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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/03/19 現在/As of 2020/03/19

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
会計研究(社会会計論)/ACCOUNTING(SOCIAL ACCOUNTING)
時間割コード
/Course Code
21939
開講所属
/Course Offered by
大学院/
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
木5/Thu 5
開講区分
/semester offered
通年/Yearlong
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
大坪 史治
科目区分
/Course Group
大学院科目 講義科目

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
大坪 史治 経営学科/MANAGEMENT
授業の目的・内容
/Course Objectives
本講義では、最新のデータや資料を用いて正確なトレンドを把握することを意識している。また、海外の文献を含め、しっかりと先行研究の文献レビューができるように訓練を重ねていく。特に社会会計領域で近年盛んに行われている実証研究の文献を多く取り扱う。
春学期は、CSRやサステナビリティに関わる非財務関連の情報ディスクロージャーをテーマに国際動向と理論を並行して講義する。IIRC統合報告、GRIスタンダードや非財務情報の開示プレッシャーなど最新のテーマを踏まえながら議論する。
秋学期は、プライベートエリアでの環境関連コスト、環境パフォーマンス、並びに財務パフォーマンスの関連性について内部コントロールの視点から講義する。特に業種特性について強く意識しながら議論したい。
なお、履修者の問題意識や研究論文のテーマに応じて、授業計画を変更する場合もある。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
事前に提示した課題をもとにした議論および発表
事前・事後学修の内容
/Before After Study
事前に指定する参考資料を熟読し、内容を理解しておくこと。また講義で触れた内容について整理をおこない、その周辺の資料も集め体系化を図ること。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
講義ノート
著者
/Author name
湯田雅夫,大坪史治
出版社
/Publisher
藤印
ISBN
/ISBN
2017
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
GRI Standards, GRI paper.
著者
/Author name
Global Reporting Initiative
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
2016
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
The International <IR>  Framework, IIRC Paper.
著者
/Author name
International Integrated Reporting Committee
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
2013
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
講義への参加姿勢(30%)課題提出(70%)により評価する。
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
会計学についての修士レベルの知識を修得し,会計に関連する諸問題を分析できるようにする.

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 オリエンテーション 研究方法のガイダンス
2 社会会計の研究方法 社会会計の特徴とその研究方法を理解する
3 社会会計の歴史的展開と論点整理 社会会計研究の歴史的論点を理解する
4 CSR概論 CSRについて多様な捉え方を理解する
5 CSR経営と企業価値 CSR経営と企業価値の相関性について議論する
6 CSR会計の理論 CSR経営と会計の接点を理解する
7 CSR会計の企業実践例 日本企業を中心とした実践例と類型を理解する
8 財務情報と非財務情報(IR情報、ESG情報) 財務的持分関係者からみた非財務情報について議論する
9 財務情報と非財務情報(マルチステイクホルダー情報) 多様なステイクホルダーのニーズと期待を理解する
10 財務情報と非財務情報(企業実践) 開示される非財務情報を概観する
11 自然資本概念と会計 自然資本概念を複数の文献により理解する
12 実証研究の国際的動向と実証研究の方法 実証研究を巡る国際的動向について理解する
13 先行研究(実証研究)レビュー(CSRと企業価値) CSRと企業価値をテーマにした実証研究のレビューを行う
14 先行研究(実証研究)レビュー(各種情報ディスクロージャー理論) 情報ディスクロージャーをテーマにした実証研究のレビューを行う
15 先行研究(実証研究)レビュー(テキストマイニングによる内容分析) 環境パフォーマンスと企業価値をテーマにした実証研究のレビューを行う
16 環境会計の類型 環境会計の類型について文献を紹介する
17 二つの環境マネジメント 環境マネジメントの目的から二つの基本的考え方と理解する
18 環境パフォーマンスと環境関連コスト 環境パフォーマンスと環境関連コストの関係を理解する
19 業種別にみる環境パフォーマンスと環境関連コスト 業種や生産形態により環境パフォーマンスやコスト構造が異なることを理解する
20 環境パフォーマンスの統合評価法 統合評価法の種類とそれぞれの特徴を理解する
21 Eco-Efficiency会計 Eco-Efficiency会計の概要を理解する
22 経済性と環境性の意思決定 経済性と環境性の意思決定についての様々な手法を紹介する
23 経済性と環境性の分析と評価(フロー原価計算) 原価計算とフロー原価計算の基本的理解
24 経済性と環境性の分析と評価(ABC) 環境に特化したABCについて理解する
25 先行研究(国際動向)レビュー 主要ジャーナルから研究トレンドを紹介する
26 先行研究(理論研究)レビュー 先行研究から理論研究の方法を理解する
27 先行研究(実証研究)レビュー(環境パフォーマンス分析) 環境パフォーマンス分析をテーマにした実証研究のレビューを行う
28 先行研究(実証研究)レビュー(環境マネジメントコントロール) 環境マネジメントコントロールをテーマにした実証研究のレビューを行う

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