シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/03/19 現在/As of 2020/03/19

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
外国語教授論Ⅱ/METHODOLOGY OF FOREIGN LANGUAGE TEACHING II
時間割コード
/Course Code
24374
開講所属
/Course Offered by
大学院/
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
火3/Tue 3
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
羽山 恵
科目区分
/Course Group
大学院科目 共通科目

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
羽山 恵 英語学科/ENGLISH
授業の目的・内容
/Course Objectives
英語教育の実践的方法論を、議論・演習を通して学ぶ。議論においては、第二言語習得研究(SLA: second language acquisition)分野で提唱されている理論を参照する。それらと、日本における英語教育で行われている実践との接点を意識し、あらゆる言語教育実践が習得理論と関連するべきだという認識を共有したい。
加えて、授業内では受講生が言語教育方法の実践を行い、担当教員および他の受講者からフィードバックを受け、技術を磨くことも、本授業の重要な目的である。
授業は一つのテーマにつき3回分を費やす。
1回目:担当教員からの講義、全員での議論
2回目:受講生による模擬授業の実施
3回目:受講生による修正版の模擬授業の実施
  
目標言語は、英語を想定している。また対象となる学習者についても、幼児、小学生、中学生、高校生、大学生、大人まで、幅広く対応する。可能な限り、受講生が将来就きたいと希望している英語教授状況に合わせた内容にする。その点について、初回ガイダンスで応相談。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
演習を中心とし、受講生が模擬授業を行う活動に多くの時間を割く。
一方で、一つのテーマに基づいた3回の授業の初回ではSLA理論を参照し、習得過程を考慮した授業案を考えてもらうことが重要である。従って、基本的かつよく知られているSLA理論を知るため、SLA研究の概論書などを適宜参考にする。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
事前には、日本の英語教育の課題とその解決案について熟考し、独創的・効果的な指導方法を考え、実施の準備をすること。
事後は、授業内で与えられたフィードバックを受け、再考を重ねること。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
「学ぶ・教える・考える」ための実践的英語科教育法
著者
/Author name
酒井英樹・廣森友人・吉田達弘
出版社/URL
/Publisher
大修館書店
ISBN
/ISBN
2018
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
議論への積極的な参加、貢献度 10点
議論の論理性 10点
課題への取り組みの熱心さ 20点
教授実践の創意工夫 20点
教授実践の洗練さ 20点
理論と実践の関連度 20点
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
英語教育の実践的方法論を理解し、議論できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス シラバスの構成を説明する。 SLA理論を学ぶための(複数の)書籍を探しておく。
2 新出文法事項の導入(1):習得理論の理解 L2文法習得における、「順序」について学ぶ。 指定されたSLA理論について、事前に書籍等を読み理解するよう努めてくる。
3 新出文法事項の導入(2):模擬授業 受講生が指定されたトピックに従い模擬授業を行い、教員および他の受講生からフィードバックを受ける。 模擬授業を行えるよう、事前に準備してくる。
4 新出文法事項の導入(3):修正版模擬授業 前回の模擬授業で受けたフィードバックをもとに授業案を再考し、再び模擬授業を行う。 前回の授業を踏まえ、再度模擬授業を行えるよう、事前に準備してくる。
5 単語の導入、練習、テスト(1):習得理論の理解 L2語彙習得における「学習方法」について学ぶ。 指定されたSLA理論について、事前に書籍等を読み理解するよう努めてくる。
6 単語の導入、練習、テスト(2):模擬授業 受講生が指定されたトピックに従い模擬授業を行い、教員および他の受講生からフィードバックを受ける。 模擬授業を行えるよう、事前に準備してくる。
7 単語の導入、練習、テスト(3):修正版模擬授業 前回の模擬授業で受けたフィードバックをもとに授業案を再考し、再び模擬授業を行う。 前回の授業を踏まえ、再度模擬授業を行えるよう、事前に準備してくる。
8 複数技能統合の指導(1):習得理論の理解 4技能(5領域)それぞれの特性と関連性について学ぶ。 指定されたSLA理論について、事前に書籍等を読み理解するよう努めてくる。
9 複数技能統合の指導(2):模擬授業 受講生が指定されたトピックに従い模擬授業を行い、教員および他の受講生からフィードバックを受ける。 模擬授業を行えるよう、事前に準備してくる。
10 複数技能統合の指導(3):修正版模擬授業 前回の模擬授業で受けたフィードバックをもとに授業案を再考し、再び模擬授業を行う。 前回の授業を踏まえ、再度模擬授業を行えるよう、事前に準備してくる。
11 パフィーマンス評価(1):習得理論の理解 評価の種類、特にパフォーマンス評価について学ぶ。 指定されたSLA理論について、事前に書籍等を読み理解するよう努めてくる。
12 パフィーマンス評価(2):模擬授業 受講生が指定されたトピックに従い模擬授業を行い、教員および他の受講生からフィードバックを受ける。 模擬授業を行えるよう、事前に準備してくる。
13 パフィーマンス評価(3):修正版模擬授業 前回の模擬授業で受けたフィードバックをもとに授業案を再考し、再び模擬授業を行う。 前回の授業を踏まえ、再度模擬授業を行えるよう、事前に準備してくる。
14 SLA研究と英語教育実践の融合 「習得」と「教授」の関係について議論を行い、まとめにかえる。 学習者の習得を促す教授方法について、考慮を重ねる。

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