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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/03/19 現在/As of 2020/03/19

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
経営研究(企業論)/MANAGEMENT(AFFAIRS OF THE FIRM)
時間割コード
/Course Code
21933
開講所属
/Course Offered by
大学院/
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/2020 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
月2/Mon 2
開講区分
/semester offered
通年/Yearlong
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
平井 岳哉
科目区分
/Course Group
大学院科目 講義科目

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
平井 岳哉 経営学科/MANAGEMENT
授業の目的・内容
/Course Objectives
現在、日本企業は、過去の高度経済成長時に導入・実施してきた諸制度の全面的変革に迫られており、激動の時期を迎えている。一方で、毎日、われわれが接する企業情報は断片的・表層的なものが多く、体系的な知識構築には結びついていないのが実情である。
以上の認識のもと、本講義では、日本企業のもつ多面的な性格の包括的な理解を目的とする。授業計画の構成は、学部の講義(企業論)と基本的に同様の内容であるものの、大学院が学部のアドバンス的位置づけであることから、本講義では、各項目に関係する著書・論文などを読み、背景にある理論・フレームワーク・考え方の理解に主眼を置く。
課題文献を事前に配布し、毎週、レポート作成と講義時での提出を義務づけるものとする。
授業の形式・方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
各回、人事諸制度などの概要と理論的背景を実際の企業事例をあげながら詳細に説明し、履修者の理解を深める。話し合いの時間を随時設けるつもりなので、各制度等のもたらす便益や弊害を自分たちから発見・考察する積極的な授業参画意識を履修者にはもってほしい。
事前・事後学修の内容
/Before After Study
履修者の勉学に資する文献を提示するので、事前・事後において学習ノートの作成を行ってほしい。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
備考欄参照
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/サイト名
/Title
リーディングス 日本の企業システム 第2期(全5巻)
著者
/Author name
伊丹敬之・藤本隆宏・岡崎哲二・伊藤秀史・沼上幹編
出版社/URL
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
2005
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/サイト名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
毎週の講義での貢献を50%、提示された事前・事後の学習ノートを50%として成績評価を行う。
備考
/Notes
テキスト・参考文献:受講者の希望等を勘案して詳細を決定する。参考文献は、以下の通りである。
○伊丹敬之・藤本隆宏・岡崎哲二・伊藤秀史・沼上幹編『リーディングス 日本の企業システム 第2期』(全5巻)有斐閣 2005~2006年(第1巻・組織とコーディネーション、第2巻・企業とガバナンス、第3巻・戦略とイノベーション、第4巻・組織能力・知識・人材、第5巻・企業と環境組織)
到達目標
/Learning Goal
経営学についての修士レベルの知識を修得し,経営に関連する諸問題を分析できるようにする.

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前・事後学修の内容
/Before After Study
1 企業と生活
我々の生活・人生にとって企業はどのような位置づけとなっているかなど、企業と我々の関わり合いを理解できるようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
2 終身雇用
雇用制度のうち、近年変容が著しい終身雇用制度についてその特徴や今後の動向などを理解できるようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
3 正規・非正規雇用 非正規雇用の増加を踏まえて、企業の目的や就労者から見た非正規雇用の利点・問題点などを理解できるようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
4 高齢者雇用 定年退職および高齢者雇用の現状と今後の動向を理解できるようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
5 女性雇用  女性雇用の現状と今後の動向を理解できるようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
6 年功賃金 給与制度の基本的仕組みをなしている年功賃金制について現状と今後の動向を理解できるようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
7 報酬制度 給与制度における基本給(年功給)以外の項目(業績給、各種手当てなど)の内容などを理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
8 福利厚生 日本企業において手厚いとされる福利厚生の概要と今後の動向について理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
9 人事異動 採用後、勤労者が経験する人事異動について概要と目的を理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
10 昇進 縦の移動にあたる昇進について概要と今後の動向を理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
11 キャリアツリー 昇進には、企業にとって人材の選抜の意味がある。昇進・選抜における企業の狙いなどを理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
12 採用 新卒・中途を含めた人材採用の概要と今後の動向を理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
13 人事評価・教育研修 人事異動や昇進にあたっては人事評価が不可欠であり、教育研修も必要となってくる。この2つの制度の概要と今後の動向を理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
14 労働時間・休暇制度 就労における労働時間と休暇制度の概要と今後の動向を理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
15 労働組合 企業別労働組合の概要と今後の動向を理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
16 トップマネジメント 取締役以上をトップマネジメント(経営者)と見なして、特徴と今後の動向を理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
17 専門経営者と家族経営者 専門経営者と家族経営者のそれぞれの特徴を理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
18 家族企業 企業の中には家族企業と呼ばれるものがある。この家族企業の特徴を理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
19 コーポレートガバナンス①概観 日本企業における企業統治の仕組みと動向を理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
20 コーポレートガバナンス②日米比較 アメリカの企業統治と比較することで、日本の企業統治の理解を深めるようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
21 企業グループ 多くの会社は、子会社(グループ会社)を持っており、子会社設立の目的を理解するようにする。
各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
22 中小企業 世の中の企業の大半は、中小企業である。中小企業の特徴を理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
23 ベンチャー企業 いつの時代も、生まれたての企業が存在する。ベンチャー企業の特徴を理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
24 企業の社会的責任 企業は近年、社会的責任の観点から貢献活動を行っている。企業の社会貢献について理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
25 企業リスク 企業は、社会の中で活動するが故に様々なリスクに直面する。この企業リスクについて理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
26 企業と政府 企業活動では、政府・自治体と常に関わりがある。政府・自治体等の公共部門が企業活動に果たしている役割などを理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
27 持株会社 持株会社(親会社)を活用した企業再編のあり方を理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。
28 業界再編 近年、様々な業界(産業)で変容が見られている。主要な産業における変化の概要と今後の動向を理解するようにする。 各回の授業内容に関連する参考文献、経済雑誌、新聞等の該当箇所を読んでおく。

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