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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/03/19 現在/As of 2020/03/19 |
開講科目名 /Course |
マルチメディア論研究(情報教育学)/MULTIMEDIA SYSTEM(INFORMATION TECHNOLOGY AND EDUCATION) |
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時間割コード /Course Code |
22905 |
開講所属 /Course Offered by |
大学院/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2020年度/2020 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水3/Wed 3 |
開講区分 /semester offered |
通年/Yearlong |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
永岡 慶三 |
科目区分 /Course Group |
大学院科目 講義科目 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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永岡 慶三 | 経営学科/MANAGEMENT |
授業の目的・内容 /Course Objectives |
本授業では,授業中にも論理思考パズルを随時取り入れる予定です.これは重要なことで,パズルを考えることで履修者の皆さんの頭脳を活性化します.授業内容についても,履修者の専門や要望を参考に話合・調整し,実質的に有効な授業となるように柔軟に対応する用意があります. さて,次の問題を考えてみてください. 1)「みかん収穫量で一位の都道府県別は?」 2)「ニュートンの運動方程式を説明してください」 3)「あるホームレスの人に千円札と五百円玉を見せて,どちらかをどうぞと言うと,五百円玉を取るという.なぜそうするのでしょうか?」 上の三つの問題には正解があります.が,解答するのに要する知識の種類は異なることにお気づきでしょう. 1)は事実的知識(教科書的知識)が,2)は体系的知識が,3)は実社会的知識がそれぞれ必要です.そして,それぞれの知識についての学習目的・方法・有効性も違います.これまでの学校教育では,1)の教科書的知識だけが扱われていたとよく言われています. 人間の学習に関する考え方を表す学習理論には発展順に,行動主義的学習理論,認知主義的学習理論,社会構成主義的学習理論があります(その他諸説ありますが,ここではこれらを採用します).そしてそれらの教育・学習を支援するテクノロジーもいろいろな考え方に基づき,これまで多様な開発・実践が行われてきました. 本授業では,テクノロジー活用の教育・学習を支援する目的や方法を,「教育工学あるいは情報教育学」の観点から扱います.全体の概略を講義形式で紹介します.そうした既存の知識を学習すると同時に,この領域の今後のあり方について履修者各自が独自の意見を持てるようになることを目標に,参加討論型の授業の実施を考えています. |
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授業の形式・方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
「授業の目的・内容」に既に書きましたが,基本的事項は講義形式で行いますが,参加討論型の形式も取り入れて行きます.授業が講義形式で行われている場合でも参加討論型でも行われている場合,授業中の発言を重視します.正誤にとらわれて発言しない態度は実社会では通用しません.こちらの出題や問いかけに回答すること以外にも随時質問・意見・感想を大いに期待します.発言少なき場合は,単位取得できません. | ||||||||||
事前・事後学修の内容 /Before After Study |
事前学修:専門の書籍あるいは文献により,情報教育学の基礎を学修します. 事後学修:情報教育学の実践的応用事例について学修します. |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
授業での参加討論の姿勢・内容,質疑応答への参加の度合(出題・問いかけへの質問・回答の回数,質問・意見・感想の表明回数およびその内容の質)50%,期末試験(または期末レポート)50%. なお出席点については,授業回数の70%以上の出席を必須の目安とします |
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備考 /Notes |
特になし | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
マルチメディアについての修士レベルの知識を修得し,実際にマルチメディアシステムを開発できるようにする. |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前・事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 春学期 1. ガイダンス |
春学期の授業ガイダンスを行います | |
2 | 2. 教育工学という学術・研究領域,定義 | 教育工学という学術・研究領域,定義について講義形式で紹介します. | |
3 | 3. 教育工学の歴史1 | 教育工学の歴史1の講義と質疑. | |
4 | 4. 教育工学の歴史2 | 教育工学の歴史2の講義と質疑. | |
5 | 5. 討議1 | 2〜4回の授業内容について討議 | |
6 | 6. 「教授」概念の変遷1 | 「教授」概念の変遷1の講義と質疑 | |
7 | 7. 「教授」概念の変遷2 | 「教授」概念の変遷2の講義と質疑 | |
8 | 8. 討議2 | 6〜7回の授業内容について討議 | |
9 | 9. 「学習」概念の変遷1 | 「学習」概念の変遷1の講義と質疑 | |
10 | 10. 「学習」概念の変遷2 | 「学習」概念の変遷2の講義と質疑 | |
11 | 11. 討議3 | 9〜10回の授業内容について討議 | |
12 | 12. 教育・学習支援システム1 | 教育・学習支援システム1の講義と質疑 | |
13 | 13. 教育・学習支援システム2,討議4 | 教育・学習支援システム2の講義と質疑.および12〜13回の授業内容について討議 | |
14 | 14. 確認テストと講評1 | 確認テストと講評1 | |
15 | 秋学期 1. ガイダンス |
秋学期の授業ガイダンスを行います | |
16 | 2. 遠隔教育・eラーニング1,概論 | 遠隔教育・eラーニング1,概論の講義と質疑 | |
17 | 3. 遠隔教育・eラーニング2,歴史 | 遠隔教育・eラーニング2,歴史の講義と質疑 | |
18 | 4. 遠隔教育・eラーニング3,MOOC | 遠隔教育・eラーニング3,MOOCの講義と質疑 | |
19 | 5. 遠隔教育・eラーニング4,早稲田大学eスクールの事例 | 遠隔教育・eラーニング4,早稲田大学eスクールの事例の講義と質疑 | |
20 | 6. 討議1 | 16〜19回の授業内容について討議 | |
21 | 7. eテスティング1,概論・歴史 | eテスティング1,概論・歴史の講義と質疑 | |
22 | 8. eテスティング2,理論 | eテスティング2,理論の講義と質疑 | |
23 | 9. eテスティング3,英語検定等事例 | eテスティング3,事例紹介の講義と質疑 | |
24 | 10. 討議2 | 21〜23回の授業内容について討議 | |
25 | 11. 教育工学におけるデータ解析 | 教育工学におけるデータ解析の講義と質疑 | |
26 | 12. 教育工学におけるメディア | 教育工学におけるメディアの講義と質疑 | |
27 | 13. 教育工学における | 25〜26回の授業内容について討議 | |
28 | 14. 確認テストと講評2 | 確認テストと講評2 |