求められる。また授業内で出される小課題レポートをmanabaに提出することが求められる。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
毎回指定された作品について事前に調べること。授業後に、自分が調べた内容と授業で聞いた内容を合わせて800字以内のコメントペーパーを作成し、manabaに提出する。参考書は授業中に適宜指示する。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
『ウィーン美術史美術館展(国立西洋美術館 展覧会カタログ)』 1984年
著者
/Author name
出版社
/Publisher
印象社
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
Sammellust. Die Galerie Erzherzog Leopold Wilhelms (ウィーン美術史美術館 展覧会カタログ) 2014年
著者
/Author name
Hrsg. von Sabine Haag
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
978-3-99020-071-1
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
学期末課題レポート80%、授業内で課される小課題20%として評価を行う。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
ドイツ語圏の美術に関する専門的な知識、分野特有の思考・研究方法を発展的に習得し、分析を行い見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ハプスブルク家のコレクションの歴史(概観) ウィーン美術史美術館の紹介。 課題を把握し、授業の準備に備えて調べる。
2 大公フェルディナント二世(1529-1595)の収集品 作品解説。個別の作品ならびにその時代背景を理解する。
事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
3 ①大公の肖像画収集 作品解説。個別の作品ならびにその時代背景を理解する。 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
4 ②アンブラス城の「オーストリア史の肖像画廊」 作品解説。個別の作品ならびにその時代背景を理解する。 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
5 皇帝ルドルフ二世(1552-1612)の収集品 作品解説。個別の作品ならびにその時代背景を理解する。 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
6 ①ブリューゲルの「季節画」連作 作品解説。個別の作品ならびにその時代背景を理解する。 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
7 ②デューラーならびにドイツ絵画コレクション 作品解説。個別の作品ならびにその時代背景を理解する。 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
8 ③デューラーの《ローゼンクランツ祭壇画》 作品解説。個別の作品ならびにその時代背景を理解する。 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
9 ④コレッジョの《イオ》と《ガニュメデス》 作品解説。個別の作品ならびにその時代背景を理解する。 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
10 皇帝のイタリア絵画コレクション 作品解説。個別の作品ならびにその時代背景を理解する。 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
11 大公レオポルト・ヴィルヘルム(1614-1662)の収集品 作品解説。個別の作品ならびにその時代背景を理解する。 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
12 ①大公のルーベンスコレクション 作品解説。個別の作品ならびにその時代背景を理解する。 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
13 ②大公のイタリア絵画コレクション 作品解説。個別の作品ならびにその時代背景を理解する。 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
14 総括 授業の総括をおこなう。 これまで作成したコメントペーパーをまとめながら、レポートの作成を行う。

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