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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/03/19 現在/As of 2020/03/19 |
開講科目名 /Course |
統計特殊研究(応用統計学)/STATISTICS(APPLIED STATISTICS) |
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時間割コード /Course Code |
24591 |
開講所属 /Course Offered by |
大学院/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2020年度/2020 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木2/Thu 2 |
開講区分 /semester offered |
通年/Yearlong |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
樋田 勉 |
科目区分 /Course Group |
大学院科目 講義科目 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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樋田 勉 | 国際環境経済学科/ECONOMICS ON SUSTAINABILITY |
授業の目的・内容 /Course Objectives |
この講義では,統計調査法に焦点を当てる。統計分析の対象となる統計データは,多くの場合,統計調査によって母集団から抽出された標本である。統計データを適切に分析するためには,統計調査の方法と,調査方法を考慮した統計分析の方法を理解する必要がある。この講義では,標本調査法の理論をSampling Techniquesの輪読により理解したのちに,調査方法を考慮したデータの分析方法や欠損データの処理方法などをComplex Surveysの輪読により修得する。 |
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授業の形式・方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
学部レベルの統計学の知識を前提とする。 講義はテキストの輪読と受講生による発表・討議によって行う。 |
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事前・事後学修の内容 /Before After Study |
毎回の授業に対して予習・復習が必要である。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
講義への貢献・発表(50%) | ||||||||||
備考 /Notes |
Cochran (1977), Sampling Techniques, Wiley. Lumley (2010), Complex Surveys, Wiley. Särndal, Swensson, and Wretman (1993), Model Assisted Survey Sampling, Springer. その他,必要に応じて配布,指示します。 |
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到達目標 /Learning Goal |
統計学についての博士レベルの知識を修得し,実社会の様々なデータを精密に分析できるようにする. |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前・事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | オリエンテーション |
授業の内容について,標本調査法の概要について議論する。 |
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2 | 標本調査法の基礎(1) |
標本調査の基礎,母集団と標本,標本抽出について議論する。 |
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3 | 標本調査法の基礎(2) |
母集団特性値の推定と誤差評価について議論する。 |
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4 | 標本調査法の基礎(3) |
単純無作為抽出について議論する。 |
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5 | 標本調査法の基礎(4) |
部分母集団の推定について議論する。 |
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6 | 標本調査法の基礎(5) |
比の推定について議論する。 |
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7 | 標本調査法の基礎(6) |
サンプルサイズの決定について議論する。 |
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8 | 標本調査法の基礎(7) |
確率比例抽出について議論する。 |
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9 | 層化無作為抽出法(1) |
層化無作為抽出の考え方について議論する。 |
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10 | 層化無作為抽出法(2) |
層化無作為抽出におけるサンプルサイズの配分について議論する。 |
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11 | 層化無作為抽出法(3) |
層化無作為抽出におけるサンプルサイズの配分について議論する。 |
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12 | 補助変数の基本的な利用方法(1) |
比推定の考え方と補助変数の利用について議論する。 |
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13 | 補助変数の基本的な利用方法(2) |
回帰推定の考え方と補助変数の利用について議論する。 |
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14 | 春学期のまとめ | 春学期のまとめ | |
15 | 多段抽出(1) |
クラスタ抽出について議論する。 |
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16 | 多段抽出(2) |
多段抽出の考え方について議論する。 |
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17 | 多段抽出(3) |
多段抽出における推定と応用について議論する。 |
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18 | 二重抽出(1) |
二重抽出の考え方について議論する。 |
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19 | 二重抽出(2) |
二重抽出における推定について議論する。 |
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20 | 標本抽出法における誤差 |
標本誤差・非標本誤差について議論する。 |
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21 | 補助変数の発展的な利用(1) |
事後層化推定について議論する。 |
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22 | 補助変数の発展的な利用(2) |
カリブレーション・レーキングについて議論する。 |
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23 | 推定精度の評価(1) |
一般的なリサンプリング法について議論する。 |
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24 | 推定精度の評価(2) |
標本調査におけるリサンプリング法について議論する。 |
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25 | 調査データの分析方法(1) |
調査データにおけるクロス集計について議論する。 |
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26 | 調査データの分析方法(2) |
調査データにおける回帰分析について議論する。 |
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27 | 調査データにおける欠測の処理 |
欠測データの処理方法について議論する。 |
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28 | まとめ | まとめ |