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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/03/19 現在/As of 2020/03/19

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
民法演習/SEMINAR ON CIVIL LAW
時間割コード
/Course Code
24701
開講所属
/Course Offered by
大学院/
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
金3/Fri 3
開講区分
/semester offered
通年/Yearlong
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
小野 秀誠
科目区分
/Course Group
大学院科目 演習科目

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
小野 秀誠 法律学科/LAW
授業の目的・内容
/Course Objectives
民事法学上の著名な概念の発見について、発見者の人と業績を通じて検討する。民法上の概念には、時間的に、ローマ法に遡るもののほか、中世法起原のもの、カノン法の影響をうけたものなど、多様なものがある。また、その場所的な起源も多様であり、大陸法の概念から英米法に出自があるとされるものまである。さらに、比較的新しく、特定の提唱者に結びつけられた概念もある。
演習では、このうち比較的新しい概念を、とくに私法に大きな影響を与えた法学者の事跡とともに検討することによって、私法上の概念を沿革的に基礎づけるものである。法学上の概念は、それが提唱された時代や人と密接不可分であり、その特徴も提唱者とともに検討することによって、より明確になる。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
受講生の予習してきたことに基づき、議論し、問題点と解決を探る。ゼミナール形式で行うので、毎回、報告と発言が必要である。毎回主要な概念を検討する。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
毎回、教材を予習、翻訳し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
Deutsche und Europäische Juristen aus neun Jahrhunderten
著者
/Author name
Kleinheyer und Schröder
出版社
/Publisher
UTB
UTB
UTB Mueller
ISBN
/ISBN
1996
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
法学上の発見と民法
著者
/Author name
小野秀誠
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
2016
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
ドイツ法学と法実務家
著者
/Author name
小野秀誠
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
2017
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
毎回の報告および授業の際の応答による。5割ずつを目安とする。
備考
/Notes
テキスト・参考文献:
Kleinheyer und Schröder, Deutsche und Europäische Juristen aus neun Jahrhunderten, 1996.
小野秀誠・法学上の発見と民法、2016年。同・ドイツ法学と法実務家、2017年
到達目標
/Learning Goal
民法の分野における特定の研究課題に関する日本語及び外国語の学術文献又は関連資料等の内容を精確に理解し、それらを論理的に整理・分析するとともに、当該内容に関連して学術的に高度な議論を展開できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 テキストの翻訳と検討
民法総則の概念1
代理 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
2 民法総則の概念2 代理と委任の相違 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
3 民法総則の概念3 二重効 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
4 民法総則の概念4 請求権 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
5 民法総則の概念5 形成権 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
6 物権法の概念1 物権と債権の峻別 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
7 物権法の概念2 物権行為の独自性 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
8 物権法の概念3 物権行為の無因性 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
9 物権法の概念4 物権行為全般 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
10 物権法の概念5 意思主義と形式主義 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
11 物権法の概念6 対抗要件主義との関係 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
12 物権法の概念7 所有権の多様性 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
13 物権法の概念8 法定の担保物権 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
14 物権法の概念9 約定の担保物権 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
15 物権法の概念10 担保物権の多様性 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
16 債権法の概念1 行為基礎論 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
17 債権法の概念2 行為基礎論の判例 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
18 債権法の概念3 前提論 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
19 債権法の概念4 事情変更の原則 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
20 債権法の概念5 契約締結上の過失 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
21 債権法の概念6 事実的契約関係 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
22 債権法の概念7 契約法の再構成 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
23 債権法の概念8 積極的契約侵害 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
24 債権法の概念9 無限定の解釈
毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
25 債権法の概念10 不当利得の類型論 ウィルブルク 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
26 債権法の概念11 不当利得の類型論 ケメラー
毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
27 債権法の概念12 不法行為の特質 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。
28 債権法の概念13 不法行為の再構成 毎回、教材を予習し、メモを作成したうえで授業で報告。応答を踏まえたレポートを作成し、提出してもらう。

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